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2017年2月22日 (水)

腰、やっちまった…

昨年は十分休んだから、今年はがんがんと前向きに進んでこう!と、内心は盛り上がってたりもしてたのですが、

またもや、体がつまづきました!

腰!

肩凝りや頭痛やお腹を始め基礎体調は良くないですが、

中高の時、荷物が多くて腰がちょっと痛かったくらいで、それ以降は腎臓やった時以外は、腰には異常がなかったのです。

それに、去年は基礎体調向上のために、休むべきは休み、無駄な薬は減らし、健康に心がけていて、そろそろ底打ったと思ったのに、

腰ですよ。

先週、大阪出張の時から若干痛くなって、湿布貼ってたんです。
その前に重い荷物持ち歩く日が続いたので、そのせいかと軽く考えてたんですが、

全然良くならなくて、
それでもまぁ、普通に動けるくらいだったんですが、

今日になって、会社行ったくらいから急に悪化!!

腰は曲がらないし、
座る時、立ち上がる時も痛いし、
なんとかゆっくり歩ける感じ。

会社の後輩に「ぎっくりなんじゃ?」と言われ、
そんなはずないと、劇団の徳弘嬢に相談したら、
彼女曰く『ぎっくり予備軍』とのこと。

そりゃ怖い!くしゃみしてぎっくりになったらシャレにならないと思い、整形外科に行くことを決意!

しかし!
職場(小伝馬町)周辺の整形外科2個しかないが、口コミサイトの評判がすこぶる悪い。

口コミサイトの全てを信じるわけじゃないですが、
さすがに慣れない症状だと、口コミいいとこ行きたい。

家の周辺だと、喜多見の徳永整形外科が評判いいらしいのですが、6時半までだし、明日休みだし。

昨日一昨日と弔事で休んでたので早退するわけにはいかないかなぁと思いつつ、
金曜日の朝とか、土曜日の朝まで待って、その間にぎっくりになったらヤバイと思い、なくなく早退して、
病院に行ってきました。

評判通り、混んでるけど、テキパキとなんでも早くさっさっと終わる感じ。
先生も早口すぎるけど、まぁ、話が早い方が好きだし。

結局レントゲンとって、血流良くする薬打って、コルセットもらって、温熱療法してって感じ。

痛み止めの薬もまだ飲んでないので、痛みはさほど変わってないのが残念だが、薬の効果に期待しつつ。
安静と言われたので、もう安静だな。

来週の土曜にMRIで椎間板ヘルニアかどうかが判明するらしいが、とりあえず、これが早く治ってくれればいい。

とにかく痛い。
今まで芝居の稽古の時に、
腰を痛めたサトゥ君や徳弘嬢に、『気合いで動けー』とか言ってたけど、もう、本当にごめんなさいでした!
って感じですわ。
気合いじゃ動けないよねぇ…

病院での処置に何か効果あったのかと思うほど、どんどん悪化してる気がする。動けない!!!

今の家は中古で買って、前は老夫婦が住んでたので、階段とかお風呂とかトイレに手すりがついてるんですが、初めてその有り難みを感じました!
特に、トイレと風呂の手すりの位置が絶妙!

ってかトイレよね。他人よりトイレの頻度が高い私には腰はヤバイ。
しかも、花粉の季節だし、くしゃみの度にヒヤヒヤしますわ。

治ったら、さすがに運動しなきゃな!
きちんと痩せなきゃな!
と、年初めから歳を痛感させられた1日でした…

まぁ、とにかく、今は安静。
ってか、明日会社に行けるのかしら…

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2017年2月 5日 (日)

映画「この世界の片隅に」

FBで大学の後輩の評価が高かったので、
今更ながら見に行きました。
今年初映画!

「この世界の片隅に」

場所は、去年一度も行かなかった109シネマズ二子玉川!

