映画「羊の木」
豪華なキャスト、面白そうな予告編
「羊の木」
あんまり面白くなった。というか、予告編のストーリーの方向性と、本編のストーリーの方向性が違う。
元殺人犯六人、更生のための仮釈放で田舎町にやってくる。犯罪などなかった田舎町で、殺人事件が起きて…
予告編からすると、完全なサスペンス的な話かなってワクワクしてましたが、本編を見てみるとサスペンス要素はあるにしても、メインは人間描写。
なので、ストーリー展開も浅く、遅い。
そのつもりでみれてばよかったのだけど、サスペンスで、絡み合い、スピードアップしてくものだと思っていたから、なんだか物足りなかった。
ここから核心は書かないにしても、ネタバレあります。
絡み合いが弱い。元殺人犯同士の絡み合いも中途半端だし、周りに巻き込む感がないから余計に迫力がなく、唯一巻き込んでるとこが、そこはそこで狭すぎる。
各キャラを、描く上で、そういう感じになったのかもしれないけど、人間描くにも、事件と絡んだ描き方ではなく、なんかオムニバス的な描きに、ちょっと事件の本流があるだけって感じで、中途半端さを、感じた。
羊の木の皿の絵は好きだし、(どういう意味なのか分からないけど、五人だから、更生って意味なのかな?)どろろさま?のB級感は嫌いになれないけど、なんだかなぁという映画でした。
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