初めて父と呼ばれた日
2月16日
記念すべき日なので、ブログに残しておきたいと思う。
私の夢に一つに、娘が生まれたら「父」と呼んでもらう、というのがあった。
昔から漠然と思っていた、というか、完全に昔やっていたドラマ「ぽっかぽか」の影響なのだが、
「父」と呼ばれたかった。
なので、娘が生まれたときから、我が家では「パパ」「ママ」ではなく、「父」「母」を親の呼称として使っていた。
娘は、言葉の習得は早い方ではなく、焦る必要もないかと思っていたのですが、
今日、お風呂で、「ち~ち」と呼んでくれた。
私は、どこか(どこかでもないが)ひねくれているのか、幸福を素直に感じるということが苦手なのだが、
この、素直に、心に突き抜ける、お腹から湧き上がる幸福感に満たされる。
まぁ、私のことを見て、呼んでくれたというか「この人は、ち~ち?」と聞いて、「ち~ち」と答えてくれただけだが、
それでも、格別にうれしい、瞬間。
とはいえ、娘の初めての意味のある言葉は「おいし~」。
食べることへの執着が、言葉の習得に関連していて、先日も「カニ」をいって見せたりした。
「おいし~」以降は、「ここ」とか「いや」とか以外は、ほとんど「おいし~」の延長線の言葉。
足をさして、「ここは、あ~し」というと、「あ~し」とはっきり言ってくれるのだが、次の瞬間、同じリズムで「おいし~」にかわってる。
常に「おいし~」基準。
というわけで、本日の記念すべきお言葉も、「ここは、あ~し」「あ~し」「この人は、ち~ち」「ち~ち」とリズムで誘導したようなもので。その直後に、同じリズムで「おいし~」と言ったりしてるわけですが、それでも、嬉しい、大切な出来事。
食の他には、踊りが好きなようで、手遊び歌の掛け声は、積極的に言葉を発するようになってきているので、
最近は、Youtubeで手遊び歌の歌詞やふりを覚えたりしてる私。
好きなことが成長につながる と実感できる現象だし、小さい時期だからこそ、それがストレートにでているのかな。
自分の嬉しさを優先して無理やり「ち~ち」と呼ばせたりせずに、好きなことで言葉を伸ばしてあげたい。
でも、今日は、記念すべき日。
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