台風19号2019年
すごい台風でした。
過去の堤防決壊のせいか、ニュースでは狛江付近の川の映像が流れていましたが、私は無事です。皆さま、ご無事でしょうか?
金曜の夜、家の周りの整理は終えて迎えた台風の上陸。
突風と停電に対しての備えに焦点を当てていたで、土曜日朝は「避難なんて大丈夫よ」とワイフに答えていた私。
なのに、浸水のリスクがトップに躍り出てくるとは…ふつうに考えれば、予想はできることだけど、先月の台風の記憶から浸水は少し盲点だった。
多摩川が、危険水位に近づく。
特別警報というものが出て「命を守る行動」と言われる。最大のレベル5。
当初は「一階が浸水しても二階で過ごせばいいか」と思っていたけど、頭によぎるのは、ボートとかヘリコプターで運ばれる映像。
とりあえず、屋根に登れるように脚立を家に入れる。
でも、犬と赤子を抱えてはリスクが高いなぁと思い、開設されている避難所を確認。
分かっていたけど、、ここらの避難所は、うちよりも多摩川に近い。そして、別に高台でもない。うちが浸水する時は避難所もきっと浸水。そして、変わらずの体育館に寄り添い避難。そんなとこに避難して身を守れるのか?そもそも犬お断りかどうか事前に確認できない。最悪、ワイフと娘だけ避難所に!と考えたけど、それが最善という結論には至らない。
「身を守る」
「一番安全で子供も犬も受け入れてもらえる場所」
それは、
姉のマンション
という結論にいたり、迷惑承知で、急遽連絡。そこから、怒涛の避難準備して、車で出発。
風が強くなる前の夕方に決断できて正解でした。
今朝家に帰ってきて結局家は無事でよかったけど、
猛烈な雨
あの強い風
多摩川氾濫のニュース
あのまま家にいたら安心して眠れなかっただろうし、二子玉川付近はかなりやられてるみたいだから、運が悪ければ、被害は我が身を襲っていた可能性は否定できない。
堤防決壊したところの映像見てて、我が家がこうなっててもおかしくなったな、運が良かっただけだな、と思わざる得ない。
姉には迷惑かけましたが、避難しておいてよかったなぁ、しみじみと実感。
今回の避難の決断は、ワイフ曰く、「今年下半期最大の英断」!
すごいのか?すごくないのか?
まぁ、今後の災害にこの経験を活かしたい。
「特別警報」というもので、「避難」を決心できた。煽りのような報道だったけど、危険性を認識させてくれて感謝している。
避難の判断は難しい。赤子がいなければ、決心できなかったかもしれないけど、避難できてよかった。
でも、何万人にも対して、避難指示を出して受け入れる場所があるのか、疑問には思う。
避難所の混雑は非常時なので我慢は必要だろうけど、避難所の安全性を感じられなければ避難したくてもできない気もする。少なくとも躊躇はしてしまうだろう。今後も続くだろうこのような災害の前に、改めて政治には考えて欲しい。
被災された方々、大変かと思いますが、復興とご無事を祈っております。
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