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2021年3月22日 (月)

「TENET」

今更見ました

「TENET」

見たかったんですが、二時間半というインパクトに押されて、まだ、見てなかったのです。台本が一段落ついたので、見てみました。

うーん…複雑。すぐに理解できず頭使う。そこまで警戒してなかったせいもあり、「エヴァより難解なんだけど?」と思う途中。

複雑なのは面白いけど、最近のおじさん脳では、分かりやすさが欲しくなるのが本音。

逆行の仕組みがよく分からなかったり、とはいえ、疲れるので考えることを放棄したり。

逆行のシーンが進むと、見所が分かってきて見てて楽しくなるけど、やっぱり仕組みが分からない。

進行が早いのは気持ちいいけど、展開が早すぎて、かつ、皆さん物分かりが良すぎてついていけない。

下っ端の兵隊とか、大変そう…もともと難解なのに、説明少なすぎるし…

ここから少しネタバレになりますが…



あとは、動機がよく分からない。私の読み込みが甘いせいもあるけど、主人公があの女性に入れ込みすぎる理由がよく分からず、もやもやしたまま、終わる。

悪役の旦那も、難解なことを企ててるわりに情緒不安定すぎるし。その情緒でよくもここまでやってきたなぁとここもまたもやもや。

最後まで見たらそれなりの理由にぶつかるのかと思いきや、主人公ラインは回収しつつも、あとはもやもやしたまま終わる。

あのキャラは、動機の薄さを納得させるための設定?

世界観の設定も、映像も面白いのに、なんだか、ストーリー展開が好きになれない要素が多く、かつ、難解で頭を使うので、純粋に楽しめなかったのが残念。


なんか取り止めのない感想。

絶賛してるツイートとか見てただけに残念だけど、私の読み込みが足りないだけかもしれない。

歳のせいにするものなんだけど、やはり、最近は、少し分かりやすく、削ぎ落とされていた方が安心して楽しめるなぁと実感した。

難解なのは好きだけど、やはり、わかりやすさの奥にあるくらいが好きなのかも。


とはいえ、今書いてる台本は、複雑の塊みたいになってるので、まずは自分から見直さないといけない

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2021年3月 8日 (月)

「シン・エヴァンゲリオン劇場版:||」

こんながっつり見る気はなかった、というか、最後のお付き合いで見る予定でしたが、

コロナで延期になったせいか、時間が出来たので、旧劇場版や新劇場版も見直し、今までチェックしなかった考察系の動画もガッツリ見て、今までで一番すっきりした状態で、初日、IMAXで見に行きました

シン・エヴァンゲリオン劇場版:||

一人で(笑

一番すっきりして集中してみたところで分からないことは多すぎなんですが、

映像や音楽の見応えは十分で、ファンサービス要素も抑えていて、

よくここまで、複雑にしつつ、ここまでまとめたなぁ〜

テレビ版、旧劇場版のラストに比べてと、なぜかスターウォーズと比べても)、モヤモヤは少ない感じで、「見終えた!」感じを与えてくれる終劇でした。

もはや、もう考えたくない!と思わせるほどの情報量のせいかもしれませんが…

エヴァでこじらせた人たちに、もう大人になってもいいんだよ、と言われているような、

(ネタバレにはならないとは思いますが)

神話の世界の終わりって感じのスッキリ具合。

今を見つめて、今を楽しみ行きたい、と見終わって思わせてくれる映画でありました。

この歳になると、ずっと続いてたシリーズが終わってしまうことが多々ありますが、ようやく終わってくれた、とも思いつつ、やっぱり寂しい。

お疲れ様でした と言いたくなるような長い期間でしたが、楽しませていただいたし、色々影響を与えていただいた作品でした。

ちゃんと、構えて、ラストを見れて良かったです。

満足!


追伸・

数週間経って色々細かいとこ忘れて、印象に残ってるシーンを振り返って思ったことは、今回見て一番変わったのは、好きなキャラがマヤやアスカでなく、鈴原サクラに変わったこと。この変化が自分がおっさんになったことを実感させられ、後がじわじわくる。一番美味しい立ち位置だったのもあるけど。

印象に残ってると言っても、ゲンドウがゼーレの最後に声かけした言葉と、鈴原サクラの、もう二度とエヴァにのらんでくださいね、とまぁ、Qのセリフだったりしますが…


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