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2009年11月 4日 (水)

KIOTK第5回公演「ドンブリオンザビーチ」

うちの次回公演で客演してくれる

小玉夏海さんが出ているので見に行きました。

KIOTK第5回公演

「ドンブリオンザビーチ」

 

KIOTKさんの観劇は二回目。

小玉さんを初めて見たのは、KIOTKでした。

小玉さんの演技は、独特の空気感を持っていて好きなんですが、

KIOTKで見る彼女の演技が、その中でも好きです。

 

作品の中身的には、最近の観劇の中ではいい方でした。

会話が積み重なって現れる狂気

そこらへんがうまく描かれていて好き。

他もうまいなぁーと思うのですが、なぜか面白みを感じない。

ぐっと引き込まれない。

僕の観劇史上トップに入るくらい

ケツがいたいイスだったからかもしれませんがね。

 

後半、サスペンスみたいになって、

そこが異様に浮いてしまっていたのも、

なんだか残念でした。

 

色んな種明かしの後、

人間関係も途中でよくわかんなくなって、

でも、一生懸命考える気も起きなくて、

頭がついてきかなくなったのですが、

その分、不思議な空間ができていただけに、

最後のサスペンスの種明かし的なシーンの浮きっぷりが、

やっぱり残念だ。

 

明石スタジオの空気の悪さにもびっくりした。

いい感じの大きさなのに、全体かび臭いし、

長いすだったからかもだけど、イスが痛すぎて、

ちょっとそこも残念だった舞台でした。

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