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2011年10月 9日 (日)

今週は風邪で死んでましたが、
明日は稽古ですが、

どうしても早く見たいので行きました!

猿の惑星 創世記
RISE OF THE PLANET OF THE APES

「猿の惑星」は大傑作ですが、
この作品も、本当に素晴らしい作品です。

最近は、
新しいシリーズ物はなかなか続かなくて、
昔の傑作シリーズを引っ張りだしてくることが多いですが、
ここまでいい出来だと、うれしくなります。

昔の作品もほとんど覚えてないし、
以前のリメイクも見てませんが、

それでも、十分に楽しめます!

SFとしての映像や物語性の面白さで、
ドキドキハラハラ楽しめつつも、
家族愛と自立の葛藤で涙が誘われ、
医療と動物保護、そして、なにより人間のエゴを見せつけられ、
じっくりと考えさせられる。

それが全部そろって、
しかも、しっかりとまとまって間延びしてない!

そして、それらを
セリフというよりも、
感情や行動で魅せてくるあたり、
さらに、この作品を面白くさせています

そして、ハリポタシリーズで不幸な運命を背負ったマルフォイ君!
ここでも、いい感じにやな奴を演じてくれてます!
今後こんな役しか回ってこないかな?と心配になりつつ、
こういう役が似合うこと、似合うこと!

ここでも親の力で就職ってあたりが、期待を裏切りません。

映画の中で「猿じゃない」ってセリフがありましたが、
そうですよね、APEですからね。類人猿?
っても、「猿の惑星」って邦題は、
多少意味が違っても、この邦題でよかったなと思います!
インパクトあるもんね!

きっと続編あるのかな?
猿の表情とか動きとか、ほんとに違和感なく見れるし、
物語構成や進行もうまい!
そして、元ネタは大傑作「猿の惑星」!
ターミネーターシリーズよりも楽しみなシリーズになりそうです。

後悔はしないでしょう!
ぜひ、見てください!

旧シリーズも、2作目以降ちゃんと見てないから、
これを機に復習したくなりました。

ここからネタばれです。

この映画、やっぱり、シーザーの葛藤に胸を打たれます。
話せないからこその、表情や行動での表現。
これがさらに心にきますね・・・・・・
言葉で限定されない感情表現のすごさを感じます。

同時に、

医療研究の名目で、動物を苦しめ続ける人間のエゴ・・・・
仕方ないことだけど、やっぱり心は痛みます。

でも、一番心にひっかかるのは、

主人公君ですね。

頭いいのかもしれないけど、科学者としては大失格ですよね。
実験動物を勝手に外に出すわ・・・・
劇薬を勝手に持ち出すわ・・・
自分の父親実験台にするわ・・・・

最後、「全部、俺のせいだ」と言ってましたが、
本当にその通りです。
そのわりに、「俺、シーザーのいい理解者」的な感じで、
さわやかに終わってる感じが、
こいつの終わってる感じを助長してますね。

人間のエゴ・慢心

これはこの映画の一つのテーマだと思いますが、
主人公で一見いい奴そうな彼に、
それを一番表現させているあたりが、
うまい!

うなるうまさ!

ただ、原作につなげるために、
ウィルスで神経再生!
ってすごいいいアイデアだと思うけど、

神経再生じゃ話せないでしょ?
声帯の構造までは変わらないでしょ?

と、まぁ、原作つなげなきゃなんで仕方ないんでしょうけど、
そこだけはちょっとひっかかってしまった。
そうなんでしょ?変わるの声帯???

まぁ、でも、エンドロールで、
たったあれだけの映像で、
その後の展開を表現できるあたりはさすがだし、
翻訳が久々の戸田奈津子先生ってところもさすがですね。

この作品といい、
「Super8」といい、
今年はSFの当たり年ですね。

もうかなりの満足満足の映画です。

この映画を映画館で見れて、僕は幸せです!

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