政治の無策:暫定税率撤廃の是非
新年度開始しました。
苦戦が続いた先月のディーリングですが、
今日から気持ちを入れ替えて、頑張ります。
とはいえ、今日も苦戦でしたが・・・・・
新年度なんで(?)政治の話。
ガソリン税の暫定税率 撤廃されましたね。
嬉しいような、悲しいような、
そんなニュースですね。
何が嬉しいかというと、
参院で第1党になっても、「へたれ」だった民主党が、
やっと根気をみせて達成できたこと!
国民生活に直結するこんなことをやってのけた!
なんか嬉しいですよ。
政権奪取も近づいてきたな!
って感じします。
でも、思う。
頑張る所、間違ってるでしょ・・・・・・
日銀総裁人事の頑張りは、
根気を含めて評価してますが、
暫定税率撤廃は、なぜこだわったのか?
分からない!
国家的な長期な目で見たら、
減税する余裕なんてないはず。
どんどん改革して、長期的な国家成長のプラン。
無駄を減らして、かつ、増税して財政再建のプラン。
今、必要なのは、この二つ。
暫定税率が再可決されなくても、
どうせ、ほかのところで増税しなきゃいけなくなるのは、
目に見えている。
なら、暫定税率撤廃ではなくて、
可能な限りの全ての特別会計の一般会計化とか、
長期的見て後に繋がることで、頑張ってほしかった。
福田さんは環境問題をとってつけたように言ったけど、
あれは、まさしく正論で、
京都議定書の削減実行スタートの記念すべきこの日に、
それと逆行するガソリンの大幅値下げは、
まったくもって意味不明。
そんなんで、ポスト京都でも主導権を握れるのか?
あの苦し紛れでも、国際的な取り決めができた
日本が誇る京都議定書(と僕は思っていますが)に
自分で、ドロをぬっているようなもんです。
なんだか、そういう国家全体としての行く先が
全然見えなくて、イライラします。
今回の暫定税率撤廃は、
民主党的なバラマキにしか映らない。
まぁ、地方の建設屋さんには、バラマキですらないんだろうけど。
福田さんも、さらに、無策って感じがして・・・・
結局、日銀総裁も、ガソリンも、
押し切られて負けている。
民主がへたれじゃなくなったのでなくて、
相手が福田さんだったからできただけかもしれません。
どっちかを犠牲にして、駆け引きでもすればいいじゃん
とか思ったりしましたが、
もっと分からないのが、
道路財源の一般財源化を福田さんが言い出したこと。
もう暫定税率はどうにもならないを分かっていながら、
道路族を敵にまわして、福田さんにとっていいことあるの?
「総理でいるだけ」も難しくなるんじゃない?
しかも、妥協にしては中途半端だし。
国家長期プランとして、
民主も福田も、何がしたいのか分からない。
分からない!
政界再編ですかね?
でも、やるなら、選挙の前にやって、
新しい党で、選挙やってほしいですね。
選挙後の政界再編
って当たり前のことのように言われてるけど、
投票した人がすぐに違う党行ったり、
党がなくなったりするのなら、
そんな選挙は国民騙しでしかない気がするのですが。
とりあえず、
ちゃんと国家プランを描いて、見せる政治をしてほしいです。
んで、もって、早く改革。
早くしてくれなきゃ、東京株は下がり続けだよ・・・・・・
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