「君の名は」
迷ったけど、見に行きました!
「君の名は」
これだけ売れるものはどんなものか?
見てみたいなぁ〜と思いつつ、
みんな号泣!って話を聞くと、
そういう話はだいたい引いちゃうんだよなぁ〜
と引き気味になり、
でも、最近は涙脆いから大丈夫かな?
ってことで見に行きました。
そこそこ面白かったけど、
ここまで売れる要素は見つからず…
ってな感じでした。
ハードル上がった感じで見に行ったからかな?
三葉は可愛いし、
四葉も可愛いので、
そういう意味では満足でしたが(笑
展開とか推し方は、「こちうさ」さんの芝居に近い気もした。
絵の綺麗さは、「言の葉の庭」の方が断然際立ってた気がしたなぁ。
まぁ、あの作品で重く目立った心のダークサイドは今回の作品は全くなく、ただ、真っ直ぐに進む様だけを見せるので、そういう意味では「見やすい」作品。
基本、いい人しか出てこないし(笑
いい人で大好きだったテッシーですが、
「まれ」の高畑さんの役のまんまで、
ちょっと複雑な気持ちになりました(笑
とりあえず、しきりな流れてる彗星の音はやめてほしい。流れたよね?
あんまり効果あると思えないし、地震かと思って怖い。映画館で地震って怖いので、まじでやめてほしい演出でした(笑
劇場が無駄に寒かったのも、あれはわざとなのかなぁ〜。鳥肌たったけど、寒さのさいです(笑
まぁ、警戒していたほど、「これ、やばいやつだ」と、引くことはないかったので、よかったです。
が、号泣するほどの泣くポイント、盛り上がりの流れは全く見いだせず、残念(笑
ここからネタバレですが!
タイムスリップものはいつも、辻褄合わせが気になるものですが、紐を渡した時点からのぐるぐる回り感?パラレルワールドの位置付けが気になったなぁ。
透明同士で話してる設定はよくわかんなかったし。
って、日記、三年なら曜日ずれてるし(笑
すっきりするタイムスリップは時々出会うくらいだけど、今回ももやもやがくすぶってすっきりはしない類のやつでしたが…時間の復元力で全てを片付けるのにはテキトーすぎる気がする…
ってか、彗星は特に関係ないのね。入れ替わりに。
落ちただけで…
とりあえず、最後、会えてよかったね!
橋ですれ違った時に会ってもいいような気がしたけどなぁ。それくらいのサービスは(笑
むしろ、もう、数寄屋橋で!(笑
ワイフと話してて、一番面白かったのは、
なぜ、たきは3年間も腕に紐をつけたのか?
ってこと!
知らない誰かが、大切な、云々の前に、
なぜ三年つけるの?
可愛い女の子がくれたから?
ただの面食い??
って盛り上がりました。
まぁ、おじさんはただのミサンガなのかと思ったけどね(笑
世間の評判よりは好きにはならないだろうとは予想はできたけど、色々書いてるわりには、そこそこ面白かったのだと思う。こんだけ書いてるってことはハードルも上がってたんだろうし。
ただなぁ、
絵も綺麗で、女の子可愛くて、設定は面白くて、設定推しも好きなのに、
この違和感が残るのは、なんでだろ?
人間描写は浅い上で、とりあえず、恋させてって、
「物語」としての魅力は弱いせいかなぁ〜
(映画としての魅力はあるんだろうけども)
昔一緒にいた、忘れかけるような大切な誰かに、
また会いたい!
というような誰にでもある気持ちの上では、共感できたし、だからこそ、最後会えてよかったと思ったけども、
2人を真っ直ぐに描きすぎて、分かりやすいけども、あまり共感軸がなく、人物性と物語を絡めた、盛り上がり点もない残念さかな。
そこが絡んでくるからぐわって面白くなるのに!
自分が作品作ってる時に、時々感じる
使いたい面白い設定と、その時に描きたいテーマとか人物像が、ただ、合っていないような、
そんな違和感に近いかもしれない。
やっぱり、真っ直ぐな分かりやすさで受けてるのかしら?
まぁ、次の新海作品は、見ても、DVDかなぁ。
最後に、そもそも論ですが、
夢の中で待ちに待った都会に来たなら、
私なら、学校に行かず、遊びに行くなぁ〜
そもそも、田舎の子が行き方わからない学校にわざわざ行くか?
まぁ、そのための真面目設定なのかもしれないが…
でも、夢だよ。行かないでしょ、学校。
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