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2009年12月31日 (木)

2009年映画ランキング

このブログの読者の方々、今年もお世話になりました。

さてさて、ブログの年末イベント、映画ランキング。

僕が、2009年のうちに映画館に見に行った映画を対象に、

勝手にランキングです。

ちなみに、過去のランキングは、

2008年

http://ippiki-no-hituji.cocolog-nifty.com/blog/2008/12/post-fd89.html

2007年

http://ippiki-no-hituji.cocolog-nifty.com/blog/2007/12/post_121b.html

です。

 

今年見た映画は、なんと9本。

例年の3分の1以下ですね・・・・・

金欠のせいか、ハリウッド不振のせいか、

きっと、その両方です。

しかし、絞ったおかげで、ハズレが少ない年でもありました。

あと、ここ数年、ほぼチネチッタで映画を見てきた僕ですが、

今年はTOHOシネマズが半分に。

鷹の爪に惹かれて・・・・なわけではなく、

チネチッタのサービス低下が原因ですね・・・・

長年のひいきは大事にしたいのですが・・・・・

頑張れ!チネチッタ!

というわけで、ランキング!

   

1位・アバター

例年、音楽系映画を一位にしていた僕ですが、

もともとはSF好きです!

物語は王道だけど、そのおかげでハズレはなく、

なによりも、映像が素敵。

戦闘シーンの迫力だけでなく、

森のシーンのアートな綺麗さ。

まだ、3Dで見てないのが残念ですが、

それでも一位のアバターです。

 

2位・ハイスクールミュージカル3

年末にアバターを見なければ1位でした。

元々大好きなシリーズ。2が微妙だったけど、

きちっと盛り返してきた。元気になるなる!

これでシリーズ終わりだと思うと残念。

 

3位・エヴァンゲリヲン 破

アスカの扱いには不満すぎですが、

それでも、面白かったのはすごい。

僕の歪んだ精神を作った高校時代の思考に

大きく影響与えた物の一つですから

はずすわけにはいきません。

 

4位・ターミネーター4

不評だった3も、大好きな僕ですから、

出来のいい4もで好きです。

民放で流れるのが、傑作の2ばかりですが、

久々に1も見たくなりました。今度借ります。

 

5位・ハリーポッターと謎のプリンス

ここまでくると、僕のシリーズ物好きが明確に出てきますね。

作品の出来というよりシリーズの出来。

つまんなすぎなきゃ上位に来るし、

ハーマイオニーが死なない限りは好評価のシリーズです。

 

6位・ウォーリー

一般では去年の作品ですが、僕は今年の1月3日に見たので。

普通に面白かったよ。でも、もう印象がない・・・・

 

7位・カールじいさんの空飛ぶ家

これも普通に面白かったのですが、ウォーリーよりは下か・・・・

ピクサーの多くって、その時はすごい楽しいんですが、

あまり後に残らないのが残念。

まぁ、そこが魅力という人もいるんだろうけど、

 

8位・レッドクリフ パート2

下位だけど、おもしろいですよ。

合戦の映像きれいだし。

でも、ちょっと長さを感じてしまったかも・・・・

 

9位・カイジ 人生逆転ゲーム

唯一の邦画。そして、僕の中じゃ、唯一のハズレでした。

僕も人生逆転したいぜ!

 

というわけであっさりコメントな今年。

台本書いてたら、もう今年もあと数時間になってしまいました。

 

来年も宜しくお願いします。

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2009年12月29日 (火)

今年の一文字

もう年の瀬。

仕事納めは明日。GWより短い正月休み・・・・

 

初めての試み。

今年の一文字。

「厳」

 

今年はこれに尽きますね。

厳しかった。

仕事も芝居関係もその他色々。

厳しくとも止まらず責め続けられた気がしましたが、

その先にも厳しさが待ち構えていました。

順風満帆の「じ」の字も見えなかった。

こんな年もなかなかないね。

30代前の不安定な歳のせいか色々悩んだりもして、

そのせいか、毛は薄くなり、体は太る。

おっさん道まっしぐら・・・・・

 

