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2007年3月 9日 (金)

「僕たちの好きだった革命」

昨日、見に行ってきました。

KOKAMI @network vol.9

「僕たちの好きだった革命」

Revo_1

 

 

  

 

昨日、感想を書きたかったのですが、

疲れて、帰ってすぐ寝てしまいました。

なんで、そんな疲れていたか?というと、

昨日は、一日中緊張していたからです。

 

鴻上さんの舞台を見に行く!

ってことで、かなりの興奮緊張が、

昨日一日、僕を取り巻いていました。

 

鴻上尚史は僕にとって特別な存在です。

高校で、演劇部を作った時、

僕は、演劇について何も知りませんでした。

顧問とも仲が悪く、頼りは、演劇経験のある友人。

そんなとき、鴻上さんの作品に出会い、

戯曲を読み漁り、演劇の下地を与えてくれました。

大学の劇研でも、2年から先輩がいない状況だったので、

鴻上氏の演技本やエッセイを読み漁り、

それを基に試行錯誤を繰り返していました。

 

自分の劇団を作ってからは、

自分で発した物を主にしていますが、

やはり、下地には、鴻上尚史氏の影響は大きいと思います。

 

鴻上作品に似たものを作りたいわけではありませんが、

鴻上作品を見に行く時は、やっぱ緊張してしまいます。

自分の中の、心の師の1人ですから・・・・・

 

さて、劇場に入って、

開演までに驚きべきことが3つ!

1個目!

客入れ中に、舞台で役者さんがブラブラしてる!

若手の劇団では、よく見かける光景ですが、

大きな劇場でこれをやっているのを見たのは初!

だから、なんか新鮮な気がしました。

 

2個目!

斜め後ろの席に、

池田成志!

客入れ中、鴻上さんが客席の知り合いに挨拶周り。

それを目で追っていたら、鴻上さんも驚いたように挨拶!

誰だ?

と思っていたら、一緒に見にいった友人が、

なるしさんだ!

そう聞いて、もう一度振り返る僕。

ほんとだ、なるしーだ!

そして、もう一度振り返る!

ただ、

彼も舞台に来たお客様。

あんまりみちゃ悪い!

と思い、それ以降は見ませんでしたが・・・

池田成志

僕の好きな俳優の一人!

筧利夫となるしーが僕の中で1位2位を争っていますが、

最近じゃ、なるしーの方が上です。

だから、嬉しかったのです。

 

3つ目!

客入れ中、トイレに行きました。

もちろん、男子トイレです。

洗面台の奥に、一人女性らしき人がメイクをしている!

そっち系の人かと思い、見てみぬふり。

オカマも大変だなぁー

と思いつつ、自分は、その横で手を洗う。

どこかで見た顔だ!

そう思っていた瞬間、どっかの男がその人に話しかけた。

なんて話したか聞こえなかったけど、その場を後に。

 

客席に戻り、数分後。

その女性が舞台に上りました。

澤田育子でした!

舞台「シャッフル」に出ていたので、見たことはありました。

でも、気がつきませんでした。

ってかなんで男子トイレでメイク?

しかも、客入れ中?

 

これが鴻上流の新しい演出なのかかは定かではない。

でも、トイレで彼女に激励をしていたあの男性。

すごい!

たとえ、気がついても、男子トイレにいる女優さんに激励は、

僕は、出来ない。

すごい好きな女優なら、なおさらできない!

と思いつつ、舞台が始まりました。

 

今回の舞台

学生運動が活発だった1969年、学園の自由を求め立ち上がり、機動隊の催涙弾に倒れ意識不明となった男がいた。彼が長い眠りから覚めたのは20世紀末。30年ぶりに再入学した学園で、現代の高校生との違いに直面しながらも、自由な学園祭実行に向けて、学生運動を再開する

って話です。

 

今回も6列目をなかなかいい席がとれました。

上よりだったので、少し見にくいところがありましたが、

役者の顔や動きがばっちりみれたので、よかったです。

 

さて、今回の舞台は

コネタがかなり効いていました。

僕が見た鴻上作品の中で、一番コネタが多かった気がします。

そして、どれも爆笑物!

わらいすぎました。

ただ、世代的に分からないネタも多かったです。

学生運動の時の言葉のネタは特に!

