スーツの私 と 本のタイトル
昨日もサッカーを見ずにすごしました。
今日の面接の準備にあけくれていました。
面接が順調に終わったので、
気分よかった私は、大学に帰る前に、
渋谷のBOOK1st に寄りました。
古典の戯曲でも読もうと、
ニール=サイモン やら、
アーサー=ミラー やら、
モリエール やらを買おうとしたのですが、
それ系は、ニール=サイモンの全集しかなく断念。
今度、新宿南口の紀伊国屋まで行きます。
演劇関係エリアにいた私。
鴻上尚司が、新しい本をたくさんだしているのを発見。
3,4冊ありました。
ドンキホーテシリーズは、SPA!で連載を読んでるから買わず、
孤独の本、も暗そうだからやめました。
「ヘルメットをかぶった君に会いたい」
というタイトルがあり、
これは小説です!
とでかでか書いてありましたが、
中を見ると、鴻上の自伝っぽいので買うことにしました。
あと、1冊、買いました。
「俳優になりたいあなたへ」
別に、これを読んだから
プロの俳優になれる!
とは思っていませんが、
いろんな業界予備知識がつくだろうし、
うちの劇団の役者たちにアドバイスできたら
という気持ちで買うことにしました。
2冊持って、レジ向かう私。
ふと、買う本に目を落とす。
目に入ってくるのは、
「俳優になりたいあなたへ」
そして、レジいるおねぇさんを見ました。
よくみると、すごいタイトルです。
「うまく人と話せる方法」とかの類の本に匹敵します。
それに、就活帰りですから、当然、私はスーツ姿。
最近、おでこの広がりが少し気になってきましたが、
普段着を着ているときは、
見た目は、実年齢より若い!
と自負しています。
でも、さすがに、スーツを着たら
そこら辺のおっさんの仲間入りをするわけで・・・・
この姿で、この本を買ったら、
レジのおねぇさんに、
「営業の合間に本屋で、これを買うのね。この人。
これを読んだら俳優になれると思っているのね。
社会の疲れたのかしら。まぁ私は本屋のレジで、
堅実に稼ぐわ!」
と思われるんじゃないか!
とか思いつつ、躊躇。
けれど、私は、unit-IFの代表。
働きながらでも、質の高い舞台を作れる!作ろう!
という劇団の代表なわけで、
そんなことで躊躇するわけにもいかず、
一瞬したけど・・・・・
レジに向かいました。
「俳優になりたいあなたへ」
とても分かりやすい題名ですが、
やっぱ、すごいタイトルです。
就活の時の電車の中では、
必ず、この本をカバーをかけずに読みたい!
そう思った梅雨の一日。
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