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2008年12月 9日 (火)

「屋上で象を飼う奴はいない」

会社のブログも書いている小山です。

「羊の鳴き声」ってタイトルで書いてます。

せっかく書いたので、こっちにものせようと思います。

1話目はつまらないので、2話目から紹介します。

会社用なので、読者視点が違うつもりで書いてます。

予め御了承して、お楽しみください。

2匹目「屋上で象を飼う奴はいない」

屋上で象を飼う人はいません。飼ってたら、動物虐待ですよ。
そんなことを思うのは、僕が動物好きだからです。
 
動物好きが行き過ぎて、医者志望のはずだったK少年は、
高校2年の夏、生物に進むことを決意したのです。

とはいえ、動物行動の研究をしたかったはずなのに、
大学では、メダカの脳をスライスし、、
大学院に至っては、精子の研究室にいるのに、マウスに過重力をかけてました。
そして、就職先は、証券なのです(笑)
 
動物好きで生物に進んだ人誰もがぶち当たる矛盾がありまして、
生物の研究ってのは、多くの場合、動物を殺すことがついてまわります。

動物好きで生物に進んだのに、動物を殺すわけです。
来る日も、来る日も、殺し続ける。
世の役にはたたないだろう僕なんかの研究のために、
3ケタの数のマウスたちが死んでいったわけです。
 
それが嫌で証券にきたわけではありませんよ。
殺すのは、すぐに平気になってきます。

ただ、愛着を持つとさすがに抵抗感が生まれそうなので、
実験動物たちには、愛をかけずに最低限の世話しかしませんでした。

でも、家に帰ると愛してやまない犬たちをかわいがるのです。
「人間のエゴ」を感じつつ、
「僕は人間なんだよねぇ」と開き直って、
犬たちを、わっしゃわっしゃとかわいがります。
 
さてさて、時間は、昔話から現在に戻ってきます。
 
おーい、戻ってこいよー

僕、この間、引越ししました。
「実家に寄生」暮らしから、とうとう旅立ったわけです。
 
実家には3匹の犬がいまして、そのうちの1匹、
トイプードル オス 12歳
のネイビーがいます。
 
ほかの2匹は親になついているのですが、
ネイビーは僕になついていて、
もう十年近く毎日一緒に寝てきました。
 
なので、
「さぁ、実家から出よう!」って時に、悩みました。
ネイビーを連れて行くべきか???

老犬で引越しとなると負担は大きいし、
世話できる時間も少なくなるし・・・
とはいえ、
もう残り少ないだろう彼の寿命
最後まで一緒にすごしたい・・・・

結局、僕のわがままをネイビーに聞いてもらって、
連れて行くことにしました!
朝早く起きて、散歩して、会社に行って。
会社にいる間は、ネイビーは一人留守番で、かわいそうなんですが、
五時半には帰ってこられるので!ギリギリ我慢してもらってます。
その代わりに、家に帰ったら、まずは、また散歩!

今は、こんな毎日です。

犬がいると、自分の自由な時間も少なくなりますが、
十年以上も一緒にいた大事な存在ですからね。

残業がなく早く帰宅できるこの職業だからこそ、安心して飼う事ができてます。
  

屋上で象は飼えませんが、
実家暮らしでなくても、安心して犬が飼える!
 
いい会社です。
(よいしょ~!よいしょ~!)

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