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2008年3月22日 (土)

「ラストコーション」

やっと見ました。

「ラストコーション」

やってるところが少なかったので、

こちらもやっと行けました。

新宿バルト9!

 

驚いたのは、開始時間速攻で映画が始まる所。

ちょいとギリギリに行ったのですが、

予告があるから大丈夫だろう。

とたかをくくっていたら、

既に始ってまってて焦りました。

 

イスが、硬かったのか、背もたれが低かったのか、

なんか座り心地はよくない。

バルトに行くエレベーター込みすぎだし、

なんだか、ちょいとポイントダウン。

 

で、ラストコーションです。

「そっち系が激しい」しか前情報を入れてなかったのですが、

日本統治下の中国のお話でした。

 

第一の感想。

「そっち系が激しい」というわりに、

意外にセックスシーンも少なかったし、

何が激しいんだか、よく分からなかった。

芸術性も、乱れ性(?)も感じなかった。

まぁ、精神的に激しいセックスであるのは感じたけど。

ただ、一瞬、オノヨーコとレノンのヌード写真みたいなポーズで、

やっていたのには、ちょいとウケた。

 

で、まぁ、話としては、これまた、消化不良。

主人公の女が工作員になって、

敵側のお偉いさんの愛人になって暗殺を手引き。

って流れで、

工作員なのに、愛人としてやられる毎回の激しいセックスの辛さ

工作員としての自分と、演技だけど愛人としての自分の葛藤

が見所なんだろうけど、(勝手にまとめてすいません・・・)

なんだか始めの方から、どうも主人公の女が工作員って感じがしなくて

そこらへんが全然楽しめませんでした。

工作員になる時もノリって感じで、強い意志も感じなかったし、

その後も、なんだか、私だけ頑張ってる感出しまくりで、

こいつは、嫌々、工作員?

って感じてたし、

敵側のお偉いさんも、トニーレオンなんで、普通にかっこいいおっさんで、

嫌々ってよりは、普通に好きになってしまった?

って感じで見てしまっていて・・・・

 

途中で、楽しもうと何度も自分の認識の修正を試みたのですが、

やはり、始めの印象はぬぐえずに、

感情移入できずに終わってしまいました。

 

日本統治下の中国人の日本に対する憎しみ完全前提にあり、

それをあまり描かなくても大丈夫って感じなのかもしれませんが、

僕には、そういう前提は、知識としてあるけど、

やはり、感情としては持ち得ないものなので、

冒頭で、日本への憎しみとかがあまり描かれなった分、

状況把握や感情移入がしにくかったのかもしれません。

 

感情移入できた方は楽しめたんじゃないかと思います。

 

まぁ、ただ、最近チベットが大変なことになっていて、

独立と言わないまでも、普通に自治を認めてあげればいいじゃん

と思っていたりして、

とはいえ、日本の中国統治も融合政策だったよなぁー

って考えたりしてた中での、日本の中国統治の映画だったので、

そっちの意味で、勉強になりました。

 

ただ結局、題名の意味は分からない。

コーションってなんだ?

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コメント

ラストは「欲」とか「色欲」で、
コーションは「警告」とか「いましめ」だそうですよ。

投稿: ラストコーション | 2008年3月22日 (土) 17時26分

ラストコーションさん

ご丁寧に教えてくださってありがとうございます。

そういう意味なら、題名通りのストレートな映画ですね。

投稿: いちよう | 2008年3月24日 (月) 00時01分

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