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2021年8月11日 (水)

アニメ『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』

今回公演の出演者さんがハマっていると聞き、10年前の作品だけど、10周年イベントとかあるらしい気になったので、見てみた、

『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』

Netflixで何度かあらすじを読んでは見始めなかった作品だったようで、こうして誰かが気に入ってるとい話でもないと普段見なそうなジャンルのアニメは見ないので、こういう機会は貴重。

少年時代に亡くなってしまった女の子の霊が一人の前に現れて、それを機に、疎遠になってた友人たちが集まり、その幽霊の願いを…

って話し。

このあらすじ、既視感が強い。よくあるストーリーなんだけど、全く似たようなアニメ?舞台?を見たことあるような気がして、思い出せずにモヤモヤ。結局思い出せないけども…

主人公の二人のキャラ設定があまり好みではなくて、「メンマ、7つの大罪のエリザベス?」とか思いながら見ていた。そのかわりに脇役陣は結構気に入って、ストーリーも淡々としながらも、スピード感持って進んでいくので、見やすかった。ストーリー上仕方ないんだけど、回想が多いのはちょっとアレだけど。

鳴子の役の声がどこか聞いたことあるとおもってしらべたら、最近見た「ホリミヤ」の堀さんの声優だった。堀さんが若干気に入っていたのと、鳴子と堀さんでキャラが似てる部分もあり、途中から鳴子推しになったので、純粋な目では見れなくなった(笑

脇役に支えれながら、四日で見たのだけど、最後は、モヤモヤしてた部分も綺麗に回収して、素直に心に入ってきてくれる終わらせ方。

上質なキャラメルボックス(古い)を思い出させる感じで、キャラメル系は苦手だったけど、歳とって許容範囲の広がった自分にも心温まるものがあった。(心の中で、「おぉ!キャラメル」と思った時点でちょっとまだ心、純粋ではないが…)

タイトルの付け方も素敵。

もう少しジーンときたかったけど、見るハードルをあげてたからかな?見終わっておもったのは、子の親になった身からすると、亡くなったメンマの霊やメンマの親への共感が強く持てたらもっと来たかなぁと。そういう意味では、最後のメンマのセリフは共感というか、別の視点でジーンとくるものがあった。もっと遊びたかったよね。うん。

見てて実際泣いたのは、推しの鳴子のシーンではなく、メンマのラストシーンでもなく、ゆきあつがオヤジさんに土下座するシーンでした。(似たような想い出は皆無だけど、成さないのは分かってても、もがく姿、好きなんだろうな、私)。どの作品もだけど、みる人で共感軸はそれぞれなんだろうけど、そのあたり、色んな人が入り込みやすい作品なのかもしれない。

面白いと一気見してしまうのが、悪い癖です。その出演者に他のおすすめとか聞きたいけど、「おお、キャラメル!」とか思った自分に聞く資格はないな(笑)きっとこのブログは読んでないと思いつつ、書いてますが…

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