最近、戦争系の記事が続いてたので、次は明るい記事を書こうと思いましたが、またしても戦争系…

広島原爆の話かと勝手に思ってましたが、
広島・呉を舞台にした庶民目線の戦争のお話。

声優としての能年玲奈・のんの評価も高いという話もどこかで聞きましたが、
「うまいか?」とどうかという話なれば、「うまい」とは違う気がするのですが、のんが備え持つ素敵な魅力が、主人公の性格に非常にマッチして、綺麗に発揮されてたきがします。
大きなストーリー的な起伏もそんなになく、とんとんと同じ拍子で進んでいく感じでしたが、物語の世界にすぐに入り込めて、終いには、結構泣いてしまいました。

見てる間、戦争というものが非常に身近に感じられて、どんどんと入り込んできて、静かな流れの中にいきなり鳴り響く空襲の大音量に、恐ろしさや怖さ、そして、喪失感もを身近に感じさせられる。
「反戦」って一言では括りたくはないのだけど、そのような意思を底に感じさせる作品でした。


最近、戦争系の記事を色々書いてましたが、
この映画で描かれた庶民目線というか、知らぬ間に巻き込まれていて、いろんなもの失って負けて、その気持ちも当てる先が見つからず、それでも前に向かっていく姿に自然と入り込めたので、、違う視点の感覚が味わえて、今、この時期に見られてよかったなと思います。

はるみさんが一番やばかった…
うん。もう、なんかね。

戦争云々もあるけど、
家族や周りを大切にして、前に進みたくなるようないい映画でした。

まだ映画館でやってるし、そんなに混んでるわけでもないので、是非見ていただきたいです!

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2017年2月 1日 (水)

日本の戦争について少し学びなおしてみた

昨年末は、大河ドラマに煽られて戦国史を少し学びなおしてみたりしましたが、
今回は、興味があったけどあまり知らなかった日本の近現代を少し学び直してみました。

というのも、ISの台頭や難民問題からの、昨年のイギリスのEU離脱、そして、トランプ大統領就任など、どんどん世界が混沌としてきていて不安を感じていた中で、

年始に「帰ってきたヒトラー」を見て、ドイツはどのようにあの戦争にはまってしまったのか、そして、今の状況もそんなに大きく変わらないのじゃないか?と思われた時に、

ずっと気になっていた「日本はなぜあの戦争にはまりこんでしまったのか」を学びなおしてみよう、というか、初めて自分から調べてみようと思ったのです。

本当に混沌に入り込んでしまって、同じような流れが来た時に、少しでも抗えるように、自分なりの答えを見つけてみたいな、と。

とはいえ、高校は全学教育主義でしたが、理系だったので、近現代史はほとんど授業を受けていない私…
戦争系の映画はちらほら見たりはしていましたが、あまり深くは理解できておらず。

ということで、戦国史の学びなおしと同じように入門っぽいものから読んでみました。

一つ目は、

だいわ文庫「二時間でおさらいできる日本史 近現代史編」石黒拡親

これは、戦争というよりは、明治政府から現在までの主に、政治や制度の流れなどを簡単に通して読めるので、 時代の流れの全体像を掴むのには便利。

ただ、本当に簡単にさくさく進んでいくので、あまり頭に残らないのですが…

そして、全体像を簡単に掴んだ後の2冊目には、ネットでカチカチと調べ、これを選びました。

平凡社「昭和史 1926-1945」半藤一利

著者は「日本の一番長い日」などを書かれた方のようです。

こちらは、時期はがっつりと日中戦争・太平洋戦争の始まりから終わりまでで、 政治の流れをいれつつ、軍部の動きと、そして、昭和天皇の描写がメインです。

前々から昭和天皇の戦争責任についても考えてはいましたが、昭和天皇の動向の一部を初めて知り、「戦争にならないよう、拡大しないように努力されていたこと」が伝わってくる内容でありました。ただ、やはり、制度の問題はあるしても、何かしらの責任はあるんだろう、とは今でも思いますが、この本をずっと読んだ上での最後に描写された終戦の直線の御前会議での昭和天皇の言葉には涙が浮かんできました。