僕は、まだ知っている方だと思うので結構笑えましたが、

一緒にいった友人は、分からなかったこともあったみたいです。

でも、そのあたりの世代間の違いをみるのも、

また、面白いのでしょうが・・・・・

 

演劇ネタも豊富!

僕は、演劇ネタが大好きです。

最近見る若手劇団は好きじゃないところが多いみたいで、

あまり見かけなくて、残念だったのですが、

さすが、演劇ネタの鴻上!

でも、今回は、僕でも、入れすぎな感じがしました。

入れすぎで、物語りの流れが切れ切れしてしまった

そんな気がします。

 

そして、片瀬那奈!

小学校の時の友人だった子です。。

今は交流がありませんが、それでもやっぱ、目がいってしまいます。

前半の演技は、ちょい微妙でした。

話すたびに、眉毛が大きく上下して気になったし、

よく噛んでいたし、声も小さかったし・・・・

ただ、休憩挟んで後の後半は、

それらが全て修正されていました。

技術の問題じゃなくて、前半はただ調子が悪かったのかな?

彼女は、ほぼ主演に近い役でした。

少しだめだしをしましたが、それでも、

堂々としてステキな演技でした。

もっともっと舞台に進出してきてほしいです。

 

物語は、とてもステキなおはなしでした。

学生運動について、ほとんど知らない僕。

この舞台をみて、

どのような気持ちで、学生運動をしていたのか?

ほんの少しだけ感じることができたような気がします。

そして、今の年配の人たちが、その頃、なにかを諦めて、

でも、その人たちが今の日本を作ったのか!

と変なこと思いました。

そして

「シュプレヒコール」とかのその頃の言葉を使ったネタで、

多くの年配の人たちが笑っているのを聞いて、

何か不思議な気分になりました。

 

諦めたものを笑っているわけではないんだろうけれど、

舞台の上では、戦っている物語を見ている中でのあの笑い声。

そのズレみたいなものの中で、

「今の日本」を一瞬、感じさせてくれた気がします。

 

そして、

自分が信じる道を進む その難しさと大切さ

悲しいくらいに感じました。

それは、

30年後に目を覚まし学生運動を始めた山崎

その影響をうけ、自分を見つめる今の高校生

昔諦め、悔しい気持ちを抱えたままの大人

その交差が、

進む不安や惑い、難しさ

をきれいに表現し、心で感じられたのだと思います。

 

最近、不安や惑いに取り巻かれていた僕にとって、

それはとても心に来るものであったし、

それを心で感じることで、

自分の正しいと道を進むことのすばらしさ

を改めて感じることができました。

 

お客さんが、見る前より見た後の方が元気なる

そんな作品を作りたい

と鴻上さんは書いていましたが、

僕も同じことを思って舞台を作っています。

そして、今回は、客として活力をいただけて、

それを含めて、嬉しい気分になりました。

 

劇中に、GAKU-MCさんのラップがありました。

それが、すごい舞台にマッチしていて、

すばらしかったです。

彼の歌、聞こう!

と思いました。

ラップが教科書に載ることを願って・・・

照明的には、ちょいと微妙・・・・

舞台仕切りは、人力動カーテンで、

なんか安っぽくてよかったのですが、照明が・・・

照明の光だけ見るとキレイ。

上を見て、光の筋を見てるときれいなのですが、

それが、舞台上にいかされていないというか・・・

せっかくカーテンを使うなら、

光を当てたら、その色が出る奴とかにしてほしかったなぁー

って、生意気なことを思ったり。

カーテンの光り方がいつも同じだったし、

ナレーションが多いわりに、

ナレーションの照明がワンパターンだったり、

そこのあたり、少しつまらなかったです。

まぁ、そういう狙いなのかもしれませんが、

僕は、もう少し、見て楽しい感がほしかったです。

 

劇中、ところどころミュージカルだったので、

ラストに歌が来るか?と思ったら、

静かに終わってしまって、少し残念。

カーテンコールでは歌ってくれるかな?

と思ったのですが、

それもなくて残念です。

 

まぁ、静かに終わらせたかったのかもしれませんが・・・・

 

まだまだ書きたいことはたくさんありますが、この辺で。

最後に、不満を書いてしまいましたが、不満はあれくらいです。

全体的には、大好きな作品です。

やはり、鴻上はすごい!

でも、それに負けないように

自分の作りたい作品を、

そして、ステキな作品を作っていきたい

と思います。

 

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