でも、厳しかったおかげで、

自分が無意識に堕落していた点にも気づいて見直せたし、

新しいことにも色々と気がつかされたので、

それらを活かして、来年は一つ一つ丁寧に進んで、

よりよい自己実現に向かっていきたいです。

 

とりあえず、今年あと二日とちょっと。

ほぼ台本の直しに没頭します。

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2009年12月27日 (日)

「AVATAR アバター」

久々に、見終わった後、

一転の曇りなく完全満足しました。

大傑作です。

「AVATAR アバター」

 

予告編見た時、全然期待してませんでした。

現地部族の仲間になって戦ってのありきたりなストーリー

だと思ったし、

映像革命的なものもよく聞くフレーズなので、

その中の一つにすぎないと。

題名にもひかれないし、正直見る気ありませんでした。

 

ただ、評価が高いようで、

スピルバーグ「スターウォーズ以来のSF大作」と言ったり、

押井守「やりたいことをすべてやられた。10年たっても越せない」

と言ってたりしたので、どうせ宣伝文句だろ!と思いつつも、

これで傑作だったら損をする!と思って劇場に見に行きました。

3Dは「カールじいさん」で懲りたので、普通の字幕を。

TOHOシネマズ川崎が3Dしかないのにはびっくりですが・・・・・

 

なので、

始めはかなり斜にかまえてみてました。

主人公もバカすぎだし。

でも、どんどん世界に引き込まれる。

とにかく、映像がきれい!やばすぎる。

SF物にしては美術センスありすぎで、それだけ満足です。

それに加えて、戦闘シーン。

空中戦の一番は、スターウォーズのEP4だと思っている僕ですが、

それに匹敵の出来。鳥肌立ちまくり。

そして、その空中戦と地上戦のコラボをやられた時には、

EP4とEP6を一緒に味わってる気分でした。

スピルバーグがああ言ったのは大げさじゃないねぇ。

テーマ的にも、「人間の侵略」に絞られているけど、

それをきちっと描きすぎてて、すごい。

色々考えさせるというか、がっつりと感じさせる。

それだけで胸いっぱいになる描写です。

 

そして、最後ですよ。

よく「最後の何分を見逃すな」ってくそな宣伝文句がありますが、

エンドロールが始った時には、呼吸を忘れ、動くのを忘れるほどのラスト。

見たな!って感じに押しつぶされる、その圧倒を後押しするラスト。

すげぇです。まぁ、長くて疲れてたってものあるけど、見たって感じ。

盛りだくさんだけど、うまく詰め込みまくった大傑作です。

 

まぁ、印象に残る曲があればもっとよかったですけど、

それは要求しすぎかな。

全体のBGMもステキでしたが、

タイタニックは全体印象に残る曲が多かったので残念ですね。

 

それにしても、3Dだとどうなんでしょうね?

すごい見てみたいんだけど、

この長さを3Dで見たら、えらく疲れる気もしますが・・・・

もう一度みたい欲求もあります。

正月とかいってしまうかもしれない。

ぁあ、行く。きっと、行く。

 

でもね、3Dじゃなくても大満足です。 

これはDVD買いたい。

見るメディアないけど、ブルーレイで買いたい。

 

絶対にビックスクリーンで見るべきです。

見なきゃ損です。こんないい作品は10年出ません。

SF好きは特に。絶対に後悔しません。

絶対に見てください。

 

ここからネタバレだ。

 

 

最後の最後でタイトルコール。

マジ鳥肌たちました。

そういえば、オープニングでなかった、と。

目を開いた後に、タイトル。

もう息ができないほどの演出です。

一気に来た。すべてがこの一瞬に一気に来た。

マジ脱帽です。

あと、あのパイロット役の女優さん。

いつもこの役柄ですね。死に方もだいたい一緒。

だけど、大好きです。

名前知らないけど。

いまや、戦う女優と言ったらこの人なんじゃないの?

