「ライフ」すえのぶけいこ
すえのぶけいこ。今「リミット」は読んでますが、
漫画もドラマも見なかった「ライフ」。
最近、一気に読みました。
「いじめの話」だとは知っていたので、
3巻くらいまでは、なんか救いがない感じで、
重すぎて読むの止めようかと思ったのですが、
4巻くらいからいじめが始まって、
戦う対象ができたので、どこか救いがあり、
あっという間に読んでしまいました。
救いがない話は好きなはずなんですが、
やはり、ちょっと救いは大切なのね・・・・・
こういう話って、
どんなにひどいことが描かれても、
追い詰められた自分をそうなるかもしれない・・・
って投身感情を狙ってるのかなぁと思いつつ、
読んでる時は、だいたいそんな感情を受けやすい僕ですが、
今回は、
高校で、いじめなんてあるのかよ?
これ、やりすぎじゃね?犯罪じゃん。漫画だから?
とか内心思って読んでしまっていて、
そのせいか、
自分とは関係ないどこかの話。
という印象で読んでました。
でも、
静かに終わると思っていた最後の方まで盛り上げてくるし、
そうなると、
自分もふがいないんだろうなぁ~
って気になってきて、目頭熱くなりますわな。
ハッピーエンドのようで、
救いがあるようで、
自分のふがいなさやダメさを突きつけられる終わり方。
救いがない終わりばかり書いてるし、
そういうなの好きな僕としては、
斬新だったし、こういう終わり方も素敵だと思えた。
この漫画、中学校の指定図書にでもなるべきだろう(笑)
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