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2008年9月28日 (日)

「MIST」

襲う怪物自体よりも、

襲われて極限状態に追い込まれた人間の方が、

恐ろしい

 

どうも、小山です。

DVD見ました。

「MIST」

 

この映画の監督が、冒頭の言葉のような言葉を言ってました。

そんな感じの映画です。

 

急に霧に囲まれて、霧の中から化け物が!

スーパーマーケットに閉じ込められた人々。

徐々に追い詰められて、

脱出を図るもの、待ち続けるもの、奇行に走るもの。

 

そんな映画。

怪物事態は、B級じみているが、

シャマランの「ハプニング」に似た感じ。

それよりは、人間の極限での恐ろしさを焦点に描いています。

「ES」的な印象を強くうけますが、

「ES」を見たときよりは、気持ち悪い気分にはならず、

結局は、

人間は怖い

ってよりは、

人間は馬鹿だな

って気分で終わります。

 

その辺は、自分の作品に通じる感じあって好きです。

馬鹿だけど、その状態の中でどう生きるか!ってね。

 

ここからネタバレよ。

ネタバレだけど、この感想の核心だから、

今後この映画見る気ない人は、ぜひ。

 

結局の原因は、異次元の窓でした。

軍の科学者が、異次元の窓を開いて、向こうの生物が来た。

それにしては、この次元じみた怪物が多い。

異次元なら、もっと全然違う生物が登場してもいい気もしますが。

まぁ、異次元か。色々な解釈が出来る。

 

まぁ、この映画で何が怖いって、

人間云々ってより、

実は、科学の暴走

 

先日、TVで知ったのですが、

日本でいうSpring8みたいなヨーロッパの施設で、

今度、ブラックホールの作製に挑むらしいのです。

 

ごく小さいものだから危険はない!

と学会の許可が出たらしいですが、

人間の知識なんて有限。

もし、小さくても吸収を始めて大きくなったら、

その瞬間、地球なんて飲み込まれてしまう。

 

ちょっと危険だよ。

MISTとか、ハプニングとか、コアとか、

デイアフタートゥモローとか、

SFなわけですが、

現実でもこんな危険な話があるとは恐ろしいものです。

次の芝居の題材にしようにも、

その実験は、僕の次の芝居予定の前に行われるらしいので。

 

そこらへんの怖さを感じた映画でした。

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