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2015年8月27日 (木)

宮部みゆき「レベル7」

「魔術はささやく」に続き、宮部みゆき

「レベル7」

だいたい100ページくらいで、物語に入り込む私ですが、この本は600ページの中で250ページくらいからようやく入り込めました。

いつもは150ページくらいまでに入り込まないと読むのを止めますが
「レベル7」という何かよく分からないファンタジー要素と、
二つの異なる軸から真相を追っていく感じが、
好きでもあり、世界観がすごく広く感じた。
ただ、そのせいで前半は複雑になって入り込みにくくはなってしまった感もある。
登場人物もごちゃごちゃになりがちだし…

最終的には、予想どおりのラストではあったし、
世界観も最後には現実の枠に入ってしまって少し残念だった。

二組のつながりも思ったより薄かったし、
何か分からないタイトルになってる物を追うのって、実は好きだけど、結局は、テーマにはそってるけど、物語としてはちょっと比重が軽い感じだったかなぁという思いもある。

予想どおりと書いたけど、
冒頭含め、色々なヒントをくれているせいでもあり、むしろ、
このヒント自体がひっかけかもしれない!と疑心暗鬼になったりできて、真相を早く知りたくて最後は200ページ一気読み!

楽しめました。


最近の宮部みゆきを読んでると、内省描写メインなのかなぁと思っていましたが、
この頃は、構成や展開メインでそして、ちょっとした科学(医学)ネタをまぶしている感じなんだなぁ〜
と驚きとともに少し親近感を勝手に感じたりしつつも、
小説としては、最近の方が好きかもしれないと思ったりしながら

借りた宮部みゆきがまだ数冊あるので、じっくり楽しんでいきたいと思う。

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