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2017年3月27日 (月)

「ドント・ブリーズ」

予告編を見て、
「面白そうだけど、劇場で見るのは怖すぎるかも」
と思って見逃していたのですが、
家でワイフと見ました。

「ドント・ブリーズ」

お金持ってるらしい盲目の退役軍人の家に盗みに入った3人が、盲目のはずの家主に追いかけ回される話

です。

想像以上に不満たらたらの映画でした…

もうネタバレなんですが、

とりあえず、主人公の女性に感情移入できない。
妹さんのことは同情するけど、どんどん深みにはまってくのは自業自得感、満載で、どうも好きになれない。

そのせいか、
主人公や少年の行動の粗さに目がいってしまい、

鍵落とすなよ!から始まり、
なんでクローゼットに逃げるんだよ
金諦めろよ
スマホ有効に使えよ
拉致られた子も見逃してから警察に言えばいいでしょ
形勢逆転でも、もっとちゃんと上がってこれないようにしなきゃ!
ってか、鍵開けてから助けに来いよ

とね…全然感情移入できず、
びっくり感ドキドキ感はあるけど、
「怖さ」は、あまり感じられず…

いや、いざって時は冷静に動けないだろうし、
逃げられる時に逃げない、
金を諦めないのは人間だもの!ってのを見せたかったのかもしれないけどね。

しかも、肝心の暗闇で追いかけてくるシーンが結構少ない。二人の葛藤シーンも長く、後半は肉弾戦だらけだし。
きっと家が狭すぎるのかもしれない。

そもそも、一番強そうな彼をも少し引っ張って欲しかった。

なんか、拉致ってたのはやばいおじさんだったけど、
どうにもこうにも被害者にしか思えなくて、ねぇ…

まぁ、映画館で見てたら、逃げられない分、
耐えられる自信はありませんがね…

期待が高かったせいか、なんか残念な映画でした。

ちなみに、ワイフの調べによると、
おじさんはアバターの軍曹らしい…

どうりで強いわけだ。




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