2023年4月 7日 (金)

「ザ・メニュー」

予告編をみて気になったけど、そこまでじゃないかな?と思ってて、ようやく見た。

「ザ・メニュー」

離島にある、高級なレストランに行ったら、シェフがちょっとアレな人で…

って話です。

高級な料理を食べながら話すシーンを見ながら、後ろの席の人も食べてるし、厨房では料理を作ってる。

よくあるシーンなんだけど、「これ、撮り直しとか大変なんだろうなぁ」となぜか不思議なことを思う。

予告編で記憶が混じっただけあって、「ナイブズアウト グラスオニオン」になんとなく似てる。離島に、高級な建物に、最後の絵…離島ってことで、高級感にお金がかかってそうだけど、この限られた感じって、予算が限られてるのかな?とかスケール感が大きいのか、小さいのか?色々雑念が入り込む。

それもそのはずで、ちょっとアレのシェフが態度がアレだし、演説長いし…シェフが生理的に受けたなさすぎて、ダメだった。

その狂気感が狙いなんだろうけど、サスペンス要素の仕掛けの面白さもあったけど、心の拒否感が強すぎて、ダメでした。


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2023年4月 6日 (木)

映画「ナイブズ・アウト: グラス・オニオン」

なんかタイトルが上手く発音できない

「ナイブズアウト グラスオニオン」

前の作品を見てなかなか面白かったから、見てみた。同時期にみた予告編が「ザ・メニュー」の記憶と勘違いしてて、離島にいく設定は同じだから、「なかなか食事がでてこないなぁ」と思っていたら、別の話だったということに途中で気がつく。

なので、純粋に楽しめていないかもしれない。

サスペンス要素・謎解き要素、面白かったけど、キャラ分けも含めて、なんとなくよくある感が漂いすぎて…そして、色々と演説が長い…

面白かったけど、おぉーって感じにはならなかったのが、ちょっと残念。

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2023年4月 5日 (水)

映画「茜色に焼かれる」

最近はなんだか邦画の気分です。

「茜色に焼かれる」

尾野真千子さん主演の映画です。

ご老人の運転する自動車に、旦那さんが轢かれて。その7年後、そのご老人が亡くなったあたりの家族のお話です。

とりあえず、暗くて、救いがなくて、2時間半だし、見るのも結構辛かったのですが、見続けたいと思うだけの人間臭さが描かれていました。

昔、よく自分の作品に込めようとしていた「今を生きることを大切にすること」「どう生きるかもがき続けること」を強く感じさせられて、暗いけど、明日への一歩を踏み出す活力を与えてくれた気がした。

ただ、最後のパフォーマンスは、どうだろう(笑。個人的には、大好きなジャンルのパフォーマンスだけど。

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2022年12月23日 (金)

映画「夜のあぐら」

アマプラで見ました。

「夜のあぐら」

最近、見たいと強く思う映画がなくて、なかなか踏み出せなかったけど、見てよかった映画。

ストーリーも展開もゆっくりで地味だけど、なんかリズムが良くてゆっくり世界観とそれぞれの人物の描き方が深くなってきて、どっぷり浸かり、そして、泣く。

役者が良いのもあるけど、全体的な雰囲気が、素敵な映画でした。

見ていて、なんだか、自分って薄っぺらないなぁと思ったり、そう思うのは自分が作品にする、言葉にする力が足りないだけなのかなぁと思ったり。

最近、家族ものの映画で、よく心が掴まれる気がする。感動とは違うけど、掴まれる感覚。

映画「空白」を見た時もそんな感覚だった。いい映画や作品はまだまだたくさんある。色々見れるようになって埋もれてしまう感覚だけど、色々見て、見つけていきたい。

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2022年11月14日 (月)

映画「そして、バトンは渡された」

原作の小説を存じてはおりませんでしたが、永野芽郁と石原さとみが出ているということで気になっていた映画。とても良い映画でした。

「そして、バトンは渡された」

iPadで電車で見たのですが、それでも涙を堪えるのに、必死でした。自分が、娘の父親になったせいかもあるかもしれないけど。

なんだか、娘にピアノをやってもらいたくなりました。

前半は時系列に少し戸惑いつつも、父親目線で、既に泣きそう。

後半は、伏線をきれいに拾い上げながら、キャラクター描写とその人間描写が、ストーリーにしっかり噛み合っていて、自然と受け入れ、涙堪えて、ほんとに素敵なラストでまとめあげられていた。

原作も素敵なのだろうけど、映画版の流れや俳優の方々の素晴らしさで、さらに、幸せな気持ちになれました。

いつか、娘にも見てもらいたい。家族を大切にまだまだ自分も、ありたい自分に向かって、前に進みたいと思わせてくれました。

大満足。電車でなくて、ゆったりと落ち着いて見たかったのが、後悔(笑

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2021年9月21日 (火)

