2009年11月12日 (木)

「獣の奏者」

人に薦められて偶然読んだ

獣の奏者

 

マジでおもしろすぎて、あっと言う間に読み終わりました。

元々ファンタジー好きな僕ですが、これはすごい。

「童話物語」に匹敵する面白さです。

 

もう最後は鳥肌立ちまくりです。

本で鳥肌は久々の経験でした。

 

現実の厳しさ、不条理

人間の醜さ、美しさ

それをファンタジーを通して描いている

そして、描く視点がはっきりしているあたりが気に入った。

元々動物とか王獣とか大好きなんで、

そのせいもあってはまったんですが、

表層も深みも大満足な作品です。

 

まだはじめの2巻しか読んでません。

一応2巻で完結だったそうですが、

また、新たに2巻でたそうです。

でも、まだハードカバーしか出てないそうで。

始めの2巻が文庫なのに、

後の2巻はハードカバーってなんかいやですが、

文庫化を待ってられないので、買う気がします。

 

最近は、読書が止まらない。

おもしろい作品ばかりに出会う。

それはそれで、幸せですが、

面白すぎて、作家の端くれとしての僕は、

ちょっと圧倒され気味です。

 

おかげさまで、台本は徐々に進み始めました。

自分にとっては、これらの作品よりも面白いと思える作品を、

そこまで納得できる作品を作り上げたいです。

頑張ります。

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2009年11月 2日 (月)

「切羽へ」井上荒野

偶然読んで気に入った井上荒野

今回は、直木賞受賞作

「切羽へ」

を読みました。

 

非常におもしろかった。

たんたんと進んでいくのに、面白い。

 

自分で作品を書く時に、「緩急」を常に気を使います。

エンターテイメント的な要素なんだろうけど、

僕が受け手の場合でも、よくこれによって引き込まれるから。

これも大切だと思うし、というか、僕の作品の根幹だとも思うので、

今後も気にしていくわけですが、

 

この「切羽へ」のように、

たんたんとして単調に進んでいくのに、

引き込まれ、面白いって、

なんだかすごいいい感触です。

 

エンタメというより、

読書による空間を楽しむ

という本質をついた楽しみな気がする。

 

物語自体に起伏がないわけではない。

ちゃんと展開があるんだけど、

起伏だとは思えずに、たんたんと流れていく。

「学園のパーシモン」を読んだときも同じことを感じた。

 

どうやったらこういうのを書けるんだ?

と必死に考えてみるのですが、全然答えは見つかりません。

 

いい作品に出会うと自分の創作意欲が格段に上がります。

けれど、良過ぎる作品に出会うと、

自分を客観視してしまうことがある。

今回はこんな感じ。

自分の実力を客観視して縮みこんでしまう部分もあるのだけど、

全体としたら、すごいインスピレーションをうけているのは間違いない。

自分の心が、主観に支配されるのを待って、

また、自分の作品を作り始める。

それが、また、楽しみになります。

 

読みながら、

題名の付け方までうまいなぁ

と感嘆しつつ、

満足満足で読み終えました。

 

これはマジでオススメです。

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2009年10月31日 (土)

「学園のパーシモン」井上荒野

全然中身は知らなくて、

題名と装丁とあらすじだけで買いました。

昔、図書館でこういう風に選んで色々読んでましたが、

久々に、感覚選びで手に取りました。

「学園のパーシモン」井上荒野

 

幼稚部から大学部まで同じ敷地内ある学園。

愛と自由をモットーにする学園。

そこのカリスマ的な学園長は死にそうで、

そんななか、「赤い手紙」がある生徒に届く。

十代のきらめくような退廃を描く大人のための学園小説。

 

あらすじを書いてみましたが、

なんのこっちゃ?って感じですね。

不思議な学園が舞台で、

今にも心折れそうな十代の登場人物ばかりが登場してきて、

独特の世界観が築きあげられ、すぐに世界に吸い込まれます。

雰囲気、川上美映子の「ヘブン」に似た所あり、

不思議な空気の中で、折れそうな十代やその周りの大人の弱さが、

丁寧に描かれています。

 

面白いなぁ、と思ってネットで調べたら、

直木賞作家でした。女性作家でした。

このタッチは女性な感じです。

 

最後は「狂気」では終わらず、

「空虚」というかそんな感じで終わりますが、

フィクションの中のリアルさ的な感じで終わり、

個人的には好きな終わり方でもありました。

本谷有希子のとか時々ついていけない時もあるので。

 

本を読む時、その余韻を味わうために、

解説を読まないようにしています。

解説は新たな視点を与えてくれますが、

その本からもらった自分の感触とは異色のもの。

「不変なのは書物であって、解釈は絶望の表現」

 

特に、面白かった本だと、その余韻が後に残る記憶となる。

しかし、今回は暇だったので読んでしまった。

勉強にはなったし、

自分で物書く上で、こういうの読むのは必要なんだろうけど、

やっぱ、違う余韻が入り込んでしまって、

「感じる」というより、「考える」で終わってしまう結果になり、

ちょっと残念。

 

色々感じ、その感触がステキな本です。

かなりのオススメです。

 

この作者、かなり気に入りました。

2冊買いました。

あらすじ見る限り、惹かれるのが少なかったのですが、

今回の文春文庫から出てる奴と

直木賞取った「切羽へ」。

上のは、空気感が似てそうだからで、

下のは、自分が今書いてる題材に似ているから。

 

自分の台本は全然進んでないけど、

読むのが楽しみです。

だって、面白いのに接しないと、

なんか書く気が起きないのだもの。

 

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2009年10月28日 (水)

「名探偵の掟」東野圭吾

小さい頃から色んな本をたくさん読んできました。

推理小説も好きだったのですが、

中学の頃だったか、

推理小説は、エンターテイメントとして面白いが、

文学とはいえないので、読む価値がない。

と思ってしまい、一時期推理小説から離れていた時期もありました。

 

最近の東野圭吾シリーズは続き、

「名探偵の掟」

 

名探偵物の脇役警部が主役となり、

推理物の定石などを揶揄しながら、

推理物を展開し続ける

そんな話。

 

文中に、

「ここまできて犯人が分かってない読者は、

 ちゃんと読んでないか、よほどの鈍感」

みたいなことが書いてあって、

そういわれたら、犯人のめぼしはつくけど、

言われなかったら、普通に驚くだろう自分に気がつき、

今まで騙されやすかった自分の原因が分かった気がしました。

今度から、少しは犯人が分かりそうです(笑)

 

そういう収穫もあり、その場その場は楽しいですが、

後にはあまり残らない小説でした。

「殺すなら今」の話は結構心に残りましたが、それだけ。

 

東野圭吾を三個読み続けました。 

今は、推理小説も好きです。

そして、今でも、

文学というよりエンターテイメント!

という受け取り方が強い気がします。

なので、こうまとめて読むと飽きが生じますね。

時々読むくらいがちょうどいい感じです。

そんなことに気がついたので、

次は違った感じの本を読もうと思います。

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2009年10月17日 (土)

「放課後」東野圭吾

東野圭吾の2冊目は、

デビュー作の「放課後」

 

今回は4日もちました。

舞台が女子高だからってわけではありませんが、

始終集中して読みきることができました。

伏線が多くて面白かったのですが、始終緊迫な感じなので、

ちょっと緩急がなかったかな?という印象ですが、

「赤い指」よりは好きでした。

どんどん進む東野読書。

 

ここからネタバレ!注意!

 

 

 

いやぁ、ケイだったとは!?

いいところついてきた!

発見の時に、残ってた2人、ケイと竹井は怪しいと思ったのですが、

竹井は死んじゃうし、残るケイは、自然と候補から外れてる。

いや、ケイは怪しんですけどね!

主人公の心境じゃないんですが、

怪しみたくないんですよ。

あの憎みきれないキャラ。

しかも、小説だから、あぁいうキャラは、

創造の中では自分好みの顔になるわけで、

どんどん怪しみたくなくなる。

 

「しょぼい返しでも、犯人に思い入れをもてれば、

いい落ちになる」

自分の脚本書く時メモに入っている言葉ですが、

分かっていても思い入れをもたせるのが難しいわけで、

いやぁ、ケイには、まんまとはまりましたね。

 

密室トリック。

簡単すぎて、なぜ思いつかなかった!?

と自分に落胆しましたが、

1本だと思ったのが2本だった!

スクリームの犯人2人の衝撃に似ている・・・・

 

殺害の動機って、こじつけなのが多いけど、

今回は、ちゃんと腑に落ちたので、そこもすっきり

ただ、一つすっきりしないのが、

犯人の宮沢はなぜ合宿でわざわざオナニーをしていたのか?

