ネイビーは実家からつれていきましたが、
実家には、ネイビーの妹分が2匹残ってました。
そのうちの一匹、メリーが今朝、亡くなりました。
妹分と言っても、犬種は違います。
うちが初めてブリーダーから直接買った犬。
アメリカンコッカーの8歳でした。
だいぶ前の写真だけど、
ネイビーとうまく二匹で映ってる貴重な写真。
今朝、親からメールをもらって、ネイビーと実家に行って来ました。
実家に向かう途中、
意外に悲しくないものだな、
と自分でも驚いていたのですが、
メリーにあったら、自然と涙がこぼれ、
昔のことをたくさん思い出してしまいました。
ブリーダーさんが生まれて早い段階で送ってくれたので、
350ML缶と同じくらいの大きさでうちにきて、
小さすぎるのに動くので、ネイビーが怖がって。
大きくなったら、おてんばで、散歩に行くと、
近くのテニス場の草むらに入り、なぜか、
テニスボールを発見しないかぎり帰らない
とか変な性格でもありました。
4歳くらいから、腰を痛めて歩けなくなり、
その頃から皮膚もアトピーもひどくなって、
数年間はこもりっきりでしたが、
実家が引っ越したら、なぜか、歩けるようになり、
最近では、普通に外を散歩できるようになってたらしいです。
まぁ、亡くなる前に、外で散歩できるようになって、
それに、母親の腕の中で息を引き取ったって言うし、
病気とかで辛い時期も長かったけど、
それだけはよかったなぁ、と思います。
自己免疫性溶血性貧血だそうです。
3日前に病院行って、もう一匹のイングリッシュコッカーのチェリーと
血液型?が一致したので、チェリーの血を輸血して、
一時回復したようですが、ダメだったようです。
メリーはまだ8歳。
さっき調べたら、アメリカンコッカーの平均寿命は10~14。
まだまだ生きれたのに・・・・・・
ネイビーより5歳も下のメリーが先に逝くとは思いませんでした。
13歳なのに異様に元気なネイビーですが、
トイプーの平均寿命は14~15。
実家の近くにいた兄貴分のトイプーは18まで生きましたが、
なんだか、ネイビーもいきなり・・・・と思うと怖くなります。
そうすると、早く結婚!とかも考えます。
僕には、
ネイビーに結婚式に出てもらう。
というかなり大事な夢があるから。
でも、そんなんで決断されても相手に失礼なので、
それでは決断しないと思いますがね(笑)
ネイビーは実家に数日置いて来ました。
母親へのメリーの穴埋めを期待して。
ネイビは、メリーが横になってる横でくつろいでましたが、
生きている時のように、メリーの匂いはかぎませんでした。
死んだら匂いが変わるんでしょうかね?
むしろ、何もないような感じで動いていて、
もう物としてしか認知できないのかな?
とちょっと悲しくもなりましたが、
死に対する人間の価値観を、
他の動物に対して当てはめるのは、
かなり失礼なことなのかもしれません。
彼らが仲間の死をどう認識しているのか、
僕には絶対に分からないだろうから。
昨日のブログで、なにやら色々悩んで、前向きになったりしましたが、
そんな悩み自体、どうでもよくなってしまいます。
自分で感知しているよりも、心には重くきているのでしょう。
まぁ、こう書いているってことは、まだましなのかもしれませんが。
でも、死ってものは、じわじわ重くなり、そして、一気にくる。
帰りの自転車で、おもむろに、ELIOT MINARを聞いたら、
なぜか、涙が止まらなくなりました。
自分でこんななら、母親は大丈夫か?
と心配になりつつ、
離れていたメリーでこんななら、ネイビーが死んだら、
僕はどうなるんだ?
と恐ろしくなります。
結局、メリーには、
ありがとう
という言葉しかかけられませんでした。
頭をなでながら、
腰をなでながら、
他に言葉を必死で探しましたが、
その言葉しか浮かばず、
心の中で、そして、声に出して、
ありがとう
としか言い続けられませんでした。
今も思いつきません。
修飾する言葉すら。
でも、それでいいのかも。
明日、稽古です。
大丈夫だろう!と思いつつ
大丈夫だろうか?と心配にもなる。
役者のみなさん、気をつけて(笑)
スーパー演出が繰り出されるか、特に、なんの変哲もないか、
どっちかです(笑)
歳を重ねると心が傷つくことばかり覚えます。
それが、だたの変化なのか、成長なのか。
まぁ、どっちでもいいか。
だらだら、書き続けそうなので、ここらへんで終わりにします。
これからも、ずっと、メリーへの感謝を忘れずに、生きていきたいです。
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