舞台芸術集団 地下空港 第十二回公演 「壺を割った男」
ネイビーが亡くなる直前に見にいったお芝居です。
舞台芸術集団 地下空港 第十二回公演
「壺を割った男」
ネイビーが危ないと思いつつ見に行ったのですが、
このお芝居を見ている間にネイビーがなくならなくてよかったです。
そうだったら、気分的に、
今後、地下空港さんを見に行くことができなくなっていたことでしょう。
さて、数年前、シアターブラッツで初めて見てから、
地下空港さんを見るのは5回目くらいですが、
なんかすごい久々に見た気がしました。
恵比寿エコー劇場。
恵比寿に小劇場、あったんですね。
免出君が出てるっていうので、見に行ったのですが、
なかなか出てこなくて、
黒い布かぶって、顔見えない人々の中の一人なのかなぁ
と思っていたら、最後の最後で出てきました(笑)
面白かったのですが、
なんか良い所が変わってしまったなぁ~
っていうのが率直な感想。
僕にとっての地下空港さんの良さって、
奇抜な衣装
簡素な舞台美術をうまく利用した表現
キャラの立った迫力ある男優陣
を使った独特の空間作りが好きだったのですが、
今回はそこらへんが抑えで、
むしろ、脚本の方を凝られていたのかな?
って感じでちょっと残念でした。
それと、
主演の方が全体から浮いていて、どうも入り込めなかったですね。
なんか演技自体が違うというか。
嘘をつく役柄ってことで、そういうのを演技に出していたのかもしれませんが。
衣装に凝る地下空港さんで、
汗をかく役者に、汗が目立つ衣装ってのも解せなかったし。
ちょっと残念。
いつも、男優陣が素敵だな!って印象があったのですが、
今回、一番印象に残ったのは、パンチラインさん!
ビジュアルも好きだったし、
あのビジュアルに、あの演技を、あの役者さんにさせる!
ってあたりがぐっときましたね。
あ、あと、ずっと好きだった今村洋一さんが卒業のようですね。
今回も存在感でていたし、結構残念です。
免出君の計らいで挨拶させていただいたのですが、
ネイビー体調悪いメールが入っていて動転していたので、
あんまり話せませんでした。
まぁ、早く帰ってネイビーの最期に間に合ったから、
仕方なかったんですけどね。
なんかいろいろ書いちゃったんですが、
一場物で、構成もしっかりしていて、面白かったです。
今後の地下空港さんも楽しみです。
次も見に行けたらなぁって思います。
僕もガンバろ!っと。
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