換気扇屋、再び!
イタリアが勝ったのに寝ていた日
北の国がまたテポドンを打った日
僕は、再び、
換気扇を取り付けた。
今度は、マウスたちに過重力をかけている部屋に、
換気扇を
つけた。
まずは、アルミ板に換気扇をつけるための穴を開ける。
アルミの板は、
硬かった。
ドリルがきしみ音を立てながら、穴をあける。
換気扇
天井に装着。
その外観は、
夜空に光る月のように輝いていた。
次の難題は、換気扇のレベル調節器
市販の調節器の値段は、
高かった。
先生は頭を横に振る。
安いの買うしかない。
ハンダで作るキットを600円で買う。
送料の方が
高かった。
慣れない回路図
知らない電気の知識
そして、
ハンダゴテ、
熱い。
幸運にも隣の研究室は、工作系!
隣の研究室に多くの協力を得た。
かすかに、
友情が
深まった。
危ない箇所は、
後輩にやらせた。
かすかに
溝が
深まった。
調節器完成。
苦手なことを克服。
感無量。
仕上げは、コードを部屋に這わせて終わり。
これで、やっと実験再開。
においがきつい
だから、換気扇をつける
その理由だけで、
半年止まっていた大型遠心機は、
また、明日から動き出す。
就職が決まった僕の研究も、
また、明日から本格的に再開する。
がんばれ、イタリア!
そして、いまこそ、
経済制裁。
注:なるべくなら、地上の星を聞きながら読んでください。
(最後に言うことじゃない・・・・)
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コメント
やっぱりそうだったかぁ。
異様にゴロとテンポがよいとおもった。
やられた(>_<)
投稿: もこ | 2006年7月 6日 (木) 13時49分