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2008年4月30日 (水)

劇団海星館第83回公演「てんきあめ」

僕が前に所属していた大学の劇研

劇団海星館の後輩の芝居を見にいきました。

「てんきあめ」

 

僕、「てんきあめ」って言葉、好きじゃないんです。

「晴れているのに降る雨」なら、「晴れ雨」でいいじゃん。

なんで、「てんき」=「晴れ」なの?

面倒な略し方だし、晴れ雨の方が短いし!

と思って、「晴れ雨」と呼び続けている僕。

僕のキャラもせいもあり、

意味が通じないわけでもないので友人たちは流すので、

いつしか、「晴れ雨」が正式な言葉だと思うようになっていた僕に、

正式なのは、「てんきあめ」と久々に教えてくれました。

 

とこんなどうでもいいことをアンケートに書いたりしながら、

全然お話とは関係ありません。

 

作・演出は、徳弘明子!

unit-IFの9月の公演に客演してもらう子ですが、

それはまた別の話。

 

去年劇研で上演された、彼女の作・演出の作品

「ヒルニミルユメ」は、僕のお気に入りの芝居です。

 

おとぎ話のパロディーが中心な話だったのですが、

僕が作りたいような作品であったし、

ってか、世界観が自分に似ていて、

それに、完全に空間を作りきれていて、

かなり引き込まれた作品でした。

僕の知ってる海星館の作品の中では、

自分の作品を除けば、1位か2位だと評価してる作品です。

 

そんな感動から1年。

また、徳弘作品が見られる!と興奮し、

後輩の芝居に観にいくという感覚はもはやなく、

他の劇団さんのお芝居を観にいく感覚で行ったのであります。

 

やはり、世界観が似ている。

僕に・・・・・

似てるし、次のうちの芝居に被るところも多く、

(別々に書いているので、どっちが影響を受けたとかでないのですが、

 かなり被ってて、ヒヤヒヤと共に、そんな偶然に驚き!)

 

そういう意味合いもあって、お話自体は好きでした。

照明もかなりきれいで。

絵としても照明は抜群!

役者も台詞回し的にグッド!

 

しかし、

照明は絵的に最高なのに、

役者の動きが微妙すぎ!

照明がきれいな分、そこらへんがかなり目立つ。

一方、役者は台詞回しは頑張っていたのですが、

音響効果が、もはや「効果」なのか?って感じで。

 

そこらへんがぎくしゃくしていたので、

せっかくおもしろい芝居なのに、

空間が作りきれていなくて残念なのでありました。

 

まぁ、他の劇団さんのつもり見たので、こんな酷評なわけです。

後輩として見たら、よくできていると思います。

僕が、徳弘さんの歳の時の作品を思い出し、比べると、

申し訳なくなって感想すら書けなくなってしまいます・・・・・・

(書いてるがな!)

まだ、見ることができるだろう徳弘作品ですので、

次に期待したいと思っています。

 

徳弘さんは、役者としても出演しておりました。

元々演技はステキで(だから、客演頼んだのですが)

ちょいと動きが硬いのが難点だったのですが、

今回の芝居で、そこを自分で克服していらしたので、

9月の自分の芝居で演出しやすくなってよかった!

と素直に喜んでおります。

キレイな顔して、恐ろしい形相もお見せになっていましたし。

 

役者としても、注目な彼女です。

ご期待ください!

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コメント

これまたずいぶんと辛口な・・・
ま、それだけ高評価だったってことなんだろうけどさ。
じゃあ、次回公演のダメ出しをお楽しみに(笑)

投稿: ササキ | 2008年5月 1日 (木) 01時34分

辛口ってことは、それだけ期待してる!
ってことですよ!ササキさん!
 

投稿: いちよう | 2008年5月 2日 (金) 18時26分

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