オナニーを見られて・・・からのくだりは納得できるのですが、

なぜ、部活の合宿で、しかも、相部屋で、そんなことをしてたのか?

そこの動機が分からない。

 

高校生だし!って?

 

家でやれ!

 

と思っていたら、最後の奥さんです。

奥さんの浮気ってありきたりすぎる!

と思い、

奥さんと犯人がつるんでるか?捨て伏線か?

の予想だったのです。

ってか、ケイ達の犯行説明で、すっかり奥さんのこと忘れてました。

 

ありきたりな返しでも、ビックな返しの後で出されると、

「忘れた頃に」感で、結構な衝撃が来るものですね。

ありきたりをここで出すってのも、狙いなんでしょうね?

 

それにしても、奥さん、何も言わないで、殺すって・・・・・・

  

というわけで、満足お腹一杯の読書でした。

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2009年10月 9日 (金)

「赤い指」

川崎へ引っ越して一年ちょっと。

初めて、電車を降り逃し、横浜まで行ってしまいました。

本に没頭していたからです。

東野圭吾「赤い指」

 

東野圭吾。

気にはなってたし、兄を始めいろんな人に薦められましたが、

まだ一度も読んだことのない作家さんでした。

帰りの電車が暇で、でも、パワーもないので、

漫画か面白い小説に限定される中、

漫画は読む時間の割りにコストが高いので、

とうとう東野圭吾に手を出したわけです。

 

とはいえ、帰りの電車2回で読み終えました。

会社の昼休みに読み進めたのがまずかった。

おもしろいといつもこれだ。

我慢するけど、先が気になって、

「電車の暇つぶし用」という趣旨がどこかへいってしまう。

 

というわけで、東野圭吾「赤い指」。

面白かったです。文章自体にはさほど魅力は感じず、

そういうのは川上美映子とかの方がやはり好き。

とはいえ、東野圭吾。物語の引張りが半端ない。

掴みの部分とか、誰でも思いつきそうなストーリーなのに、

完全に掴まれしまいました。

前半の加害者家族の描写がいい。

人間臭すぎて、心汚すぎて、

嫌気が差してくるけど、そこがいい。

そこで完全に掴まれた。

 

そのせいか、捜査の下りが始まると、

少しだらけた感じを受けてしまいましたが、

結構すぐに、事件の核心に入っていくので、許容範囲。

 

ちょっと「展開早!」と思いましたが、

このくらいがちょうどいいんでしょうね?

コンパクトにまとめる技術に脱帽です。

ここで「展開早!」とか思ってるから僕の話は長いんだ・・・・

と脱線したので、元に戻す。

 

オチについては、ちょぴっとネタバレなので、ここから注意。

全然読んだことなかったので、構えがなかったのですが、

普通の推理小説なんですね。

最後のオチの返しはよかったけど、

説明セリフのオンパレード!には、

やはり、ちょっと違和感を感じてしまった。

2回返しですね。それくらいがちょうどいいでしょうか?

 

最後の伯父を看取るくだりは、なぜか、

まだ生きているネイビーのその時を想像し、

非常に寂しい気持ちになりました。

そうして、電車を降りるのを忘れました。

 

東野圭吾。

いろんな作品、読んでみようと思います。

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2009年10月 7日 (水)

クロスゲーム

小山は今、キャラに合わない漫画にはまっています。

クロスゲーム

あのあだち充先生の漫画です。

 

日曜日の朝、ふとテレビをつけるとアニメがやっていて、

ついついみちゃってたクロスゲームで、

面白いので、漫画を読み始めたわけです。

 

タッチは、再放送で見てたけどうる覚えだし、

H2とか全然読んでないし、

それ以外のあだち先生の作品しらないし、

クロスゲームもまだ6巻までしか読んでないけど、

 

クロスゲームが一番面白い!

はず。

 

光というスーパーピッチャーが主人公で、

その近くに住み喫茶店をやっている家の4姉妹が関わる話。

 

タッチみたいですな。

 

なにがいい!って、4姉妹のうちの若葉がいい!

若葉な純粋な生き方が輝き、

みんな若葉が好きで、若葉に対する愛情に溢れ、

そして、若葉への愛情により、つながっていく野球の輪。

 

ただの野球の話でなく、

その輪が、若葉への愛が、所々に描かれるところに、

胸が一杯になってしまうのです。

 

世の中に疲れた人には、心一杯になるいい話しです。

マジで、オススメです。

 

ここから1巻のネタバレです。

読んでない人は、見ちゃだめよ!

読んでから見てね!

 

 

あぁ、1巻は、衝撃のラストでした。

アニメ見てたときに、空に映る感じでしか若葉出てこなくて、

海外にでも留学してるのかな?

と思っていたのですが、

1巻読んでると、タッチに設定が近いし、

タッチってことは、双子っぽいのが死ぬの?

え?若葉?

と心に心配の芽が出た途端、

若葉が事故に・・・・

若葉の純粋さがその死を切なくさせ、

1巻にして最終話のような寂しさを感じました。

 

この1巻だけでも十分ですが、

ちょくちょくでてくる若葉談話。

3巻の終わりとか、もう、だめです。

 

あぁ、早く続きよも。

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2009年9月10日 (木)

川上未映子「へヴン」

読む本がたくさんある。

会社の上司から借りた本はまだ途中だし、

脚本を書くために、亀山早苗先生の本を読まなければならないのに、

買って、読んでしまいました。

川上未映子

「へヴン」

 

川上未映子は、「乳と卵」以来です。

本谷有希子といい、亀山早苗先生といい、

本棚に女流作家の本が増えていきます。

 

川上未映子は、

話の内容より、文章がきれいな印象があって、

それが好きだったわけですが、

まぁ、それだけって感じもあり、そんな惹かれてなかったのですが、

帯の宣伝が面白そうで買ってしまいました。

 

で、一瞬で読み終わりました。

なんかこう、構成は、本谷っぽい。

ほんと本谷有希子の小説を読んでいる気にもなります。

最後への感情の盛り上げ方とか、特に。

でも、やはり、川上未映子は文章がいい。

文章のリズムがいい。

黙って読んでいるはずなのに、

つい口ずさみたくなるような、

読んでいるだけ先に進みたくなるような、

軽快なリズム。

 

意味のある文章で、

あのリズムを作り出せるのは、

もう、うなるしかないです。

 

あぁいう文章書きたい・・・・・・

 

というか、

ありきたりな設定なはずなのに、

本にしがみつくように、離せなくなってしまうあの感じ。

 

不可抗力感。

 

脱帽。

 

中盤は、

ある程度出来上がった関係が

どう壊れていくのか?

その不安で、釘付けでしたね。

 

というわけで、現在、次の芝居の脚本を書いてます。

書いてますって、まだまだ大枠を書いてる途中。

書く段階としては一番楽しい時期ですが、

自分がほんとに納得する発想が出てこないと

だんだんきつくなってきたりします。

 

最近、自分の理想があがっているからか、

いい作品(小説や映画を含めて)に出会い、幅が広がっているからか、

なかなか「自分の納得」にたどりつきません。

 

「自分の納得」がないものをお客さんが楽しめるわけがないので、

そこはいつも踏ん張って踏ん張って、

その時の自分の能力の最大限を、妥協なしで「納得」に至ってから

書いてますよ、ちゃんと。

そこに行くまでは道のり長し!ですが、

そこに行けるとなんだか書いてて嬉しくなる。

まぁ、芝居終われば、至らぬ所はたくさん見えてくるわけですが・・・・

 

どんどんその納得ラインがあがっている気がしますが、

自分でもしがみついて、目を離したくなくなるような作品

書きたいと思います。

いい作品を読むと、それ自体面白いだけでなく、

こう、やる気出るからいいですね。

順序変えて、先に読んだ甲斐がありました。

 

最近、変です、僕。

よく食べて、よく寝ます。

ダイエットとか気にせず、たくさん食べずにはいられません。

そのせいか、眠くてたまりません。

充電期なんでしょうかね?

 

いつ放電するんでしょ?

