「AVATAR アバター」
久々に、見終わった後、
一転の曇りなく完全満足しました。
大傑作です。
「AVATAR アバター」
予告編見た時、全然期待してませんでした。
現地部族の仲間になって戦ってのありきたりなストーリー
だと思ったし、
映像革命的なものもよく聞くフレーズなので、
その中の一つにすぎないと。
題名にもひかれないし、正直見る気ありませんでした。
ただ、評価が高いようで、
スピルバーグが「スターウォーズ以来のSF大作」と言ったり、
押井守が「やりたいことをすべてやられた。10年たっても越せない」
と言ってたりしたので、どうせ宣伝文句だろ!と思いつつも、
これで傑作だったら損をする!と思って劇場に見に行きました。
3Dは「カールじいさん」で懲りたので、普通の字幕を。
TOHOシネマズ川崎が3Dしかないのにはびっくりですが・・・・・
なので、
始めはかなり斜にかまえてみてました。
主人公もバカすぎだし。
でも、どんどん世界に引き込まれる。
とにかく、映像がきれい!やばすぎる。
SF物にしては美術センスありすぎで、それだけ満足です。
それに加えて、戦闘シーン。
空中戦の一番は、スターウォーズのEP4だと思っている僕ですが、
それに匹敵の出来。鳥肌立ちまくり。
そして、その空中戦と地上戦のコラボをやられた時には、
EP4とEP6を一緒に味わってる気分でした。
スピルバーグがああ言ったのは大げさじゃないねぇ。
テーマ的にも、「人間の侵略」に絞られているけど、
それをきちっと描きすぎてて、すごい。
色々考えさせるというか、がっつりと感じさせる。
それだけで胸いっぱいになる描写です。
そして、最後ですよ。
よく「最後の何分を見逃すな」ってくそな宣伝文句がありますが、
エンドロールが始った時には、呼吸を忘れ、動くのを忘れるほどのラスト。
見たな!って感じに押しつぶされる、その圧倒を後押しするラスト。
すげぇです。まぁ、長くて疲れてたってものあるけど、見たって感じ。
盛りだくさんだけど、うまく詰め込みまくった大傑作です。
まぁ、印象に残る曲があればもっとよかったですけど、
それは要求しすぎかな。
全体のBGMもステキでしたが、
タイタニックは全体印象に残る曲が多かったので残念ですね。
それにしても、3Dだとどうなんでしょうね?
すごい見てみたいんだけど、
この長さを3Dで見たら、えらく疲れる気もしますが・・・・
もう一度みたい欲求もあります。
正月とかいってしまうかもしれない。
ぁあ、行く。きっと、行く。
でもね、3Dじゃなくても大満足です。
これはDVD買いたい。
見るメディアないけど、ブルーレイで買いたい。
絶対にビックスクリーンで見るべきです。
見なきゃ損です。こんないい作品は10年出ません。
SF好きは特に。絶対に後悔しません。
絶対に見てください。
ここからネタバレだ。
最後の最後でタイトルコール。
マジ鳥肌たちました。
そういえば、オープニングでなかった、と。
目を開いた後に、タイトル。
もう息ができないほどの演出です。
一気に来た。すべてがこの一瞬に一気に来た。
マジ脱帽です。
あと、あのパイロット役の女優さん。
いつもこの役柄ですね。死に方もだいたい一緒。
だけど、大好きです。
名前知らないけど。
いまや、戦う女優と言ったらこの人なんじゃないの?
ってくらいこういう役でよく出てきますよね。
普通に軍隊にいても通用しそう。
また、どこかで見たいですね。
名前知らないけど。
そして、元祖戦う女優・シガニーウィーバー!
全然戦いませんね。
人型ロボットが、エイリアン2に出てきたのに似てるので、
シガニーがあれにのって、あの強すぎるおっさんと戦ってほしかったですが、
さすがにそれはありませんでしたね。
まぁ、あの黒豹ちゃんが強かったのでよしとしましょう。
あぁ、書いてたら3Dも見たくなりました。
あぁ、見に行きそう。
節約しなきゃなのに、行きそうです。
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