ってくらいこういう役でよく出てきますよね。

普通に軍隊にいても通用しそう。

また、どこかで見たいですね。

名前知らないけど。

 

そして、元祖戦う女優・シガニーウィーバー

全然戦いませんね。

人型ロボットが、エイリアン2に出てきたのに似てるので、

シガニーがあれにのって、あの強すぎるおっさんと戦ってほしかったですが、

さすがにそれはありませんでしたね。

まぁ、あの黒豹ちゃんが強かったのでよしとしましょう。

 

あぁ、書いてたら3Dも見たくなりました。

あぁ、見に行きそう。

節約しなきゃなのに、行きそうです。

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2009年12月25日 (金)

山下幼稚宴「MiracleAngels 君に天使を」

小劇場ミュージカルコメディの山下幼稚宴さん。

前回見逃したけど、今回は見に行きました。

「MiracleAngels 君に天使を」

 

この劇団、偶然見に行って気に入ったのですが、

その初めてみたのが「君に天使を」。

今回はそのリメイクみたいな感じ。

 

小劇場なのに、歌も踊りもうまいで気に入っているのですが、

ストーリー性の薄さや演技の質とかで

一番好きのは、ずっと初めてみた作品のまま。

 

やはり、この劇団はこの演目が一番いいな。

とリメイクながら思う。

残念ながら初めての時の感動は超えませんでしたが、

それは手広く役者を集められているからかもしれない。

ストーリー性もしっかりしてるし、キャラもたち、

メッセージもストレートすぎず、全体軽い感じに進む。

そして、歌とダンスをメインで押していく。

このバランスがここに一番合ってる!

と勝手に思う僕。何様!?(笑)

 

初めて見た時からどんどん大きくなってる団体で、

役者さんもどんどん広がっていて、

それらへん嬉しい反面、大変かと思いますが、

今回くらいのクオリティを維持して、

もっともっと頑張っていってほしいですね。

かげながら応援しています。

 

そうそう、今回、うちの高市嬢が客演してたんです。

どうやら踊りは封じられたようですが、

歌はがっつり歌ってました。

 

なんと、演歌!

彼女が歌うのすら、初めて見るのに、

演歌とは・・・・・・

何も聞かされてなかったから驚いたし、

意外にうまいから驚いた。

 

うまいというか、

ちゃんとやれていて嬉しかった。

歌の出来とかはよく分からないのですが、

人前に立つ上で、一皮向けたのを感じた。

途中から自分のトコの役者じゃないように見えてきて、

それだけちゃんと空間作れていたので、嬉しかったです。

まぁ、歌の力は大きいのかもしれませんが、

自分の演出以外の彼女の芝居では、過去一番好きな芝居でした。

(自分の演出のは正しく比較はできないので・・・)

まぁ、あまり演技はしてなかったので、歌のウェイトが大きいのですが、

それでも、大きな成長なんじゃないかと思います。

 

自分の役者が客演に出ても、

なかなかこういう感覚が味わえないので、

正直嬉しかったです。

 

この調子で、うちの7月の公演も頑張ってほしいね。

まだ土日やってるはず。ぜひ。

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2009年12月22日 (火)

ひっこんだ、腸。

脱腸ウーパーちゃんですが、

とうとう完全に治りました。

 

水をかえ、金魚のドレーヌと別居させ、

砂利をのぞき、濾過機も買いなおし、

4日目で完全完治です。

 

よかったよかった。

ただ、前は隔離壁があったので、

いつも水面すれすれにいて、

餌あげやすかったのですが、

金魚がいなくなり、隔離壁もないので、

また底をうろうろしてます。

餌があげられない・・・・

見上げるも上ってこない・・・・

 

なんか水面への階段でも用意しようかな

また、金がかかるな・・・・

 

まぁ、でも、治ってよかった。

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2009年12月21日 (月)

20年ぶり?!じんましん!

昨日の夜、全然寝付けなくて、

寝付けないまま朝を迎えたせいなのか?