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2009年8月11日 (火)

「幸せ 最高 ありがとう マジで!」

今朝の地震怖かったですね。

週末の地震はライブハウスにいて、

スピーカーの振動と勘違いしてましたが、

今朝のは地震だと気がつきました。

 

台風それましたね。

がっかりです。

 

今日が強い銘柄を買ってるのに負け続ける

意味不明イライラ取引で、

イライラのせいで最後までぶっ飛ばし続けて、

死にました。

そんな帰り、丸善に向かい、これを買う。

「幸せ 最高 ありがとう マジで!」

本谷有希子の戯曲です。

 

先日は、芥川賞候補作の

「あの子の考えることは変」

を買いました。

 

僕の本棚で一番ある本は、

鴻上尚史だったのですが、

そろそろ本谷有希子が抜きそうな勢いです。

 

「あの子が考えることは変」

今までの作品となんか違った雰囲気をうけたんですが、

面白かった。

横ちんを襲う描写とか、電車の中なのに、笑ってた。

 

ただ、後半、二人がとびすぎて、ちょっとついていけなかったのが残念だ。

「絶望」あたりの方が、そこらへんの共感は強かったかな。

 

で、

「幸せ 最高 ありがとう マジで」

前半、マジやばいね。

嘘でいきなり、「愛人です」とか、

「あの人は私のこと絶対知らないって言います」って、

その設定だけで、もう、面白いっす。

 

次書く自分の作品のモチーフに被っていて、

ちょっとびくったけど、これに影響されすぎずに、

自分の世界を作れるように、頑張りますよ。

 

途中、時間をあけてから読みを再開したので、

前半の没頭からさめてしまい、

後半なかなか入り込めなかったのが残念ですが、

今回ほど、「不条理」を感じたことはなく、

そこらへん自分の永遠のテーマなので、そこは参考にしたい。

しかも、それを笑い飛ばしてるあたりとか、

自分の前回の作品に被ってはいるんですが、

自分の作品にはそこに何が足りなかったのか?

真剣に考えたいと思います。

まぁ、比べちゃ失礼だけどね、

端くれとしては、比べて伸びたいですわな。

 

というわけで、

芝居、見に行けばよかった!

と思う読書でした。

金をケチって、行かないなんて思うんじゃなかった。

今度は見逃さないぞ!

でも、金はないぞ!

あぁ、夜にゲがつく店ででも働こうか・・・・

 

マジすごい。

惚れるわ、本谷有希子。

惚れるっても、

もし会っても、会話続かないかもだし、

いい雰囲気でも、キスはしないし、

頼まれても、絶対に抱かないけど、

マジで、尊敬というか、尊敬ではないな、

なんというか、

惚れ惚れ・・・・・

 

  

のんぴょ~ん

と横島忠夫を憑依させて所で、

今日のこの支離滅裂ブログは

ここで、終了。

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2009年6月22日 (月)

夢の中の「1Q84」

「1Q84」売れてますね!

僕、村上龍は大好きですが、

春樹は読んだことありません。

 

春樹の本を、少しめくってみたことはありますが、

評論家受けや、一部のファンには、

熱狂的に支持されそうではあったのですが、

一般受けはしなそうな印象でした。

 

でも、「1Q84」バカ売れ!

たしかにイスラエルでの演説は素敵すぎでしたが、

それへのご祝儀な気がしてなりません。

 

どの本屋も上巻は売り切れなのに、

下巻は売り切れじゃないのが気になります。

 

下巻まで読み進めてないってこと?

それって、

やっぱミーハー読者が多かったってこと?

と思ってしまいます。

 

上巻と下巻の販売数の差のランキングとか面白そうですよね。

 

そんなこと思いつつ、

そんなに思い入れがあるわけじゃないのに、

読みました。

「1Q84」

 

夢の中で・・・・・・

昨日は頭が芝居モードで、案の定眠れず、

浅い眠りしかできなかったのですが、

そこで見続けた夢が、「1Q84」を読んでる夢です。

  

「1Q84」について、

村上春樹について、

ほとんど情報を持ってない僕。

 

その僕が夢で読んだ「1Q84」の話はこんなんです。

(夢の中での話は「・・」内に。

 それ以外は今の僕の解説コメントです。)

↓↓↓↓↓↓↓

冒頭の1ページ目にはこうかかれている。

この本を手に取っている方の中には、

 普段、本を読まない方も大勢いるかもしれない。

 この本を読めば、分かる。

 小説を読むということは、こういうことである。

 小説を読むということは、こういうことである。

なぜか、2回繰り返します、最後の文。

次のページをめくると、

早くも映画化されたのか?

僕が読んでて映像化されてるって設定なのか?

映像で物語りは進みます。

大きな平地に駅が一つ。

 そこの線路が映し出され、

 電車が動くかのように、

 線路を写しながら、カメラが移動する。

 そこに、線路をかなづちで殴る音が、

 一定の間隔で続く。

なんだか映画でよくありそうな冒頭ですが、

この映像がひたすら続く、不思議な話です。

この映像と交互に、以下の映像が流れます。

どこかの家のPS3。

 勝手に電源がついたと思ったら、

 宙に浮かび飛び上がる。

 そして、海を駆け巡り、

 色々な所からPS3が集まり、連なり、

 海を駆け巡る

なんのこっちゃ!です。

線路の映像の周りの風景が、

小田急線の豪徳寺付近な映像になった時、

海を駆け巡るPS3に映像が飛びますと

BGMは「もののけ姫」の曲。

 ♪はりつめた~

 と流れつつ、

 PS3に足が生え、

 後ろに連なるPS3にも足が生え、

 海へもぐり、また、上に上がり、

 を繰り返す

足は生足っぽいやつです。

きもいです。

これで一部が終わりです。

こんなの映画でも意味不明ですが、

小説だとどういう描写になるでしょう?

気になります。

本を読んでる設定のはずなのに、

夢の中の僕も気になってました。

驚きの第2部。

いきなり、仮面ライダー?

 女性の仮面ライダーが4人出てくる。

 銀のお面が3人。金のお面が一人。

 金のお面のライダーは、キングなんとか!って名前。

 女性なのに、キング・・・・・・

 銀のうちの一人は、悪に寝返って、

 正式なライダーではなく、カメロ=・・・とかいう名前。

 キングがお出かけ中に、アジトに現れたカメロは、

 他の銀のライダーを二人をあっけなく殺す。

 殺す瞬間、その背中には、

 魔方陣が光ってる・・・・

仮面ライダーとか、電王とV3しか見たことないんですが、

女性とかいるんですかね?女性のキングとか?

悪に落ちたってのは、ウルトラマンの映画化の記事の影響でしょうか?

そのせいか、よくアジトを変える。

 アジトを変えるにしても、

 情報を移動させなければならない。

 ここら辺はハイテクで、

 スパコンみたいなでかい機械に

 キングが剣を刺すと、そこから光が溢れ、

 勝手に移動する!

 が、しかし、移動の映像が、

 機械のデータ移動のはずなのに、

 なぜか汚く並んだ本棚から、

 ファイルや紙の資料が飛んでいき、

 新しい本棚へと移動してキレイに並ぶ

っていう仕組み。

機械はどこいった!って感じですが、

3回くらいアジトを移動してました。

↑↑↑↑↑↑↑

 

はい。

これが、僕が夢の中で読んだ「1Q84」です。

本物の「1Q84」には、かすりしなそうな内容ですね。

そして、長いわりに、全然面白くなかったですね。

お疲れ様です。

こんな本あっても絶対に売れません。

でも、これは僕の夢です。

無意識です。

こんな夢見てて、変な奴!って思わないでくださいね。

僕は至って普通の人ですよ(笑)

そして、僕の芝居は面白いですよ。

7月の3連休は、シアターブラッツへ!

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2009年6月17日 (水)

BAKUMAN

漫画、読みました。

BAKUMAN

 

デスノートの作者コンビの漫画です。

面白い。

 

中学生が、絵担当と話担当の2人で、

ジャンプデビューを目指す

という話。

 

設定的に、作者の自伝なのかな?

とも思ってしまう。

 

SF的な要素はなくなったが、デスノート作者なんで、

あいかわらず、面白いが、文字が多い。

なので、読むのに時間がかかる。

シチューを煮込みながら読む。

主婦か!

 

話もいいが、

純愛もいいね。

激愛はできても、なかなか純愛はできないからね。

状況があっても、する技量がないよ。

甘酸っぱい。

Bakuman02wa6  

ヒロインの子が好みだ。

まぁ、自分が中学生の時の好みではないがね。

今だったら、落ちるね。 

 

やはり、話もいいが、絵もいいね。

 

まぁ、こういうの読むと、

自分の話もいろいろ思いついたりするわけで、

今回の作品で手持ちのネタがゼロになったはずなのに、

もはや、3個にまで増えてきてるし、

まだまだ、我が劇団も続けられそうなわけです(笑)

ま、恥ずかしくなるような純愛はないけどね。

 

こういう漫画を読むと、

別に、読まなくても、

思います。

 

力が欲しい。

 

まぁ、積み重ねでしかない。

そんな絶対的なものはなく、

経過でしかない。

進み続け、積み重ね続け。

 

うむ、頑張ろ。

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2009年3月18日 (水)

「屍鬼」の最後

やっとこさ、「屍鬼」、読み終わりました。

行きと帰りの電車と、会社の休み時間と、

時々家で読み続け、3週間。

太い文庫本5冊は長い!

