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2009年1月21日 (水)

「そして、誰もいなくなった」

いまさら、読みました。

アガサ・クリスティー

「そして、誰もいなくなった」

 

森博嗣の「そして、二人だけになった」は読んだことあったのですがね。

サスペンスは普通に好きだし、

サスペンス物の脚本を書くために、

伏線やどんでんの書き方の法則とかも色々習得してきてるはずですが、

もち前の馬鹿正直で、毎回まんまと騙されるのが僕です。

 

今まで、なぜかアガサクリスティーを読みませんでした。

アゴタ・クリフトフという名前の似た作家がいて、

「悪童日記」というかなりお気に入りの小説の作者なのですが、

これは、「二人の証拠」「第三の嘘」と三部作の作品で、

文庫にもなっているので、ぜひ皆様に読んで欲しいのですが、

なんだか、名前が似ていて、「悪童日記」気に入りすぎてで、

ただ、読む気がしなかっただけかもしれません。

 

脚本を書き終わって、やっと本を自由に読めるので、

ゆったり読もう!と読み始めたのですが、

毎回のごとく、

読み始めはゆっくりだけど、

中盤にはいるにつれて、抜け出せなくなり、

一気に読み終えてしまうパターンでした。

 

そして、

今回も騙されました。

「そして、誰もいなくなった」

やはり、名作と言われるだけあって、

のめりこんでしまう。

 

オススメ。

 

ここからネタバレです。

 

死んだ人の誰かが犯人だと途中から思ったのです。

そうすると、一番始めに死んだ青年が犯人?

医者とグルになって、死んだとみせかけて、

どんどん殺していく?

死の確認は医者の仕事だったし、

始めの青年の死に方が唐突すぎて怪しかったので・・・・ 

 

死んだと思った人が犯人!

犯人は一人とはかぎらない!

とそこに行き着き、

それにとらわれすぎて読んだので、

まんまと騙されてしまいました。

 

判事が自分の死を偽ったのは面白かったけど、

みんなの目を盗んで毒を!

とかなんだか安直過ぎて、

ちょっと物足りなさも感じた。

だぁーん!ってものがなかったのが残念だけど、

まぁ、それはそれでありなのかもしれない。

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