 

会社に行く途中、ふとももがかゆくなり、

会社のトイレで確認すると大きなぶつぶつが数個。

なんかに刺されたのかな?と思いつつ、

トイレの鏡を見ると、

両目の下に、大きな腫れが一つずつ。

ふとももの腫れも左右対称の位置だったので、

刺されたわけではなさそうだ!

と勝手に解釈する。

それにしても、

目の下はれてるので、社会人ギリギリの顔。

メガネと被ってるので、目立たないけど、

客商売じゃなくてよかった瞬間です。

 

午前の仕事中にひいてったけれど、

一応、昼休みに病院に。

やはり、じんましん。

薬が込んでたので、会社終わったらとりに行こうと決意。

午後の仕事中ひいていた腫れが、

仕事終わってから急に回復しだし、めっちゃかゆい。

急いで病院いき、薬をゲットし、

飯食って、すぐに飲むも、全然効かない。

電車の中でも痒い!痒いけど、

ウーパーのための買い物は頑張って済ませて、

家帰って、ウーパー改善を施し、即効寝ました。

しかし、まだ痒い。

効いてるのか?薬。

 

じんましんなんて20年ぶり。

昔、兄がよくなってましたが、

病弱な僕は、なぜかじんましんとは縁がなかったのです。

なのに、ここへきて、いまさら?という感じで、とうとう・・・・・

 

お腹の調子もいまいちだし、 

僕もそろそろガタがき始めたのでしょうか?

って、マジで痒いです。

子供ならまだしも、大人になったら我慢して掻かずに済むだろう

と思ってきたのですが、

全然そんなことありませんでした。

痒さをなめてました。

掻きすぎです。

 

明日顔がはれてないことを祈って。

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2009年12月20日 (日)

ウーパー、脱腸。

えー、勝手に産卵だと思っていたウーパーの袋、

ネットで調べてみると、どうやら、

脱腸のようです。

 

原因は水質汚染、ストレスとか書いてありました。

 

「そっと綿棒で元に押し込む」とか書いてありましたが、

そんなの無理です。

 

そうと分かったら、ここからが戦い。

とりあえず、水を替える。

金魚のドレーヌとも別居。

ドレーヌは昔の小さな水槽へ。

でかい水槽、独り占めでストレス解消を狙います。

 

やっと終わったと思ってネットを見れば、

小さな砂利を食べて、脱腸の原因にもなる

って情報を見る。

今まではドレーヌとの隔離壁があったので、

砂利は食べられなかったけど、

独り占めのおかげで砂利はすぐそばに。

 

冷たい水に右手を突っ込み、

砂利をすべて、ドレーヌの水槽へ移動。

右手がマジやばい状態になりつつ、

総一時間かかりました。

体調悪かった週末の最後がこの格闘・・・・・・

 

これで腸、ひっこまなかったらどうしようもない。

2日様子見て、ダメなら、

綿棒で押し込む荒業に挑戦するしかありませんが・・・・

どうか腸、自然に引っ込んでください。

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ダメだった、チンポジ。

いやぁ、今年のM-1グランプリはよかった。

最終決戦で3組ともおもしろかった。

笑い飯、ダメでしたねぇ。残念でしかたがない。

 

普通の決勝の「鳥人」もおもしろかったし、

最終決戦もいい感じだったんですけどね。

審判のネタは見たことあったのに、出来がよくと笑いまくって、

ラクビーもうまく間を使っていて、そして、チンポジ。

笑い飯がぎゅっと詰まったいいネタだったので、

今年こそはいくか!と思ったのですが、

やはりチンポジにはやれないのでしょうか・・・・

 

笑い飯はなんでいれたんでしょうかね?

笑い飯っぽいので、それはそれで好きなんですが、

それ込みで優勝したかったですかね?

 

まぁ、パンクブーブーも面白かったので、

チンポジを考えたら、妥当な結果な気がします。

パンクブーブーは基本をがっちり抑えたいい感じのネタでしたね。

 

ひがしこくばるさんが、

始めのトークで嫌われたのか?