 

ホラーというより、ミステリー。

状況説明が終わって、起承転結のが始まるまでは、

厳しいですが、そこからは、後の展開が気になってあっという間。

 

途中から、静信と敏夫の二人が主人公っぽくなりますが、

最後にかけてのこの二人の対比が、

この物語を深くさせ、

人間の「エゴ」をきれいに描いている気がします。

 

そう。人間の「エゴ」。

人間と家畜の関係などが語られる所なんか、

自分の劇団で9月にやった「OCT」を思い出されます。

いやぁ、なんだか似たようなこと書いてあって・・・・・

この本を「OCT」を書く前に読んでたら話変わってたかな?

と思いつつ、

この本を借りたのは「OCT」を書く前だったので、

普通に読めたはずですが、

まぁ、そんなもんです。

 

比べるの失礼かもしれませんが、

まだまだ「OCT」との共通項があって、

一人の少女が、悲劇の状況に置かれ、苦悩し、

そして、行動に移す!

って所。

ただ、OCTとの違いは、理解者の存在

 

先に書いた考えの違う主人公の二人の対比や、

苦悩する人に対する理解者の存在が、

この話をより深くし、そして、分かりやすくしていると思います。

 

でも、あれだね。小説なので、こう、

いいたいことをたくさん書ける。

10行くらいのセリフで会話とか

説明くさ!

と思いますが、

それが許され、それも読んでしまうのが本のいい所。

 

脚本書くときは、

なるべく説明臭くならないようにとか、

なるべく会話で!とかに

気を使ってしまいますからね。

 

なんで、説明とか多いから、

この小説は長い!

もっと短く出来ただろう!

と思うのですが、それは、

長いのとか気にせず、丁寧に状況や苦悩を描いたからこそ、

長いのにも関わらず、作品全体で一つのまとまりをもって

人間の「エゴ」をきれい描けている。

のではないかなぁと思います。

 

ただね、

ここで書かれている苦悩とか細かい思案とか好きだけど、

自分の似たようなこと考えるけど、

ネタが多すぎて、お腹一杯になって、

その結果、あまり頭に残らない・・・・・・・

 

外枠としては頭に残ることはあっても、

情報が多すぎて個々のことが頭に残らない。

これは残念なのですが、

ただただ僕の頭が足らないせいかもしれません。

 

まぁ、やっと大物小説を片付けました。

読まなきゃならない本がたくさんある。

やっと読めるよ!

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2009年2月28日 (土)

「屍鬼」の始まり

また、寒くなりましたけど、春は近づいてます。

「四季」の始まりって、春?

春夏秋冬だから、やはり春かな?

 

でも、これって

始め盛り上がって、暗くなって終わり

って感じして、物語的には嫌だね。

最後に盛り上がるようには、夏が始まり!

でも、まぁ、物語的とかどうでもよくて、

日本的に、栄枯盛衰とかを表現しようとすると、

やはり、春で始まり、冬で終わるんでしょうか?

海外だとどんな感じなんでしょうかね?

 

ただ、このブログの本題は、

「四季」ではなく、「屍鬼」

 

小野不由美さんの小説です。

劇団員のエミネムちゃんからだいぶ前に借りたのですが、

いまだ、読んでません。

だって、太い文庫本6冊・・・・・

本好きの僕でもさすがに容易には手が出せません。

精神的、時間的余裕を見なければいけませんし。

 

なので、一冊物の「黒シの島」は読んだのです。

シの漢字の出し方が分かりません・・・・

これはなかなか面白かったのです。

それに、「屍鬼」はジャンプで漫画されてるし!

なので、早く「屍鬼」を読みたかったのですが・・・・

 

読んではいたのです。

ただ、ミステリー小説の多くってスロースタート。

あまり、始めでつかんでくれません。

 

冒頭の人物紹介とか状況説明とか、

さぁ舞台は整いましたよ!ってならないとつかみにかからない!

なので、始めで挫折することは多い。

 

自分の舞台では、

始めから掴みにかかるのをモットーにしてます!

が、それはまた別の話!

 

ただ僕、掴まれたら最後、没頭して読み続けます。

掴まれたら、ペース配分とか無理!ひたすら読みふける。

仕事の昼休みも周り無視して読みふけっちゃう。

それが怖かった。

太いの6冊も、読み続けたら2日はつぶれる!

 

でも、まだ、掴まれなかった。

そりゃ、太いの6冊ってことは冒頭も長いのです。

よく分からない情景描写も多いし・・・・ 

 

で、読み始めてから数ヶ月経ってたのですが、

とうとう今日つかまれかけました。

うむ、精神的にも時間的にも今はなかなか最適です。

集中して読むふけれそうです。

 

そろそろがしっと掴んでもらって、太いの6冊。

読みふけりたいと思います。

「屍鬼」の始まりです。

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2009年1月21日 (水)

「そして、誰もいなくなった」

いまさら、読みました。

アガサ・クリスティー

「そして、誰もいなくなった」

 

森博嗣の「そして、二人だけになった」は読んだことあったのですがね。

サスペンスは普通に好きだし、

サスペンス物の脚本を書くために、

伏線やどんでんの書き方の法則とかも色々習得してきてるはずですが、

もち前の馬鹿正直で、毎回まんまと騙されるのが僕です。

 

今まで、なぜかアガサクリスティーを読みませんでした。

アゴタ・クリフトフという名前の似た作家がいて、

「悪童日記」というかなりお気に入りの小説の作者なのですが、

これは、「二人の証拠」「第三の嘘」と三部作の作品で、

文庫にもなっているので、ぜひ皆様に読んで欲しいのですが、

なんだか、名前が似ていて、「悪童日記」気に入りすぎてで、

ただ、読む気がしなかっただけかもしれません。

 

脚本を書き終わって、やっと本を自由に読めるので、

ゆったり読もう!と読み始めたのですが、

毎回のごとく、

読み始めはゆっくりだけど、

中盤にはいるにつれて、抜け出せなくなり、

一気に読み終えてしまうパターンでした。

 

そして、

今回も騙されました。

「そして、誰もいなくなった」

やはり、名作と言われるだけあって、

のめりこんでしまう。

 

オススメ。

 

ここからネタバレです。

 

死んだ人の誰かが犯人だと途中から思ったのです。

そうすると、一番始めに死んだ青年が犯人?

医者とグルになって、死んだとみせかけて、

どんどん殺していく?

死の確認は医者の仕事だったし、

始めの青年の死に方が唐突すぎて怪しかったので・・・・ 

 

死んだと思った人が犯人!

犯人は一人とはかぎらない!

とそこに行き着き、

それにとらわれすぎて読んだので、

まんまと騙されてしまいました。

 

判事が自分の死を偽ったのは面白かったけど、

みんなの目を盗んで毒を!

とかなんだか安直過ぎて、

ちょっと物足りなさも感じた。

だぁーん!ってものがなかったのが残念だけど、

まぁ、それはそれでありなのかもしれない。

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2008年10月23日 (木)

よんでますよ、アザゼルさん。

トロはトロでも、

一部の人は大好きだけど、

多くの人は、

その名を聞いただけで、嫌な顔をする

トロってなぁーんだ?

 

どうも、小山です。

よんでますよ、アザゼルさん。

って漫画知ってますか?

イブニングで連載されています。

僕は、SPA!でその存在を知ったんですが、

おもしろい!

 

悪魔を召喚できる探偵とその助手が、

悪魔の能力を使いながら、

時に、悪魔に翻弄されつつ、

探偵の仕事をこなしていくって!

わけです。

 

オカルト好きの僕に、ドンピシャ!なわけです。

 

が、この漫画が万人ウケするためには難所があります。

まず、絵が汚い!

汚いって失礼で、そういう画風なんですが、

まぁ、美しくはないです。

 

そして、

1巻の始めの方に、

出てくるのです。

スカトロが!

スカトロやろうが!

 

拒絶する人は猛烈に拒絶する!

 

作者の狙いなのか、どうか知りませんが、

そんなネタを、冒頭の方にもってきて、

早い段階で、読者層を絞ってしまっています。

 

でも、面白いんです。

 

ぜひ、皆さんも、この難所を乗り越えて読んでみてください!

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2008年10月 1日 (水)

遭難、

ライフ

イズ

ビューティフル

 

どうもこうも小山です。

最近最も気のなる女性といえば、この一年、この人のまんまです。

本谷有希子!

 

彼女の出版されているものの最後の残り一冊をやっと買ったよ。

「遭難、」

 

戯曲です。

若くして、鶴屋南北賞を受賞した作品です。

自分の芝居も無事終わり、

そろそろ次に思いを馳せるこのときにスパイス!

