「チア★ダン」
「ララランド」を見ようと思ったが時間が合わず、
さてどうしようかと思って、
邦画ほどんどみないけど、実は、学園スポ根物好きで、
ダンス映画好きで、そして、何より、広瀬すず推しの私は気になってたけど、二の足踏んでた映画。
ワイフが誘ってくれたので、見に行きました!
「チア★ダン」
福井の高校がチアダンスの日本代表となり、全米制覇するって話です。
いやぁ、満足!
とりあえず、やっぱり広瀬すず!
ってか、広瀬すずを映画館で見たの初めて!
がっつりと楽しめました。
可愛さと破壊力と空間支配力も柔軟な幅も綺麗さも、
ずっと推していた夏帆や石原さとみが同年代の時よりも超えてる気がする。
きっと過去一番の若手の推し!
早めに英語を完全習得して、早めに海外で本気勝負してみてほしい女優さん!
それに、福井弁もいいよね。方言とかあんま興味ないし、なんで映画で方言出すんだとかとおもってたけど、広瀬すずの方言はいい!
部長の子もだんだん可愛く見えてくるし、
トーホーガールも不器用な割に頑張ってるし、
みんな、キラキラと踊ってるし!
私としては、思ったより泣かなかったけども、
見てるだけで満足な映画ではありました。
もはや、この感想は変態の感想に近いですが…
ただ、気に入ったけど、
「うた魂」は超えて来なかったなぁ〜〜というのが残念。
ここから少しネタバレですが、
部活に入る部分のきっかけや葛藤、でも、やる!って辺りの流れはよかったのに、
「チアダン、笑われてるよ」に対する恥ずかしさ、「イケてない」の払拭があっさりで、思春期映画なんだし、もっとそこは描いてもいいんじゃ?と。
ただね、指導とかグループの葛藤は気に入った
どこまで我を通し厳して精度あげるべきか
和を大事にしてやる気をあげさせるべきか
とかは、一通り経験してきただけに、もう分かる!分かる!永遠の悩みだし、
「努力してもどうしようもないこともある
でも、努力しつづけるしかない 」
なんて格言好きの私には、今、まさに心にしみる言葉。
先生の方の葛藤も分かる!
人情的に厳しくても攻めの一手とかさ、
主旨をうまく伝えなきゃいけない反面、
立場として通さなきゃいけない姿勢もある
ってこれも分かるよ!
ただ、、管理や指導に対して、あれだけ勉強や努力をしてるシーンを見え、会社の人にもこれくらいやってほしいと一瞬現実に帰ってしまったのですが(笑
というわけで、私は結構入り込んでたのですが、
ワイフは細かいことが気になり入り込めなかったようですが、話してるうちに気になってきた(笑。確かに!
笑いの小ネタとか、所々面白かったりしたけど、
上記の展開はもっとうまく運べたかなぁと。 脚本演出ともにね。上記で書いたような葛藤の素材はいいのに、描き方も粗くてブチギチで繋がり弱いし、なんか、いきなり安っぽい演出になったり、笑いの入れ方的にもぶれが目立った感はある。
まぁ、僕は広瀬すず推しが強くて、そこらには目をつぶってはまっていっただけなのかと思われる(笑
そういった意味でも、役者の魅力と勢いでいった感は強い。それでも、十分たのしめた!
またみたいと思える。
ただ、
やっぱ、一番の問題は、
最後のダンスでしょ!!!
最後のダンスをもっとちゃんと見せて欲しい!
ダンスシーンだけで息するの忘れるくらいにして欲しかった。
「ステップアップ」に慣れてるせいなのか?
王者のアメリカのダンスもちゃんと見せた後に
それよりもいいものを見せてくれなきゃ!
王道だけどそれをみてくれなきゃ !
応援とかテーマだから応援を写すよのは分かるにしても、なんかへんな笑いに走ってるし、
安っぽいアメリカンジョークでごまかしだすし、
まるで、最後のダンスで映画としては勝負してない印象を受けてって、ちょっとなー。
広瀬すずの空間支配力でなんとかなるかとおもったけど、そういう写し方してないし 、
「描きたい視点はそこではない。葛藤や姿勢」だと言われればそれまでだけど、
ここまでダンス、ダンスできてたんだからさ。
展開の緩急絡めばもっとうまい見せ方もあっただろあし
役者さんがあそこまで大変だろうし、脇役は踊れる子を揃えて、がつんとダンスでみせてほしかったし、
ダンス映画好きとしては、そこは譲れないシーンだし
数年後とかいらないから、そこ頑張ってほしかった。
とかいってますが、かなり気に入ってます、
映画館で、あと、二、三回は見れます(笑)
オススメです!
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