全然、話を振られなかったのが面白かったです。

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続・ウーパー産卵か?

お腹痛い。

ウーパーでなく僕の話。

金曜の夜に会社の忘年会があり、

そのちょっと前からお腹いたい。

土曜も日曜の今も痛くて、

遠出もできないし何もできない。

 

先週の土曜の劇団の忘年会で飲みすぎて、

次の日はお腹も痛く、でも、なんとか回復したはずが・・・・

 

まじで痛いっす。

連日の風邪薬の服用のせいかと思い、

パブロンをたつもののまだ痛い。

たつってもまだ一日二日。

 

おかげでいつもの微熱がやってくるも、

下げる手がなく、ちょっと動いては寝ています。

 

うぅ。

 

あ、ウーパーの話だった。

 

昨日の記事の報告から変わっていません。

丸一日、透明な袋抱えています。

本人は痛いのか?分かりませんが、

ちょっと動きは鈍い感じはする。

見ているこっちは痛そうだし、

自分のお腹はマジで痛い。

 

ウーパーの痛みが移ってるのかなぁー

産卵じゃなくて、変な生物出てきたらどうしよう・・・

とお腹痛くてろくなこと考えられない僕・・・・・

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2009年12月19日 (土)

ウーパー、産卵か?

夏場は微動だにしませんでしたが、

冬になり、気温が下がり水温が下がり、

適温に近づいたウーパールーパーのマッコティンは、

普通に泳ぐになりました。

金魚に食べられた鰓も徐々に復活し、

元気そのもののウーパーです。

 

普段、餌のイトミミズは略奪するように、

とったらすぐ下にもぐってたのですが、

今日は、食べてもそのまま水面近くにいて、

また次のを食べるというかわいらしい行動にでました。

 

その数時間後、恐ろしいことが・・・・・

腹から透明の袋がでている・・・・・

直径1センチほどの透明な袋。

袋の表面には血管らしき模様。

袋が出ている所は、腹が裂けている感じ。

 

内臓がはみ出ているのか?

変な病気でないなら、考えられるのは、

メスで産卵しか・・・・・・

それか変な病気なのか?

一匹で飼っているので産卵しても受精できないので、

取り出して捨てるしかないのですが、

産卵なら珍しいもの見れるので、頑張って観察したいのですが、

産卵じゃなかったらそのまま死に姿を見るだけなのでなんか・・・・

 

というわけで、明日の朝、どうなっているか楽しみ。

死んでたらショックですが。

卵産んでも、隔離同居している金魚のドレーヌに食べられそうですけどね。

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2009年12月13日 (日)

演出日記(2009年12月12日)

今回までオフ稽古。

始めの2時間、男3人しかいなかったので、

ひたすら体動かし続けました。あぁ、体痛い。

 

どこの団体にも独特の言葉というのもがありそうですが、

僕が自分の演出でよく使う言葉は、

「YOUら」

 

「君たち」の意味です。本当は「YOU」だけ複数の意味を成しますが、

呼びかけだと、なんとかなく複数のニュアンスが弱いので「ら」をつけてます。

 

その昔、役者の集団に対して「君たちは」という時なんて言ったらいいのか、

考えたことがあります。

「君たち」とか「お前ら」とかは明らかに上から目線だし、

かといって「あなたがた」だとへりくだりすぎ。

で、ユーモアを込めて「YOUら」になりました。

上下関係が薄い英語ってのはこういうときに便利ですね。

 

昨日は稽古後忘年会。

最近飲みすぎることが多いです。

一時期、気をつけて飲んでいたのが、最近また度を越してきました。

みんなに迷惑をかける前に、また気をつけて飲まなきゃですわ。

 

2週間前に台本の第1稿を書き上げたので

何も考えないで2週間過ごしました。

書いたあとはどうも客観的になれないので時間おいて、

今日から書き直しを開始します。

第1稿は気をつけても勢いの産物になってしまうので、

みんなから意見も聞いたし、広い視野で、

自分の描きたいものをよりよく書き直していきます。

 

