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2009年4月17日 (金)

これは「エロス」であって、「エロ」ではない。

ネットでニュースを見ていたら、

叶姉妹の公式ブログ内で連載中の官能小説が、

携帯サイトのみ一部が閲覧禁止となっているらしく、

これを受けて、叶姉妹は16日付の同ブログで

「このような出来事はとても悲しくおもいます。

「エロス」と「エロ」は全く違うと思っております」

と反論しているようです。

 

まぁ、「エロス」と「エロ」の違いなんて分かりませんが、

「エロス」を芸術と解釈するなら話が変わってきます。

 

だいたいフィルタリングなんていらないだろ!

と思ってる僕であります。

元々、性に関する情報なんて公にしておけばいいし、

(どんなに制限したって、手に入るんだし・・・・)

それで、なにかしらの危険が生じるしても、

そこも含めて、「自己責任」ということを教えていけばいいんじゃ?

と思っているわけですが、

それはこのブログの題名とはずれるからここまで。

 

もし、制限するにしても、

「芸術」としても「性描写」をどう扱うのか?

一見同じだから全部禁止でいいのか?

「芸術」も理解できない悲しい国になっていいのか?

 

まぁ、若くモンモンムンムンとしてる男子にとっては、

「芸術」の「性描写」も、全て同じ「エサ」に映るのかもしれませんがね。

 

芝居だって、ポツドールとか、

「舞台上でやってるだけ」とかいう芝居もあったりします。

一見、「おっさんが喜びそう」な匂いですが、

あくまで芝居であって、それでしか表現できない空気があるわけで、

実際見てみれば、それを感じることができるわけです。

 

まぁ、だから、芝居として認められているんだろうけど、

人によっちゃ感じ方が違うかもしれません。

ただの「下世話」なものとしか映らない人もいるかもしれない。

 

でも、それが芸術。

ピカソの絵を見て、

感動する人と、ただの落書きに見えない人がいるのと同じ。

 

なにが芸術で、なにがそうでないか?

第3者から、そこの線引きなんてできないんじゃないの?

 

それを線引きしていくことは、

どんどんクリエイティブを削っていくことにならないのか?

 

ってなわけで

フィルタリングなんてやめればいい。

という結論に戻ってきます。

どうせ、どっかの一部方々が儲けるためにできたようなものなんだろうし・・・

 

今度から下ネタを話す時は、

これは「エロ」でない「エロス」だ!

というようにしようか。

いや、もう言ってる。

この前の稽古で役者に

似たようなこと言った気がする。

 

ま、そんなもんだね。

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