と買わずにとっておいた本。

 

きたよ。

すごいよ。すごすぎだよ。

本谷小説が好きでずっと読んできたけど、

やっぱこの人は、演劇の人なんだ

と実感させられる。

戯曲の方が、人間の汚さをよりストレートに、狂いなく表現できてます。

小説の色々な描写は、追加描写というより、緩衝材になっていたんだな!

って、ぐっと来た!

 

すごすぎて、読んだ後、寝た!

心落ち着かせるために寝た!

 

心臓バクバクいったまま、寝て、

バクバクだから、寝れなくて、

次への作品へ思いを馳せていた。

 

芝居終わって2週間だと、反省点とかを分析しだして、

ちょっとマイナスな気分になったりする。

で、そんなとき、アンケート読むと、

記憶より好評が多くて嬉しくなる。

分析って、悪いところばっかり見て、いいとこ見過ごしちゃうから、

記憶もどんどんマイナスにすりかえられちゃってるわけだ。

 

好評なアンケートありがとうございます。

次も面白い作品作ります!

 

というわけで落ち着いて、

ブログを書いているというわけです。

 

遭難、

いい作品です。

 

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2008年5月 8日 (木)

「誰かが手を、握ってるような気がしてならない」

なぜだか、このブログへのアクセス数が、

今朝の2時間だけ桁違いに増えていた。

なぜだろう。

まぁ、いいか。気にせずに、GO。

 

本を読んだよ。

誰かが手を、

握っているような気がしてならない

 

岸田戯曲賞をとった五反田団の前田司郎さんの小説です。

それなら、戯曲を読め!って感じなんですが、

本谷有希子も小説もおもしろいので、いっか!と思って小説。

だって、題名が気にいったんだもん!

 

本谷有希子のことを書いたときも書きましたが、

日本語のステキな題名

に惹かれてます。

 

自分の作品も、そろそろそういう題名にしようかなぁ

と考え始めてるくらいです。

 

で、この題名。

口に出すと、音としてきれいなおさまった感覚!

ステキである。

 

話のあらすじは、

リオという中3のおねぇちゃん

ナオという中1の妹

ナオコという母に、タカシという父。

それと、神。

ナオは、小さい頃から神の独り言が聞こえる。

だから、両親は気味悪がっている。

ミナコは、ナオを生んだ時に不倫をしていて、

ナオはタカシの子じゃないかも?と後ろめたさを感じている。

そんな中、神は、自分の孤独に耐え切れず、

自分が自殺するために、人間を皆殺しにしようと考える。

そして、それを聞いてしまうナオ。

 

みたいな話。

特徴的なのは、文体

語りのような感じで物語が進みます。

そして、語る主がころころ変わります。

なので、ほとんど一人称で語られるわけです。

 

こういう文章好き!

広い視点!みたいな。

昔、小説書いてた時、

そういうの書きたくて仕方ありませんでした。

(結局、うまくいかなかったけど・・・・)

 

そして、さらに、特徴的なのは、

その語り手がいきなり変わる!

章とかで語り主が変わるのはよく見かけるけど、

ほんとにいきなり変わってます。

文章の切れ目があいまいで知らぬ間に変わってる。

僕とか私とかの一人称の変化などで気がついて、

変わっていたのかい!

と後ろに戻って読み直したり・・・・

 

始めは読みにくいですが、

慣れれば、意外に普通に読めます。

 

個人的には、

リオの語りの部分が好きだったな。

あぁいう考えの子好き。

実際にいたら、好きになってるだろう。

なんじゃそりゃ!

 

まぁ、そんな小説です。

結構、楽しめました。

 

いきなり仕事の話ですが、

最近、成績悪いんで、

このままディーラーとしてやっていけるのか

ちょいと不安になってきました。

そんな中、どっかのテレビCMで、

不安だからこそ、努力する!

と、しまだしんすけが、中高生に言ってました。

その通りである。

 

それに、どの職業いっても、

1度や2度はそういうこと思うんだろうな。

そんな順風満帆にはいきません。

ってなけで、何事も努力です。

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2008年3月20日 (木)

「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」

最近のマイブーム・本谷有希子

「乱暴と待機」に引き続き

「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」

 

この題名、映画化されてた時に知ったのですが、

題名だけで、ぐぐっときます

なかなかこんないい題名、思いつきません。

僕の芝居の題名は、昔からアルファベット表記しかないんですが、

そろそろ、日本語の題名にしたいと思いつつ、

日本語にするなら、これくらいかっちょいい題名をつけたいものだ

と、まだ思いつけないでいる僕がいます。

 

とりあえず、から読んでみた。

描いている人間描写は、「乱暴と待機」に通じるものがあり、

それとともに、

この間芝居で見た「遍路」のような、田舎の人の都会観・田舎観

も描かれています。

 

僕は、ひたすら、東京人なので、

後者の方は想像はできるけど、実際よく分からない。

別に、田舎が嫌いなわけではないけど、住みたいとも思わない。

ただ、田舎の人が、「東京は汚い、空気が汚い」というのは、

癪にさわる。

 

今まで触れた本谷作品の中では物語性が強い感じもしたけど、

毎度の「淡々と進んだ後の感情の爆発」が、やはりぐっとくる。

 

この本、時間の問題で2,3回に分けて読んだのですが、

一回で読みきればよかった、と後悔。

きっと「乱暴と待機」もそうだろう。

芝居の小説化だからか、この話、空間力がすごい。

独自の世界観を作り上げて、それに強く引き寄せられる。

 

淡々と進む中に、

どんどん濃い、逃れがたい世界が作り上げられ、

どんどん引き寄せられていく

そして、最後でどばって・・・・

 

でも、2,3回に分けて読んじゃったので、

最後の方とか、世界が再構築される前に、

感情爆発に入ってしまったので、

なんだか、もったいない気がした。

確かにおもしろかったけど、

一回で読んだら、もっと面白かっただろうなぁー

と思う。

でも、こりゃ、おもしろい。

今まで触れた本谷作品の中でトップ!

 

で、読み終わったので、ツタヤに行ってDVDを借りてくる。

結構気合をいれて見たのですが、

・・・・・・

 

とりあえず、キャスティングがよく分からない。

サトエリは、見た目は澄伽だが、しゃべるとなんだか・・・

待子さんが、永作さんってのも、きれいすぎだろ。

もっと見るに耐えない人を想像していたのに。

宍道も同様。かっこよすぎ。

逆に、清深は、もっとかわいい子でもいいのでは?

ってか、痩せてんじゃないの?清深?

 

と、小説に忠実なんだか、わが道行ってるのか、

いまいちぱっとしない。

 

それと、話のはしょり方が・・・・

人間の醜さの表現の対象が、澄伽に絞られていて、

他は、結構いい人っぽく描かれているのが、

一番納得いかなかった

 

時間の問題もあるんだろうし、

演技で出してるつもりなのかもしれないけど、

皆がかげながらでも醜いからこそ、

澄伽の醜さとかそのほかの葛藤がきれいに描けて、

最後の感情の爆発が映えるんじゃないか?

 

なんだか、そこが抜けていた感じが否めずに、

案の定、最後もなんか中途半端に終わる。

イラストで勝負するよりは、

演技で勝負の方がいいだろ、あそこは!

一番の魅せ所をイラストでごまかすなよ!

と思わざると得ない。

 

イラストが、思った以上にえぐかったのには、

びっくりさせられましたが。

 

というわけで、

満足DVD不満足

お芝居で見たかったなぁー

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2008年3月15日 (土)

「乱暴と待機」本谷有希子

「乱暴と待機」

作・本谷有希子

今、僕の中で最もキテる人本谷有希子の本を読む。

 

おもしれぇ。

電車の中の時間を有意義に過ごそうと買った本。

だから、じっくりゆっくり読もうと思ったのだけど、

後半からは我慢できなくなって、

家に帰ってから、ずっと読んでしまって、

読み終わってしまいました。

 

おもしろい。

淡々とお話は進むのに、

この後どうなるか?が気になって、

どんどん向こうの世界に引き込まれ、

淡々と進んでいくと思ったら、

最後の感情の起伏の激しさったらありゃしない!

と、川上見映子の「乳と卵」読んだときと似た感触を得る。

 

おもしろすぎて、ちょいと悔しくなってきた(笑)

なんてったってたった二個上ですからね。

頭がキレて、コメントめっちゃ辛辣!

って勝手なイメージを作ってしまっているのですが、

そういうおねぇさんに一度ぼろくそ叱られたいなぁー

とよく分からないこと思ったり(笑)

 

話がずれた。

これ、舞台の小説化らしい。

 

この話を舞台でどうやってやるんだ?