来年7月とまだまだ先ですが、お楽しみに。

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2009年12月11日 (金)

「虚空の旅人」上橋菜穂子

読み進めてる上橋菜穂子「守り人シリーズ」

「虚空の旅人」

 

「獣の奏者」には及びませんが、

ここまでの「守り人シリーズ」の中では一番好きでした。

 

もはや、ファンタジーというより政治ドラマでしたが、

出てくる駒はすべて見せられているんだけど、

この後どうなるのか分からない!ハラハラドキドキ感がステキでした。

闇と夢は、世界観が先にたってその要素が少し薄かったので、

今回はがつりと楽しみました。

 

上橋先生の魅力は、ファンタジーよりも政治の駆け引き?

と思ってしまうことのあるのですが、

現実が土台の政治ドラマではなく、

自分が作り上げた世界の政治ドラマを描いていることが、

描く焦点がきちんと絞り、完成度を高めているのでしょう

 

きちんと深く広い世界観を描いているからこその政治ドラマの面白み。

 

「守り人シリーズ」はまだまだ続くようなので、

いやはや、楽しみでございます。

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2009年12月 9日 (水)

「夢の守り人」上橋菜穂子

まだまだ続くよ、守り人シリーズ

「夢の守り人」

 

今までで一番難しかった。

もっとゆっくり読めばよかった。

読む進めていくうちに全体像が見えてきましたが、

始めのうちは何を言ってるんだか分かりませんでした。

 

前作に続き、人間に焦点が絞られてますね。

「闇の守り人」は、親しい人と自分の関係でしたが、

今回は、自分一人の生きる道とそれのつながりって感じがしました。

 

全体が重々しくて、ちょっといやだったのですが、

あっという間に読んでしまうってことは面白いってこと。

 

夢に逃げ込まず、苦しくても自分の現実を生きる

ってのは好きなので、共感ができましたが、

もうちょっと明るい方がよかったかな、と思う本でした。

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2009年12月 6日 (日)

「カールじいさんの空飛ぶ家」3D字幕

感動の予告編から期待度大のこの作品

「カールじいさんの空飛ぶ家」

原題は「UP」なんですね。

 

えぇ、初めて3D字幕を見ました。

まずはその感想。

心配していた「3Dで字幕は見れるのか?」は、

普通に読めました。

ただ3D・・・・・・

欠点1・ゴーグルが汚い。

TOHOだったので、使い捨てゴーグルでなく、使いまわし。

拭いてるんだろうけど、汚い。

自分のメガネ拭きで拭いたら、再起不能なほど油がつきました。

せっかくの新収入源なんだから、もっとちゃんときれいにしてほしい。

欠点2・小さいゴーグルがない。

僕はメガネの上からかけていたら問題ないのですが、

隣の彼女は、ゴーグルがずれ落ちる。

小さいのはないらしく、鼻の上に布をおいてなんとか固定。

子供とかどうしてるんだろう・・・・・

ちょっと準備悪くないか?

欠点3・ハードもソフトも技術半ば。

3D方式の統一はどうなるのか?統一すべきなのか?

全然知りませんが、ソフトはまだ試行錯誤段階なんですかね?

予告編の3Dとかしょぼいのが多い。

予告編だからかな?

実写だと、一部を浮き上がらせるだけで、

背景の多くは2次元とかもあり、むしろ逆効果な気がする。

3Dの効果って、「浮き出す」より「奥行き」の方が大事。

細かい点を描きいれていないのか、

描く焦点がないのか、ただ予算が足りないのか?

