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2012年9月 4日 (火)

演劇集団リレーションシップ第3回公演「ロボット」

大学の劇研の後輩の熊野君が出ているということで、
見に来ました!

演劇集団リレーションシップ第3回公演

「ロボット」

原作はカレル・チャペック。

前説で

「上演時間は2時間35分」

と久々の冒頭パンチを食らいましたが、

とてもいいお芝居でした!

最近は、なぜかAPOCシアターの頻度が高いですが、
APOCシアターはほとんどはずれなしです!

そういう小屋ってなんだかいいですね。

基本長いセリフが多いのに、

そのセリフの速さやリズム、
セリフの緩急と動きの緩急がうまく具合にマッチングしていて、
物語の進行も遅すぎず、早すぎずに、

そして、

全ての役者さんの演技が同じ方向を向いている感じも、
空間をぐわって広げてきて、

すっとのめりこんでいきました。

熊野君の演技も久々に観たら、
すげぇうまくなってたし!

他人の成長を見たり、感じたりするのは好きなんですが、
久々に来たな!この感じ!

って、うれしくなりました。
彼のメインが(?)、アングラかミュージカルなので、
僕があんまりアングラ見ないので、
キラキラ熊野しか知らなかったのですが、

あんなに存在感のある、迫力のある演技が出てくるとは!

嬉しかったし、今後に期待です!

芝居としては、後半はちょっと長いと感じてしまいましたが、
最後まで空間が崩れることなく、
迫力ある芝居で見入ってしまいました。

物語も、
昔に書かれた近未来なのに、
いい視点で描かれていて、そこもよかった。

こういう古典系のがっつりした芝居っていいなぁ~
この前みた「楽屋」みたいによかったなぁ~

と思っていたら、
この前、これもAPOCシアターで面白かった「楽屋」と
同じ団体、同じ演出さんでした(笑)

偶然(?)知り合いが連続でてただけのようで、
プロデュース・ユニットだから気が付きませんでした(笑)

ってことは、この人の芝居が好きなんだな、僕!

久々に定期的に観たい団体発見!です。

ただ、住所書いたりしてないからDM来ないだろうから、
チェックしなきゃいけないですが・・・

とにかく、いい芝居でした!

満足!

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