人のあれは蛙に見えるのだった。

今日、会社の裏の出口を出ると、

出口の目の前に、

上に登る階段の下に、

ヒト科の動物の糞がありました。

大きな大きな糞でした。

雨で湿っておりましたので、

蛙かな？

と期待を込めて近づきましたが、

やはり、糞でした。

僕は、お昼を買いに行く直前でした。

お昼時だったので、誰に告げることができず、

糞の横を素通りして、お昼を買い、食べました。

ときおり、思い出してしまう自分が悲しかったです。

お昼が終わり、会社の皆が発見し、大騒ぎ。

事務の女の子がゴム手袋をはめてましたが、

僕は彼女に「代わるよ」ということはできませんでした。

結局、ビルの管理会社に言いましたが、

今日、会社から帰るときも、それは、まだありました。

会社は地下にあります。

現場は、

道から地下に降りる階段の下の踊り場です。

誰にも見られない場所。

思えば、ノグソには絶好の場所です。

犯人はここを見つけてさぞ嬉しかっただろう！

と思いつつ、

とある会社の従業員のやる気をここまで下げる行為もありません。

犯人の方。

お腹痛かったのは仕方ありませんが、

ぜひ、片付けに来てください。

蛙のように、勝手にいなくなったりはしません。