小説の方がいいだろう!

と思ったのですが、

きっと舞台は舞台でおもしろいんだろうし、

そう思えるほど、

舞台の小説化の技術がある

小説をお書きになる力があるんだろうなぁー

と関心するわけであります。

 

物語だけなく、

文章自体にも面白み。

どうも物語に目がいってしまう僕ですが、

最近、文章自体の面白みが気になってきているので、

そこらへんで、どんぴしゃきてるんでしょう。

 

いや、まったくもってすごい。

自分も頑張らなきゃ!

ってなわけで、他の本も買おうと思う。

オススメじゃ!

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2008年3月 5日 (水)

「乳と卵」

久々にブック!

 

今年の芥川賞

「乳と卵」 川上未映子

読みました。

 

芥川賞とかあまり興味ないんですけど、

おもしろそうだったので、買って、読んだ。

 

なんの予備知識もなく読んだのですが、

第一印象としては、

声に出して読んだ方がリズムがよくて楽しんだろうなぁー

 

もちろん、黙読でもリズムよく読めますが、

声に出した方がリズムはうまれやすいし!

 

この前、稽古場で声に出して読んでみたのですが

(まぁ、電車とか家とかではね・・・)

案の定、ステキな感じでした。

 

聞いてるだけ楽しくなる、リズムがいい文章

って、僕の偏見かもしれないけど、

大概、意味がよく分からない

聞いてて心地よいけど、なんなら意味をもっと分かりやすく!

といつも思っているのですが、

この文章は、

普段の日常の会話のような文体で、

だから、意味不明ってのは少なく、

なおかつ、リズムがいい!

 

なんだか、ステキな出会いをした気がしてうれしくなりました。

 

内容としても、

結構率直な物言いで、

人間としてはそういう人たちが好きなので、

色々書いてあることをすんなり同感できたし、

前半・中盤と単調に積み重ねてきたものが、

後半になって、どばぁーってあふれ出す感じがして、

 

結構・・・・きた。

 

うんだ。結構、気に入りましたよ。

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2007年11月29日 (木)

ダヴィンチ・コードに匹敵!「治療島」

珍しく、本の紹介。

「治療島」

セバスチャン・フィツェック

柏書房

原題は、「Die Therapie」 by Sebastian Fitzek です。

 

この邦題、一見、つまんなそうな題名ですが、

実に、うまく内容を反映しています。いい翻訳です。

映画の邦題とは、違います・・・・・

 

さて、ドイツの新人作家の作品らしいです。

とはいえ、ドイツでは、大ヒットしたらしい。

 

あらすじ

著名な精神科医ヴィクトルの一人娘ヨーズィが、病院の待合室から突然失踪する。

家出か、誘拐か。必死の捜査に関わらず、何の手がかりも見つからない。

生死すら不明のまま4年の歳月が流れ、

ヴィクトルは悲しみ耐えられず、人里離れた孤島に引きこもっている。

とそこへ、統合失調症の幻覚に苦しめられている謎の美女が

彼のカウンセリングを求めてやってくる。

彼女の語る妄想の中にヨーズィそっくの少女が登場し、

娘の失踪に関わっているのでは?と疑うヴィクトル。

同時に、彼の周りでは、奇怪な事件が起きる。

カウンセリングは次第に心理戦の様相を呈し、

謎の女の狂気が乗り移ったかのように、

ヴィクトルは、精神的に極限状態にまで追い詰められていく。

  

知人に薦められて、読み始めました。

始めは、適当に読んでいたのですが、

半分、読んだくらいからとまらなくなって、

朝の出勤中とか、昼休みとか、

普段は寝ているのに、後の展開が気になって、

読み続けてました。おかげで、仕事中眠かった・・・

 

こんなにおもしろいと感じたのは、ダヴィンチ=コード以来!

読んでる感じも「次が知りたくてたまらない」ってあたりが、

ダヴィンチ=コードに似ていて、かつ、劣らない。

 

しかも、この話は、

サスペンス独特の不思議な空間を、

がっちり作っているので、空間に酔う感じで、

さらに、没頭し、楽しめます。

 

サスペンス的な要素一級品

あらすじ読めば分かりますが、

元々、一人は、統合失調症で、妄想あり、幻覚あり、

主人公も精神的に圧迫されているので、

こちらも妄想あり、幻覚ありの可能性があり、

どこまでが妄想なのか?

誰が嘘ついてるのか?

そもそも、こいつはいるのか?

とか「次はどうなんだ?」と予想する時でも、

精神障害を扱っているだけに、

普通のサスペンスよりも広い選択肢が与えられいるので、

その点が楽しいし、おかげで、難しい。

結末のオチも、かなりいい線来てます。

ちょいと飛びすぎ感が否めませんが、

かといって、この手の作品に多い、

つじつまがあわなそうなところが多い

という難点を、見事に克服し、

すっきりと読み終えることができます。

その結末に、納得するかは、読者次第なんでしょうけど・・・・

 

これは、面白い!

寒くなってきて、手袋をしながら、ページをめくるのは、大変ですが、

ぜひ、読んでください!

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2007年10月 5日 (金)

働きマン!

一昨昨日、今出てる4巻買って、

仕事の後、一晩で読みました!

働きマン!

 

いまさらです。

SPA!の本谷有希子のコラムに、

「働きマン」が面白いって書いてあったので、

ただ、それだけの理由で読みました。

 

いい漫画です。

 

今まで、芝居をやってて息切れとかしたことなかったんですが、

9月の芝居は、社会人になって初めての本番で、

しかも、久々の役者で、演出と兼ねていたり、

仕込み前に、問題続出だったりして・・・・

本番終わって、ぴんと張ってた糸が緩んだ後は、

まぁ、初めて芝居で息切れを感じたわけです。

 

そうすると、心の防御壁が低くなってしまって、

面倒な日々が続いておりました。

とりあえず、仕事で打たれ弱くなってしまったのが、辛い。

打たれ強くなきゃ、やってけない仕事なんで・・・・

 

こんな時期に読んだからこそ、

ぐっときた!

のかもしれない。

 

あぁ、分かる分かる!

の連続。

僕も不器用なほどに自分に貪欲だから、

「これでいいのか?」

「これが望む道なのか?」

って自問自答ばかりの性格ですから、

最近のモヤモヤが、この共感で晴れたり、

具現化されたものをみて、自分を見返したり、

前に進む活力ってのが出てきたわけです!

 

ファンタジーに望みを描くではなく、

現実の苦さを描いて、

でも、前への活力を与えられる作品ってのは、

僕が芝居作っていく上で、目指しているものなんで、

そこらへんでも気に入ったかもしれません。

  

視点の広さがいいですね。

物語と関係ない、登場人物へのインタビューとかも含めて、

作品全体が、様々な視点で描いているので、

「あぁ、分かる分かる」の中にも、

小さな発見を心が感じ取れる。

そういう小さな面白みが、この作品全体の良さに繋がっています。

 

オススメです。

 

自分は「何マン」なんだろう?

と思いつつ、会社の同期が貸してくれた

安野モヨコの「ハッピーマニア」を読んでます。

 

さすがに、こんだけグーたらしたので、

心も回復に向かいます。

次の芝居に心の準備も整いつつあります。

このマンガのおかげも、少しはあるかもしれません。

 

まだまだグーたらします。

広い視野が必要です。

明日は、ワンちゃん連れて、電車で千葉へ旅行!

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2007年4月30日 (月)

「オーデュボンの祈り」

今日はあったかかったですね。

稽古もなく、誰に会うでもない、

久々に何にもない休日

ゆったりネイビーの散歩に行ったりしました。

が、のんびりもしてられません。

舞台の仕事が溜まっているので、

こつこつとこなさなきゃいけません。

やっと一息ついたので、ブログを書いてます。

 

最近読んだ本の話

友人に読め!と言われて、借りて読んだ本

「オーデュボンの祈り」

作・伊坂幸太郎 (新潮文庫)

 

本の後ろの書いてあるあらすじ

「コンビニ強盗に失敗し逃走していた伊藤は、

 気付くと見知らぬ島にいた。

 江戸以来外界から遮断されている”荻島”には、

 妙な人間ばかりが住んでいた。

 嘘しか言わない画家、

 島の法律として殺人を許された男、

 人語を操り、未来が見える、カカシ。

 次の日、カカシが殺される。

 無残にもバラバラにされ、

 頭を持ち去られて。

 未来を見通せるはずのカカシは、

 なぜ自分の死を阻止できなかったのか?」

 

あらすじだけみると、実におもしろそうです。

実際、読んでみて、始めはがっかり

文体が好きではない。

セリフ以外の文章は、キレイな情景描写されていて、

その中で、物語が進行していく作品が好きなのですが、

この作品は、心の中の問答などが多く、

物語の進行に重きをおいていて、

情景描写とかは丁寧とはいえない。

どちらかというと戯曲に向いている作品な感じをうけつつ、

読み進めました。

 

そして、僕の意思とは反して、

どんどん物語の世界に入り込んでいったのです。

それだけ、物語の世界がおもしろかった!

