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2006年12月 6日 (水)

鮭を気絶させる方法

まだ、岩手にいます。

鮭の精子の研究に来たので、

毎朝、鮭取り場にいって、新鮮な精子をとりにいきます。

 

川に上がってきた鮭は、食用には適さないらしく、

いくらをとって、精子をかけて、

受精卵を、上流でながす。

残りの体は、干して売るみたいです。

 

だから、メスは、腹を裂かれて、いくらをとりだされ、

オスはよけられて待機。

その待機のオスをお借りして、

精子を頂く我らなのです!

 

川の漁のむごいさ を感じたところは、

生まれ故郷に戻ろうと川を上る鮭。

それをとるのに、なんと、

川全部、横一面に網が張ってある!

その網が一箇所に最後集まるようになってます。

これ逃げられませんわ。

まさに、打尽!

逃げ所がないって・・・・・・

結構すごいことなさってるんですね、漁師さん。

と、ちょっとびっくりしました。

 

ほんとちぃっちゃい小屋でやってます。

あまり、いい写真がとれてないので、のせませんが。

 

さて、腹を裂くにも、精子を取るにも、

がんがんに元気な状態じゃ無理ってモンです。

なので、気絶してもらっています。

さて、鮭を気絶させる方法は???

 

棒で殴る!

 

正解!

 

棒で殴るそうです。

小さな小屋の中で、

あげられた鮭を、まず、漁師さんたちが殴ります。

ひたすら、なぐってます。

これが漁なの?

ってくらい殴ってます。

まさに、一網尽!

すごい光景です。

社会科見学にはもってこいです。

 

その脇で精子を取る我らでした。

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