"死刑廃止論の弁護士団”の残酷さ
自分の無知さをこんなに悔いたことはない!
かもしれない。
最近、仕事だ、舞台だ、で忙しく、
あまりニュースを入れてないのですが、
SPA!で読んで、知って愕然!
最高裁が高裁判決を棄却し、先週差し戻し審が開廷した
山口県光市で起きた母子殺人事件
被告の弁護士が法廷をさぼったり、
被害者の夫・本村洋さんの姿が印象深い
あの事件です。
地裁で無期懲役、高裁は控訴棄却、
そして、今回の最高裁の高裁判決棄却!
この差し戻しに際し、最高裁の雰囲気を察知したのか、
被告側に20人以上の弁護士が集結したらしいです。
死刑廃止論を掲げる”人権派弁護団”
検察の主張は以下のとおり、(SPA!から抜粋)
「18歳になりたての男が、水道検査を装って社宅アパートに
強姦目的で押し入り、抵抗する本村弥生さんの首を絞めて
強姦。泣き止まない生後11ヶ月の長女を床にたたきつけた上、
首をしめて殺害し、居間にあった財布を盗んで逃走」
これに対し、弁護団は死刑回避のために、
「強姦目的じゃなく、母への甘えの気持ち」
「長女には首に蝶々結びをしただけ」
「水道検査の格好はコスプレ」
「死後の姦淫は蘇生目的」
というふざけた論理を展開しているらしいです。
SPA!には、どこかの弁護士のコメントとして
「加害者、被害者、両方の人権を尊重するのは難しい。
特に、死刑であれば、なおさら」
というような内容をのせている。
それもなんとなく分かるし、
弁護士は依頼者に忠実である、のも当然のことだけど、
だからといって、この答弁はないんじゃないの?
死刑廃止の議論は法律の議論をしてやるべきで、
「死刑回避のため」と言っても、法廷で
ここまで被害者の人権を無視するのは許されるのか?
死刑回避に燃えるのはいいとしても、
もっと考えられないものか?
どう見たって被害者の人権を無視、
むしろ、傷つけている答弁しか思い浮かばず、
しかも、それも実行する。
20人以上もいて、その程度の頭なんですか?
20人もいて、誰もこの主張はやめようとは言わなかったのか?
望む望まないは別にして、
日本に死刑がなくなる日はこないじゃないのか?
と思ってしまいます。そして、
もし、なくなるようなことがあっても、
この人たちの力でやってほしくはない!
と切に願います。
それに、死刑廃止の第一の理由って
冤罪の場合、取り返しがつかない!
のではないのか?
行為自体否定している被告を擁護するためなら、
少しのいきすぎも納得するかもしれないけど、
行為自体は認めているのに、この答弁はなんだ?
これなら、まだ、精神鑑定!と叫び続ける方がまし!
(注:これよりはいいって話で、精神鑑定叫び続けるのが、
いいってことではありません。)
死刑廃止を訴えるのもいいし、
自分の依頼人を守るのもいい。
でも、こんな主張をする弁護士がいること自体、ショックだし、
こんな主張をすること自体を認める裁判所にもがっかりです。
そして、今になって知った自分にもがっかり。
一方向の情報しか入ってない状態で、
こんなに憤慨するのもあれですが、
とはいっても、許せない話です。
ここに書いても仕方のないことだけど、
本村洋さん、頑張って下さい。
今日はこのニュースで憤慨し、
仕事で疲れて、精神が弱り、
「NHKにようこそ」を読んでさらに暗くなり、
ロンハーを見て、「青田さんかわいいなぁー」と
しょうもないことを思ってしまいました。
今日は心が疲れてます。
やることたくさんあるけど、今日は休みます。
明日からまたガンバロっと!
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