「マッチ売りの少女たちに」
劇団虚数企画 の 公演
「マッチ売りの少女たちに」
を土曜日に観に行きました。
劇団虚数企画 は、
直接のつながりはないけれど(一度廃部しているので)
高校の演劇部の後輩が主宰をしている劇団です。
うちの公演にチラシを折り込んでいただいたのですが、
その時は、後輩のだと知らず、あとで知りました。
というわけで、どんな作品か全然しらず行きましたが、
かなり満足でした。
パンフの演出の言葉に、
「ぱくり」を正当化するくだりがあり、
僕も昔、似たようなことを書いたことがあったので、
なんだか驚きました。
舞台美術が素敵。
白い布を使って、裏表から色を当てて、綺麗に作る照明
は、次回以降、自分の舞台でやっていこうと思っていたことなので、
とても参考になりました。あと、影の使い方も。
素敵な役者がいました。
田村健太郎
彼も、高校の後輩みたいですが、
久しぶりに、見ているだけで嬉しい役者に出会いました。
間の使い方、手の動かし方、
自分の演じるスタイルに似ているというのもありますが、
きちんと空気を作りきれている点がよい。
彼の芝居は、欠かさず、みたいですね。
全体的に、役者の技量が足りないのと、
綺麗な照明の割りに、プラン的に活かしきれていない、とか
足音がうるさいとか、
いろいろありましたが、
学生演劇の枠だと、かなりいいできの作品だと思います。
1500円と良心的だし。
今後、変なつながりがあるし、交流もしていきたいなぁ
と思いつつ、そうでなくても、
応援していきたいと思いました。
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