著者の方の擁護的な描写はあるのかもしれませんが、昭和天皇がそのような姿勢でもなお戦争にはまり込んでしまったことに、むずかしさを感じました。

この本を読んでいて、特に、すっきりしたことは、

「満州イコール中国」という理解で読み進めるのでなくて、
「満州と中国」を分けて考えないと理解しにくいんだなってこと。

1冊目を読んでて曖昧だった部分がこの視点でみたおかげで、少しすっきり!
とはいえ、こちらは昭和からで細かいので、1冊目を読んでなかったから全然ついていけなかっただろうから、この順番でよかったとは思います。

登場人物が多すぎるのと、時間が行ったり来たりするので、一度読んだだけでは全然理解しきれていないのですが、
やっぱり大きな分岐点は二・二六事件だったのかと思う。

教科書も含めてよく取り上げられる事件の割にはその重要度はわかっていなかったのですが、要所の分岐点で悪い方向に向かわせた大きな要因の一つだったのか、自分なりに勝手に納得してしまいました。

それと、「自分の国力を見誤ること」の恐ろしさでしょうか。
著者が「傲慢な無知」と表現していた「過去の栄光にすがり、周りの進歩においていかれているのを知っていながら無視して、過去に固執すること」が、泥沼にはまる要因だったように思えます。
そして、大衆の内心はきっと不安で、不安だから思考停止になり、簡単なプロパガンダにすがりたがる。個人ではそうでなくても流れてしまう。

「日本のここがすごい」というようなTV番組が増えている昨今、今も、ほとんど変わらない気がして、さらに、恐ろしさを感じました。

敗戦の部分で「もう少し降伏が遅れていたら、日本もドイツのように分断されていたかもしれない」と書かれてありましたが、その状況を想像するのが、今から見て「戦争の敗北」を感じる一番近い方法に思えます。
そうなっていたら、今日本はどうなっていたのか、と想像すると、「過去に戦争があって負けたんだ」ということを、なんか一番近く感じたりしました。

この本は、あくまで一つの視点だけど、その視点を通して歴史を見返せることは理解が深まる。他の本も読んでみたいと思うけども、いろんな視点の作品がもっと世に、前にでてほしいなぁと思った。
意見の違いや批判とかもあるんだろうけど、色々な視点の作品がもっと目に触れやすいようになったら、とか、
卑弥呼を何度も教えるように、この戦争も小中高と何度も繰り返し、授業で詳しく教えられれば、「平和が大事」と訴えるだけでなく、「なぜあの戦争に進んだのか」議論がもっとできるような下地ができてくるんじゃないかなと思ったり。

まぁ、広い視野といっても、この情報過多の中で、広く見た」つもりなってしまうことも恐ろしいのかもしれない。

国レベルでもそうだろうけど、個人レベルでも「根拠なき自信過剰」になったら終わり。
さっき日本のテレビのことを少し書きましたが、最近のトランプ氏のニュースを見ていると、日本もそうですが、アメリカが亡国にならないことを願うばかりです。

 

昭和天皇の記載を初めてちゃんと読んだと書きましたが、
実は、山本五十六も名前は知ってはいたけど、ほとんど知らない状態だったので、こちらもまた、その生き様に感動させてもらえました。
もちろん、1冊だけの情報なので偏ってはいるのですが、山本五十六に関しても、今後、色々な本を読んでいきたいです。

実は、「昭和史」を買ったときに、もう一冊「失敗の本質 日本軍の組織論的研究」という本を既に買ってあるのですが、まだ手を付けていません。
山本五十六の本も、半藤さんの他の著書も読みたいし、今までみた戦争映画も少し勉強した後だと理解が変わるのでもう一度見直したいんですが、
やるべきことができてしまって、少し後になってしまいそうです、残念。

なんか久々に長い文章になってします。自分のためにも、頭の中をまとめたかったのに、全然まとまりがない・・・

今まで知った気でいた自分がいましたが、読みだしてみると、知らないことだらけだし、もっと知りたいことがたくさん出る。
本当に世界が混沌に入りそうで不安なのですが、そんな時だからこそ、不安感じるだけでなく、色々と広く情報を学べらたなって思います。

とりあえず、やること終わらせて、「失敗の本質」を読みにかかります(笑

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