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2010年5月10日 (月)

「演技と演出」平田オリザ

高校で演劇を始めた時に、
一番影響を受けたのが鴻上尚史さんで、
大学に入ってから、
新感線やら野田さんやらの影響を受けたのですが、
平田オリザさんはノータッチでした。

大学出た後に、この劇団を作り、
第一回公演の直前に、劇場さんの計らいで、
北嶋孝さんとお話する機会がありまして、その時に、
「平田オリザさんの演劇入門は一度読んだ方がいい」
と言われ、素直に読んだのが、初平田オリザ。

「演劇入門」は脚本について、特に、会話について書かれていて、
独学、模倣の僕の脚本技術に足りない物だらけで、
大変勉強させていただいた本となりました。
その後の作品には、この本の影響をかなり受けています。

とはいえ、誰かに貸して返ってきてないので、手元にない・・・
誰に貸したか忘れましたが、これ読んでたら、返してください。

その後、その本以外は、
平田オリザさんの物に触れる機会もなかったのですが、

昨日、中村りえと今回のうちの芝居について話していて、
非常に難航しているシーンに関しての所で、
「青年団では、同時多発の会話のシーン、
 すごく細かく決めているみたいですよ~」

と言っていて、
なにかの参考になるんじゃないか?
と今日の昼休みに、丸善で平田オリザさんの著作を探した所、

「演技と演出」

同時多発会話の手法についてもちょっと書いてあったので、買った。
結局、同時多発会話の手法については、ちょっとだったけど、
またもや、色々お勉強させていただいた。

この本は、演出についての方がメインに書かれてます。
小さな劇団とはいえ、数年演出やってきているので、
書いてあることに、目新しいことはなかったのですが、

同じことについて言っていても、
違うアングルで、違う言葉で表現されているので、
新たな細かな発見もあり、理解も深まり、

自分が理屈にせずに感覚でやっていたことが、
理屈で書かれていたりで、頭の整理にもなりました。

稽古方法もいくつか紹介されていて、
自分なりにアレンジして、今回の芝居でも、
うまく活用できそうなので、テンションもあがります。

一番、参考になったのが、自分の演技について。
この本を読んでいる間、
なぜか自分の演技について客観的に考えることができた。
ダメな役者の例に自分に当てはまる所があったからか、
演出頭が整理されたからか、 

今回の自分の演技の方向性が見えてきた気がします。

頑張るじょ。

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