分かりませんが、

実写は細かい点が多いので、

現状ではアニメとかの方が3Dに向いている気がする。

とはいえ、今回の「カールじいさん」の3Dが効果的だったかというと、

それはそうでもなかった気がする。

3Dにできたら、3Dにしました感が否めない。

3Dが映画界の新たな客寄せなんだろうけど、

制作経費に見合うものかどうか疑問に思った。

「それよりももっと中身に金かけろ」とも思う。

慣れてないからかもしれないけど、

そんなに3Dに魅力を感じなかったし、

まだまだ試作段階だろうから、

当面は3Dでなく普通の画面で見ようと決めました。

 

さてさて、「カールじいさん」の中身です。

ちょっとネタばれです。

 

えー、予告編がいい奴は、予告編を超えられない。

という傾向にありますが、

僕の場合、今回はそれ。

始めの15分で泣くといわれてましたが、僕の中では、

始めの展開は、予告編3分のあのナレーションの方が上だった。

予告編で泣きそうになった僕でしたが、

本編は結構素通りしていきました。

物語も、いい話だと思うのですが、

感動という面では素通り・・・・・

あぁ、僕に人間の心はあるのだろうか?

 

まぁ期待しすぎちゃった反動もあるのだけど・・・・

 

 

僕としては、

感動というよりコメディとして、1級品だった。

じいさん同士の戦い!とか。

新たなジャンルの創設!ぐらいのインパクトと笑い。

これをメインに実写で作ってほしいですね(笑)

あとは犬たちのアホさ。まっすぐさ。

特に、その他大勢の犬たちの単純さに心打たれました(笑)

ケビンの子供かわいい。

あのぬいぐるみがほしかったけど、

ケビンのしかありませんでした・・・・・残念。

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2009年12月 4日 (金)

3D映画の字幕ってどんなだろ・・・・

明日、映画「カールじいさん・・・」を見に行こうとネット予約を。

今年は映画であまり当たりがないので、楽しみにしてました。

せっかくなので、3Dという物を見てみよう!

というのも楽しみの一つです。

 

とりあえず、チネチッタのサイトに行くと、

3Dは吹き替えだけ!

 

ガーン!

吹替とか原作から遠のくのであまり見たくない僕。

ただ、よく考えれば、

3Dで字幕って読みにくくて、そもそもないんじゃないのか?

と勝手に納得。

しかも、3D吹替はレイトショーがない。

 

まぁ、ここは川崎だ。他も見てみよう。

109シネマズ川崎のサイト。

やはり3D字幕がない!

けど、3D吹替のレイトショーがあった!

 

まだまだ決めてはいけない。

TOHOシネマズ川崎のサイト。

あった!

3D字幕、しかも、レイトショー!

 

さっそくベストな席を予約しました。

あったのは嬉しいのですが、

3Dの字幕ってどんななのか?

読めなかったならどうしよう・・・・・

と心配になりつつ、

なぜチネチッタや109は3D字幕をやってないのか?

と憤慨。

3D方式の違いで出来ないのか?

そもそも字幕好きの大人は3Dなんて見ない!と思ってるのか?

 

そんなんだから、他に抜かれるんじゃんよ、チネチッタ!

と長年愛用してきたシネコンにだんだん愛想がつきてきて、

そろそろTOHOのポイントカードを作ろうとしてる僕です。

 

とりあえず、川崎に住んでる甲斐があった今日の予約。

 

さて、明日が楽しみだ。

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2009年12月 3日 (木)

「闇の守り人」上橋菜穂子

守り人シリーズは続く

「闇の守り人」

 

「獣の奏者」「精霊の守り人」とは違い、

ファンタジー空間の広がりというよりは、

ファンタジーは漬物で、人間ドラマがメイン、

って感じがしました。

上橋ファンタジーワールドを堪能したい僕としては、

ちょっとがっかりな感じもありますが、

それはファンタジーの出来がよすぎるだけで、

人間ドラマ中心でも十分楽しめる。

というか、はまりすぎな気がする僕。

 

あっという間に読んでいまったのですが、

人間ドラマなので、もっとゆっくり読んだほうが、

もっと楽しめたし、もっと色々考えたんじゃないか?

