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2006年9月15日 (金)

「ミリーの場合」

昨日は、東大の駒場キャンパス内にある劇場

駒場小空間で、芝居を見てきました。

「ミリーの場合」

 

レイ・ブラッドベリ「華氏451」を、

主人公の妻であるミルドレット、ミリーに焦点をあてて、

脚色した作品みたいです。

 

舞台が真ん中にあって、客席が四方にある

 

ビデオでは見たことあったけど、

実際、生で見るのは始めの舞台客席の作り

 

脚本としては、すごくよくまとまっていて、

ブラッドベリが言いたかった本の意義

ミリーの記憶の忘却という観点で、

きれいにまとめていてよかったです。

 

演出的にも、

始めの印象はあまりよくなかったけど、

独創性溢れるキャラクター設定などがあり、よかった。

自分の頭の中にある登場人物のイメージとは

全然違うイメージのキャラを見せてくれたので、

楽しかったです。

脚色もののいいところですね。そこらへん。

 

役者さん的には、

ミリー役の子が、

キレイで、スタイルもそこそこよくて、

なにより、声が素敵!

だったので、そこは満足。

 

署長役が、僕的には合わなかったのが残念。

 

話も、演出も、なかなかいい。

でも、単調で、面白みにかけていました。

 

受付の人が2人寝てました。

客席が四方あると、周りの客の反応がすぐわかる。

 

盛り上がるときは、かなりプラスだけど、

反応が悪いときは、かなり助長される構造だと思った。

 

そこが改善されれば!

と思ったけど、それが難しいんだよなぁ。

 

個人的には、気に入った舞台の方でした。

ただ、

あの脚色は、原作を知っている人なら楽しめる!

って感じでした。

まとめすぎているので、

読んだことない人には、どうなのかなぁ?

とも思いました。

 

でも、無料だし、それを考えると合格点!

 

今日は池袋に行って観劇です。

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