 

あらすじにもでてきた、カカシが死ぬ事件!

誰が殺したのか?

何のために殺したのか?

そこのあたりの推理小説な展開も面白かったですが、

「ここには大事なものが、始めから、消えている。

 だから、だれもがからっぽだ。」

「島の外から来た奴が、欠けているものを置いていく」

この荻島に昔から伝わる言い伝え

これが、この話を何倍も面白くしています。

 

カカシ殺しを追う中で、常に、

この島に欠けているもの

を心の中でめぐらせて読んでしまいます。

そして、その追求は、

登場人物の人間性にまで及び、

親切ではない描写の中でも、

どんどん作品を掘り下げていくおもしろさが膨らみ、

さらに、物語の世界への引き込まれていくのです。

 

次の展開も気になり、

深く掘り下げていける作品

大好きです! 

 

こういうちょっとした疑問で、

物語をひっぱっている構図は、

元々好きなんですよね、僕。

 

そのほかもいろんな要素が面白かった。

突然出てくるウンチク

カオス理論とか、群集錯覚とか!

突然出てきただけあって、

後々その手のことが答えだった!

みたいな展開を予想していました。

そして、ちゃんと、その展開を見せつつ、

そして、ちゃんと、それを返す!

僕は、単純にひっかかっりましたが、

ちゃんと返してくれて嬉しかったです。

意味不明な題名も、最後にはがっつりと繋がったし!

そういう展開にも大事だけど、

一番大切なのは、終わり方!

ステキでした。

ガツンと見せないけれど、幸せな終わり!

終わり方がステキ!

これは小説には大きなポイントですね!

 

この作品を読んで思ったことは、

作者は

「始めにカオス理論ありき!」で書いたんじゃないか?

ってことです。

文中でもカオス理論のことが触れられいますし、

偶然に繋がった数々の事柄。

そういうものを読みながらそんなことを感じました。

けど、題名と物語の進行がガツンと繋がった点は、

反カオス的な事象。

これは、

単なる作者の作家としてのリアリティなのか?

(「推理小説」の記事参照)

それとも、

その点に更なる深み込めているのか?

定かではありませんが、

そういうことを考えつつ、さらに楽しめるのであります。

 

いろいろ書きましたが、抽象的に書いたので、

ネタバレしてない!と思っていますので、

これを読んだあとでも、十分楽しめると思います。

オススメです。

 

余談

この本を貸してくれた友人は、

最近この作者にはまっているらしいですが、

その友人いわく、

この作者と僕の思考が似ているらしいです。

作品の雰囲気が似ているというか・・・

 

まぁ、カオス理論とか出てきているし、

物語のひっぱり方は、確かに似ている。

物語の引っ張り方は、

似ているから気に入ったのである。

こういう引っ張り方は大好きだ!

 

とはいえ、 

いつも同じひっぱり方ばかりするわけじゃないので、

安心してください!

  

そういう展開以外でも、思考が似ている!

といわれました。

まぁ、読んでいて、所々、似ている、とは思いましたが、

似ているってことに何の意味もありません。

ただ、僕が面白いと思える確率上がるだけです!

 

だから、他の作品も読みます。

その友人が、次の本を貸してくれました。

 

描写は弱い

って話をしたら、

この作品では是正されている!

と渡されました。

 

読んでみようと思います。

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2007年4月12日 (木)

「推理小説」という名前の小説

「推理小説」という名前の小説を読んだ。

 

先日、友人との待ち合わせまで1時間あり、

やることがなかったので、時間をつぶすために、

本屋によって、たまたま買った小説だ。

 

「推理小説」

作・秦建日子

 

テレビドラマ「アンフェア」の原作

 

「アンフェア」というドラマが

話題になっていたのは知っているけれど、

僕は、見ていない。

 

ただ、この本を買ったきっかけは、

「アンフェア」の原作だから!ではない。

 

この本を買ったきっかけ

「アンフェア」の原作を秦が書いていたことに驚いたから

 

秦建日子

もともと劇作家、演出家。

彼の書いた「比翼の鳥」という作品を

よく知っている。

全然有名な作品ではないはずだけど、

すばらしい作品です。

だから、陰ながら、応援しているのであります。

ただ、彼が舞台で注目を浴びている記憶はなく、

ここ数年、テレビのシナリオライターとして、

よく名前を目にしています。

そんな彼が、アンフェアの原作を、

しかも、小説デビュー作で書くなんて!

と驚きのあまり読んだのであります。

 

「アンフェアなのは誰か」

いい言葉です。

いいセリフです。

このセリフだけでも惹かれてしまいます。

 

でも、そんないい言葉より、僕が惹かれたのは、

リアリティ
 
この作品の核心

だから、読まないわかりません。

僕がここで、つたない言葉で説明してもしかたがないこと。 

ただ、思ったことを書かせていただくと、

この作品を読んでいる人の中で、

秦の描く「リアリティ」というものをどれだけの人が理解しているのか?

ということ。

 

「リアリティ」というものに苦しんでいる人は

もしくは、求めている人は理解できるんだろう。

 
 
でも、言葉として理解できても

「リアリティ」に苦しむことすらできず、

すなわち、「リアリティ」を忘れてしまっている

そういう人には理解できないだろう

 

秦はそういう人たちに理解してもらいたいから

書いたのか?

 

違うだろうなぁ

 

そんなことを思いながら読み進める。

 

そして、読み終わる頃には、

あぁ、これは秦の描く作品だ!

と僕の心の住人たちは皆うなずいている。

 

さきほど、紹介した

比翼の鳥

今思い返せば、あれも「リアリティ」の話だ。

 

別れを告げる恋人に

私のどこが好きなの?

と聞かれ、

全部としかいいようがない!

と答え、恋人は、次に、

どうして、私じゃなきゃだめなの?

と聞き、

そして、答えられない。

 

うまくかけないけれど、

比翼の鳥で描かれた感情は、

この小説で書かれている「リアリティ」

同じものが気がします。

 

いや、その可能性が高い!

 

だって、作者、同じだもの・・・・・

 

そういうことを抜きにしても、

小説としても好きでした。

一人称で語る人が勝手に変わる小説!

僕も昔書いたりしてました。

それと、

事件は必ず解決する
犯人は必ず明らかになる
伏線は終わりにつながっている
 
こういうことに疑問を呈している姿勢
が、

さらに好きでたまらない!
 
まぁ、僕の作品を知っている人なら、

なんとなく分かると思います。

 

昔の僕が秦に影響を受けたのか?

元々似ているのか?

さだかではありませんが、

「リアリティ」を含め、近いものを感じることができて

嬉しかったのです。

 

小説の最後

部下の安藤が、「あのラストはくだらなかった・・・・」

とわざとらしく、また、やけに陳腐な文章で描かれている箇所
 
 

あの陳腐さに、

秦の作家としてのリアリティ

勝手に感じてしまいました。

 

作品作っている人間なら、

なんとなく分からないでもない感覚

ではないかと思いますが・・・・

 

勝手に感じたことだけど、

あれが、秦のリアリティである

と思い込み、

そのリアリティを感じれたことが、

この作品の良さなのかもしれない!

と思う。

 

また、よく分からないことを書いていますが、

この小説を読めば、なんとなく、分かるかもしれません。

とにかく、オススメ!

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2006年11月 9日 (木)

朝目覚めると・・・

朝目覚めると、

犬が吠えていた

 

大学の非常階段を下りていると、

猫が死んでいる

 

ように寝ていた。

起こしたら逃げた。

 

今日は、朝からぼーっとして、

やる気がでない、動く気がしない。

 

中間選挙で、共和党が負けて、

ラムズフェルドが辞任したのに、

テンションは低い。

 

そして、顔が、いつもより白い。

昨日の夜、いろんな作業をこなしたせいか?

 

この間、本屋で衝動買い。

図解 世界の神々

神話の神様のプロフィールがのっている

一見くだらない本だけど、なかなかおもいしろい

 

最近、寝る前に数ページ読んでから寝る

まだ、ギリシャ神話の神々だから

ろくな神がいない。

 

そんな中で昨日考えたこと。

自分と時間とのつながり

 

時間軸を縦にみて、つまり、経時的に、

自己として認識し、つながっている存在が自分

自分は尊い。

 

じゃあ、時間軸を横にして見たらどうなるか?