と思いましたが、はまりすぎてるので仕方ありませんね。

 

ちょっとエリンが懐かしくなってきましたが、

守り人シリーズ、読み進めたいです。

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「アドレナリン」

見る気はなかったけど、あったので見た。

アドレナリン

 

悪人に中国毒を打たれ、

アドレナリンを出し続けないと死んじゃう殺し屋

の話

 

特に、何もなく、

ただただクダラナイ感じで進む。

B級というよりC級

 

画像よく揺れるし、

彼女、頭やばすぎだし、

効果音の効果もなんか安っぽいし、

各人種がそれぞれ偏見まみれのくだらなさを発揮し、

視覚聴覚偏見のくだらなさが満載だが、

さして笑うこともなくすぎていくむなしさ。

 

でも、なぜか、最後の方、

くいいるように見ている不思議さ。

 

マジメに終わらせようとしたラストが、

そのこと自体クダラナイ。

 

以上。

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2009年12月 2日 (水)

「精霊の守り人」上橋菜穂子

このブログに「獣の奏者」にはまっていることを書いてあるのを見て、

頼んでないのに、稽古に持ってきてくれました。役者の免出君が!

「精霊の守り人」

 

免出君から時々本を借りるのですが、いいのが多いです。

「パンプキンシザーズ」とか泣ける。 

 

で、「精霊の守り人」です。

かなり面白かったのですが、

「獣の奏者」を読んだ後だったので、

少し完成度が劣るという印象を持ってしまった。

 

僕がただ動物好きって所で、

「獣の奏者」の評価が高いからかもしれませんが、

世界観の広がり的には、「獣・・」の方が広く拡がる感じがあった。

 

「獣・・」を読む前なら、文句なしに楽しめたけど

と思いつつ、

即効で読み終わってる僕です。

面白いです。

ふいに現実の不条理に絡めとられ、

苦しいけどもがく様。

最近、こういうことを何回も書いてるけど、

自分は、こういうのが書きたいし、

こういうのを読むのも、見るのも、大好きなんだ。

と改めて実感します。

 

最近、本ばかり読んでいるせいか、

読むスピードが異様に上がっていて、

しかも、どの本もはまりすぎてしまい、

もはや通勤の「時間つぶし」ではなくなっている気がします。

まぁ、いいか。

ここ数年、こんなに集中して本ばかり読んだりしなかったので、

いい傾向です。

 

全然関係ありませんが、

研究にいたときはそれなりに触れていたけど、

仕事上全然使わなくなった英語

そろそろ消えそうなので、勉強再開することにします。

異分野に行ったのは自分の意思だし、

使わない知識だからしょうがないけど、

知識がどんどん消えていくって寂しいものです。

 

そこはちゃんと努力しなきゃだね。

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2009年12月 1日 (火)

「アヒルと鴨のコインロッカー」伊坂幸太郎

伊坂幸太郎

世界観や考えが勝手に近いと思っていて、

結構好きな作家さんなのであるが、

自分で買って読むことはしない程度の好きさ。

 

会社の同期が読んでたので借りた。

もちろん彼が読んだ後で。

「アヒルと鴨のコインロッカー」

 

正直期待していなかった。

題名が好きじゃないから。

読み始めてからその予想ははずれてないように思えた。

ペット殺しの話がでてくるし。

それだけで憂鬱になりつつ、読み進めた。

 

182ページ

文庫本で182ページ

 

過去と現在の2点が重なった所

過去に何があったんかいな?

と気になってしょうがなくなる所

 

人によってその点がどこにくるかは様々だろうけど、

僕の場合は182ページでした。

 

そこからは怒涛の読書。

そして、

当然のごとく騙される僕。

別に、騙されたっていいので、どんどん進む。

「自分だけ特別」

そう思い込みがちだけど、

んなことあるわけないのだ。

自分の周辺がすべてではないのだ。

 

その現実をまじまじとつきつけてくれた

この物語はステキだ。

 

僕はまだ曲がってないな

全然別件でそんなことを思った今日、

読み終わりました。

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