カブ.牛乳や「ドラゴンテイル2」
今年見に行った芝居の中では、
一番面白かったと思う。
いつもうちの公演の受付を手伝ってくれる氏家ちゃんがでるので、
見に行きました。
カブ.牛乳や10回目の配達
ドラゴンテイル2
作・演出の方が、主役。
それだけで脱帽です。
前説がお茶目な感じだったので、
コメディ系なのかと思いましたが、
結構真面目な芝居でした。
恋人が自殺した、残された男の内省。
最近、大学2年の時に作・演出した「p53」の再演でもやろうかと、
色々考え直してる時だったので、ドンピシャに参考になりました。
お話としては、
「地獄めぐり」という名の星の王子様的な感じで、
形は好きなんですが、芝居にパンチがなくて、
どうも引き込まれずにいました。
しかし、終盤、金崎敬江さんが出てきてから、
がっと引き込まれました。
それが、彼女のおかげなのか、演出のおかげなのか、
まぁ両方なんだろうけど、
話しもまとまっていく過程に、いい演出が入り、
そして、中央に魅入れる役者がいる。
久々にぐいぐい芝居に引き込まれました。
金崎さん、他の芝居でちょっと見たことあるはずですが、
こんなに印象に残ったのは今回が初めて。
これだけ空間を支配し、作り上げ、魅入れる役者さん。
ステキです。
自分も、自分の役者も、そこを目指しつつ、
また、見てみたい役者さんでした。
こう思えるの久々で、なんか嬉しくなりました。
お話、演出も気に入ったので、
また、見てみたいお芝居でした。
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