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2018年2月 3日 (土)

半藤一利「幕末史」

大河ドラマ「西郷どん」に影響を受けたわけでなく、読み始めたのは、三ヶ月前くらいですが、ようやく読み終えました。

半藤一利「幕末史」

きっかけは父親が貸してくれた本で、「明治維新の長州藩は実は…」って本だったのですが、「実は」って言われても「そもそもの通説」を知らないので、全然楽しめなかったのです。

じゃあ、勉強し直そう!と思って、「昭和史」でお世話になった半藤一利さんの著作を探したら「幕末史」があったのです。
実は、「昭和史」も再度読みたいと思ってたんですが、やはり、その前に、明治維新をちゃんと勉強しておく必要があるなって思ってて。

ちょい時間かかってしまいましたが、非常に分かりやすい本でした。「明治維新」を絶賛でなく、どこなく斜めに見ている辺りが、分かりやすさを助長してるのかもしれません。

明治維新なんて「尊皇」「攘夷」って言葉しかしなかったんですが、なんで、その二つの言葉が前に出てきてるのかよくわかってなかったですね。

結局は

「開国」か「攘夷」か というカテゴリと
「尊皇」か「幕府」か というカテゴリが、
ごちゃ混ぜになってただけ。
それとは別に目先のお金だけで動く「公家」
その日の生活がかかった「庶民」の不満の行きどころ

が疼いて、偶発的な部分も重なって、明治維新が起こったんだなぁ〜とか。

「開国」でまとまったのに、西の方たちが自分たちのために、戊辰戦争起こしたんだなぁ〜とか

最後に反乱を立て続けに起こしたのは、それでも、西の方たちかと思うと、なんだか東北勢の従順さがすごいなぁ〜とか

とだいぶ見方が変わりました。

天皇家も「万世一系の支配」「なければ日本はまとまってなかった」というよりは、
戦国も明治も「統治に利用されるの存在」だったのね。
まぁ、それでも「なければまとまってなかった」とは言えるのかもしれないけど。

そして、この本は、西南戦争、西郷とそれに続く、大久保の死で終わる形になってます。

そんなこんなで、色々考えながら読むの時間かかっていたら、「西郷どん」が始まり、「幕末史」で読んだ内容がちらほら出てきて、楽しさに繋がりつつ、記憶が曖昧になってる部分もあり、気持ち悪さも感じています。

まぁ、私はどっちかというと心情的には「幕府」派なので、薩摩の内情とかはどうでもいいので早く舞台が京都や東京に移ってほしいんですが…

「幕末史」のおかげで、西郷隆盛のイメージも、単なる「士族上がりの軍人」から「軍人なのに多くに慕われるすごい人」に代わり、この大河ドラマもしっかり見続けたいなと思いつつ、やはり、記憶の曖昧さが気持ち悪い。ドラマに合わせて、もう一度、この本を読んでみようかなぁと思ってます。

本屋で、色々「幕末史」ものがででますが、勉強するなら、この本がホントにおすすめです!

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