「愛の不時着」
なんてふざけた邦題なんだろうか?と思っていたのだけど、
はまる人続出!ってのが気になって、遅ればせながら、見てみた。
「愛の不時着」
韓国のお金持ちの女性ユン・セリが、事故で北朝鮮に不時着
そこで出会った北朝鮮の軍人リ・ジョンヒョクと恋に落ちる
ってなあらすじ。
「最後の2話で号泣」という噂を信じ、号泣したい気持ちで見始める
北朝鮮に不時着する事故が、パラグライダー中の竜巻ってあたりが、
「オズの魔法使い」を彷彿とさせてワクワク。
北朝鮮の人々の生活をコミカルに描いているあたりが面白く、
主人公のユン・セリもきれいだし、演技もうまいので、すんなりと世界に入り込める。
リ・ジョンヒョクの部下の中で一番意地悪なピョ・チス。
勝手に「こいつは、最後にはセリを守って死ぬ展開が待ってるキャラだな」と思い込み
一つ一つのセリフをかみしめながらみていたら、好きになった(笑)
調べたら、同い年の俳優さん。あんまり韓国ドラマみないけど、また見たい。
北の子供たちの描写を見ると、自分の子供を想ってしまい、なんか泣ける。
ソ・ダンも初め、なんかな?っと思ったけど、すぐに好意的に見えてきてさらに、入り込む
初めは冷たいだけの演技化と思っていたけど、微妙な機微のうまさが光り、途中から、ユン・セリよりも応援したくなる。
メイン4人の中では、ク・スンジュンがどうにも好きになれなかったけど、気にはならずに見れたし、
後半は、徐々に入り込めるキャラになったので、見やすかった。
マンボクさんの子供のことと良心を含めた葛藤が、やけに心にきた。
10話だと思ったら、16話あり、1話1時間だと思ったら、1時間半くらいあり、
思っていたより、時間を使ってしまった。
それでも、1日1話のペースをある程度維持できた。
面白かったのだけど、恋愛ドラマを見慣れていないせいか、そこまで入り込めず、
結局、そのペースになったのだと思う。
ホントに気に入ったら、1日3話のペースになるので、そんなくらいかな。
結局、泣けなかったのが残念。
ここからネタバレ
9話の終わりで、「また、帰れないのかな」と思ったけど、帰れてよかった
全体のリズムがよく分からない。
異世界からきたサラコナーを殺しに来た男と守りに来た男。
北朝鮮っていう異世界感があるから面白いんだな。
ただ強いだけでカッコいい…
それはそれで嬉しいのだけど、ドラマには集中できなくなった。
意外に簡単でビビる。ユン・セリの帰国もそうだったが、
なんか、あそこまで苦労する必要あった?と思っちゃうけど、
思ってはいけない。
後半に出てきた脇役キム課長が優しくて面白い
一番泣きそうだったのは、マンボクさんの決断かしら。
北朝鮮の軍人さんが出てきたので、そのあたりの不条理を描いて、
泣けるんじゃないか?と途中から思ったのがいけなかったかも
(「シルミド」や「シュリ」で号泣する私なので...)
やはり、チョ・ペスは死んだ方が泣けたんじゃないかと思う、私でした。
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