子供はまだ早い?「JUNO」
最近、一人で映画を見に行くことが多くなりました。
これを男一人で見てるのはどうかと思いますが、
予定があわなかったので、一人で見ました!
JUNO
16歳の女の子が、
興味本位で友人の男の子とセックスしたら、
妊娠しちゃいまして、
堕胎しようとしたけど、
赤ちゃんに爪があることを聞いて、
生むことを決心し、
自分では育てられないから、
里親を探し、いざ産む!
って話です。
10代の妊娠を、アメリカらしくコミカルに描いた作品です。
コミカルだけど、JUNOやその周りの人の葛藤が、
じわじわっと感情移入していく感じです。
主人公のJUNOが、これまた個性的で、
ステキです。
自分が高校生の時は、ああいう娘の魅力に気がついたか?
ちょいと疑問でございますが、
今ならああいう娘が好みですわ。
普通にないおもしろさ!
JUNOやそれを受け入れる父や継母、友人の葛藤は、
もちろんのこと、
里親となる、妊娠できなかった若い夫婦の葛藤がGOOD。
年齢的には、僕は、そっちの方が近いので、
結婚はしてませんが、感情移入しやすかったです。
最近、周りで結婚の話が増えてきました。
ちょいと遠い関係の人は、だいぶ前から増えてきましたが、
ここ最近は、結構親しい人たちの中でもでてきたり・・・
自分にとっては、結婚や子供とかって、
まだ現実的じゃありません。
まだ、稼ぎがまともじゃない!
ってのが、第一の理由だけど、
もう一つは、
自分への挑戦・期待!
まだ、まだ、自分に挑戦したいし、
それに期待したい。
全力で勝負!したいです。
子供できてないからわからないけど、
きっと、子供ができたら、
その2割くらいは、子供に持っていかれて、
自分への期待は8割になってしまいそう。
そして、歳を重ねるにつれ、
どんどん子供への期待が増し、
それと同時に、
どんどん自分への期待が減っていきそうな気がする。
子供できても、あまり期待して重荷かけなくないし、
子供できても、自分に全力挑戦したいと思ってるけど、
そんな不安のも現実。
だから、僕は、まだまだかな。
とはいえ、そんな時間がたくさん余ってるわけじゃない。
20代も後半。
もっと時間を大事にして、自分に挑戦していきたいです。
そんな中、
アメリカの高校で17人の女子生徒、集団妊娠!
ってニュースを耳にする。
一緒に育てよう!って話らしいですが。
ニュースを見る限り、
ホントにすたれた街で、将来に希望も持てず、
無条件に愛してくれる存在がほしかった
とか言ってるらしいですが・・・・
なんだか、分からないでもない。
秋葉原の通り魔のニュースとか見てると、
人生に絶望して、なぜか他人を殺す方向に行くよりは、
若くても子供を生んで、人生の目的を見つける方が真っ当な気がする。
真っ当な気がするっていうか、
それが、人間の最も根本的というか、動物的な目的・幸せであるのは、
事実と言えるのだろうけど・・・・
ただ、必要とされたくて子供を作るって、
子供が大きくなって自立したときの喪失感ってかなり大きそう・・・・
気持ちは分かるけど、
そういう流れでどんどん格差が広がっていくのかなぁー
と、だんだん社会の格差が広がる中で、自分が上に行くか下に行くか
まだ、どっちの可能性とも十分にある僕は、
そんなことも思う。
話が結構ずれた。
ほんわかした中で、
色々感じさせ、考えさせる。
いい映画です。
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