これも、時間的には繋がっている。

今この現在に存在するすべてのものが繋がっている

そうしてみたときは、

今存在するすべてが自己になるのか?

 

なんてことを考えた。

言葉が足りないから、よく分からない人が多いと思う

イメージできて分かってもらうことを願います。

でも、分かったところで、なんになるわけでもない。

 

話がずれた。

なぜ、やる気がでないか?

原因の一つは、ずっと先延ばしにしてきた実験。

一日かかるけど、たいした手間でもない実験なのに、

なぜか、やりたくない。

でも、やらなきゃ・・・・・

その気持ちがあるのかもしれない。

なので、やる。

今日、もしくは、明日。

なるべく今日。

 

ただ、久々に外で運動もしたい今日この頃。

 

あぁ、いま少しだけテンションあがった!

しかも、負の方向に!

 

SAW3

そろそろ公開です。

今調べたら、

川崎チネチッタでやらない!

 

使えないシネコン

TOHOシネマズ系列

での上映がほとんど!

  

それなら、まだいいのですが・・・・

僕は、先行オールナイトを見るつもりだったのです。

だいたい今週末かなぁー

と思って調べたのです。

 

そうしたら、六本木しか見つからない!

しかも、イッキミ!

つまり、1から3まで一気に見るわけで・・・・

そんな暇はないのよ!

 

というわけで、SAW3は、

空いていると予想される川崎のTOHOシネマズで、

普通に見ることにします。

 

すこしイライラでテンションあがった。

そんな昼。

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2006年10月 5日 (木)

「テロ捏造」その2

昨日買った本

「911 テロ捏造」

半分読みました。

 

こういう本なので、

懐疑的な姿勢で読むようにこころがけてます。

 

テレビとかでもそうですが、

OO大学のOO教授 

とか

元・軍人のOOOさん

とかの意見が出てきますが、

あれは、怖い。

 

肩書きは立派だけど、

肩書きだけで、信じろ!って言ってるようなもんですから。

 

専門が近いだけで、全然知らない内容をコメントしてる

のかもしれないし。

 

で、まぁ、懐疑的に読んでます。

ところどころ出てくる統計数字や、

OOO元・軍人のコメントに

どれだけの信憑性があるのか?

と疑いつつ、

 

でも、

おもしろく読んでます。

過去・現在の状況証拠的な観点は、お勉強になります。

「なんのために捏造したのか?」

「戦争中毒なのは、分かるが、なぜぬけだせないのか」

の観点をもっとわかりやすく書いてほしかったですが、

まだ、半分なんで、これからかもしれません。

 

ぜひ、読んでください

別に、

捏造だと信じろ!

というわけでなく、

自分にはない視点を勉強しても損はないし、

そこから判断してほしい

と思います。

読んでね。

近場にいる人は貸しますので!

 

この本では、

アメリカでは、いまや、多くが捏造だと思っている

と書いてありますが、

僕の周りの日本人は、そんなこと思ってません。

 

この本を買った

というと、やっぱ、ちょっとバカ扱いな目をされます。

 

皆さん、読む気ないみたい・・・

 

ただ、もし、捏造が本当なら、大変なことだよ。

僕ら、ものすごく、損して、利用されて、

そのうち、太平洋戦争みたいに敵にされるんだよ!

 

その可能性のある情報なら入れておいて損はない!

と思うのですが・・・・

 

 

ただ、これを読むと、

捏造にしても、アメリカ政府適当すぎだよ!

と感じます。

でも、適当すぎでも、ここまで信じられている!

きゃーーーー

プロパガンタ・刷り込みは恐ろしいです

 

911の映像を初めてみた時、

僕は、2機目が戦闘機に見えました。

すごいものハイジャックしたなぁー 

と思っていたら、

旅客機という報道がなされ、あっさり信じました

 

この本に、

どうみても旅客機ではない!

と書いてあって思い出しました。

恐ろしいです。

 

 

こういう恐ろしいことが起こっている可能性がある

ということを、多くの人に主張したい気分になります。

僕にとって、その手段は、演劇です。

 

一時期は、

こういうのをネタにおとぎ話を作ろう!

と思っていました。

ネタ的にはおもしろい!

 

でも、やめておきます。

舞台では、社会の一問題ではなく、

どう生きるか!

とか、もっと大きい視点を描いていきたい

と思うし、

社会派に偏りすぎるのは、

うちの劇団員や、お客様を裏切ること

に近いんじゃないか?

と最近では考えています。

 

だから、こういう話は、

このブログで、言うことにします。

 

まぁ、でも、微妙なところですね。

社会問題を無視した作品も作れないし、

魅力がないのも、事実ですから。

 

演劇は、時代にうつすもの

と鴻上先生も言っていた気がします。

 

まぁ、この問題に偏りすぎないように、気をつけながら、

いろんな情報を頭にいれて、感じていきたい

と思います。

 

さて、続きを読みます。

こんな頭の中で、明日は、証券の内定式・・・・・・

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2006年10月 4日 (水)

「911 テロ捏造」

買ってしまいました。

911 テロ捏造

419862195001 今年になってから、

捏造なのではないか?

と思い始めました。

 

少なくとも、捏造の可能性はある

と。

このブログでも何度か書きましたが。

イギリスのテロ未遂の時には強く思いました。

 

断定はできません。

が、否定もできません。

 

ただ、今の僕には、もっと情報が必要だ

と思って買いました。

いろんな視点を手に入れて・・・・

そこから判断していきたい

と。

テレビのメディアだけでは頼りになりません。

 

でも、まぁ、陰謀の中で、

自分が騙され、損をするのがいやなだけ

なんですが・・・・・

 

真実は、分からない

けど、

近づく努力はしたい

 

まだ、始めしか読んでませんけど。

 

 

今は、大阪の学会のポスターセッションの

デスカッションを録音したのを聞いて、

まとめています。

 

いろんな意見を言っていただいたので、

まとめて、次につなげるために。

 

ボイスレコーダーって便利!

去年は、その場でメモ取ってたけど、

録音の方がまとめやすい!

 

でも、録音した自分の声が

こんな狐みたいな声だったなんて・・・

と、少しショック!

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2006年9月23日 (土)

「童話物語」

学会まで一週間がきったというのに、

ある実験で、前回とまったく逆の結果がでた。

 

ある血中ホルモン濃度が、

前回は遠心したら減ったのに、

今回は遠心したら増えていた!

 

今回だけの結果を見たら、すごい綺麗なデータだし、

でも、コントロールの値が、前回とほぼ同じ。

 

ということは、年周性とかも関係なし。

こんなときに、先生はスペインだし、

メールは帰ってこない。

 

かなりのショックをうけつつ、

やる気をなくす。

 

サンプリングに3ヶ月をかけ、

たいした量、サンプリングできない実験だからねぇー

 

で、傷ついた心を癒すために、本を読んでいます。

「童話物語」

幻冬社文庫から出ています。

 

前に、本屋で、手に取ったことがあり、

でも、そのときは買わなかったのだけど、

なんか無性に気になったので、興味本位で買ってみた。

 

おもしろい!

 

もともと童話好き。

高校の時、童話を読み漁った。

けど、ほとんど覚えていない。

結構たくさんの本を読んだけど、

内容はすぐに忘れてしまいます。

 

中学・高校と図書館好きで、

休みの日はだいたい図書館にいました。

 

そのとき、

カフカや、アントニオタブッキや、

アゴタクリフトフに出会いました。

 

そうそう

この「童話物語」、

話は全然違うんだけれど、雰囲気が、

アゴタクリフトフの「悪童日記」に似ています。

 

雰囲気というか、

読んでいるときに頭の中に浮かんでくる映像の質

が似ている感じがします。

 

少し実写に近いアニメ

みたいな。

アントニオタブッキの本とかは、

綺麗な実写の映像

が頭に浮かぶし、

カフカの場合は、

それが白黒映像!

 

意図するわけでもなく、でも、本の種類によって、

頭の中に浮かぶ映像が変わります。

当たり前か!

 

「悪童日記」はお勧めです。

「二人の証拠」「第3の嘘」で、3部作ですが、

「悪童日記」だけでも面白いです。

 

アゴタクリフトフの名前も最近は少しメジャーになりましたが、

アガサクリスティーに名前が似ているせいで、

なかなか広まりません。

そうなのか?

 

で、 「童話物語」です。

妖精さんが出てきます。

妖精さん大好きです。

でも、僕の演出した4作品のうち、妖精が出てくるのは1個。

ですが、妖精は好きです。 

 

時間の表記とかも勝手に新しいのを作って、

独自の世界観を作りきれている分、

簡単に引き込まれます。

 

続きを早く読みたいですが、

やる気ないけど、学会の準備です。

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