映画「見えない目撃者」

先日、ワイフと話していた時、

「吉岡里帆さんは、いい役者だけど、主演だ感じじゃない。助演に徹した方がいい」

と発言してしまったのですが、

その翌日に、Netflixで見かけたので、見てました。

「見えない目撃者」

やっぱり綺麗だし、演技上手い。がっつり主演はっておりました。前言撤回。これくらい暗い感じの方がいいのかな。真面目なまっすぐな感じが合う役で、すごく取り込まれました。

冒頭から暗すぎだよ!って一回見るのやめたけど

出演者や登場人物に変な違和感を覚えることなく、テンポもよく、そして、大倉孝二は最後まで頑張ってる。

気軽に見始めたわりには、かなり、入り込んでみた映画でした。

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2021年5月 5日 (水)

「湯を沸かすほど熱い愛」

ブラマヨの吉田さんが、何かの番組で泣けると言っていた。泣きたいわけではないけど、いい映画なのかと思って、見てみた、

湯を沸かすほど熱い愛」

娘が産まれて一緒な過ごしているせいか、もう逃れられない涙、涙、涙。

不条理というか、現実に向き合って、もがきなから生きる様。最近はわかりやすいコメディを好み、精神を使うの映画を見るのを避けていたけど、穴がないキャスティングと演技と構成に没頭してしまった。

なんでこんなに悲しんだと思うけど、だからこそ、それと向き合い続けたからこその愛が生まれ、じわじわと感じさせられる。

かなり、泣いてしまったけど、探偵のターンですべてもっていってしまった感が強いけど。今の私に一番ささる感じだったのかなぁ。


向き合うことの大切さ。今の大切さをきちんと感じたいい映画でした。

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2021年3月22日 (月)

「TENET」

今更見ました

「TENET」

見たかったんですが、二時間半というインパクトに押されて、まだ、見てなかったのです。台本が一段落ついたので、見てみました。

うーん…複雑。すぐに理解できず頭使う。そこまで警戒してなかったせいもあり、「エヴァより難解なんだけど?」と思う途中。

複雑なのは面白いけど、最近のおじさん脳では、分かりやすさが欲しくなるのが本音。

逆行の仕組みがよく分からなかったり、とはいえ、疲れるので考えることを放棄したり。

逆行のシーンが進むと、見所が分かってきて見てて楽しくなるけど、やっぱり仕組みが分からない。

進行が早いのは気持ちいいけど、展開が早すぎて、かつ、皆さん物分かりが良すぎてついていけない。

下っ端の兵隊とか、大変そう…もともと難解なのに、説明少なすぎるし…

ここから少しネタバレになりますが…



あとは、動機がよく分からない。私の読み込みが甘いせいもあるけど、主人公があの女性に入れ込みすぎる理由がよく分からず、もやもやしたまま、終わる。

悪役の旦那も、難解なことを企ててるわりに情緒不安定すぎるし。その情緒でよくもここまでやってきたなぁとここもまたもやもや。

最後まで見たらそれなりの理由にぶつかるのかと思いきや、主人公ラインは回収しつつも、あとはもやもやしたまま終わる。

あのキャラは、動機の薄さを納得させるための設定?

世界観の設定も、映像も面白いのに、なんだか、ストーリー展開が好きになれない要素が多く、かつ、難解で頭を使うので、純粋に楽しめなかったのが残念。


なんか取り止めのない感想。

絶賛してるツイートとか見てただけに残念だけど、私の読み込みが足りないだけかもしれない。

歳のせいにするものなんだけど、やはり、最近は、少し分かりやすく、削ぎ落とされていた方が安心して楽しめるなぁと実感した。

難解なのは好きだけど、やはり、わかりやすさの奥にあるくらいが好きなのかも。


とはいえ、今書いてる台本は、複雑の塊みたいになってるので、まずは自分から見直さないといけない

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2021年3月 8日 (月)

「シン・エヴァンゲリオン劇場版:||」

こんながっつり見る気はなかった、というか、最後のお付き合いで見る予定でしたが、

コロナで延期になったせいか、時間が出来たので、旧劇場版や新劇場版も見直し、今までチェックしなかった考察系の動画もガッツリ見て、今までで一番すっきりした状態で、初日、IMAXで見に行きました

シン・エヴァンゲリオン劇場版:||

一人で(笑

一番すっきりして集中してみたところで分からないことは多すぎなんですが、

映像や音楽の見応えは十分で、ファンサービス要素も抑えていて、

よくここまで、複雑にしつつ、ここまでまとめたなぁ〜

テレビ版、旧劇場版のラストに比べてと、なぜかスターウォーズと比べても)、モヤモヤは少ない感じで、「見終えた!」感じを与えてくれる終劇でした。

もはや、もう考えたくない!と思わせるほどの情報量のせいかもしれませんが…

エヴァでこじらせた人たちに、もう大人になってもいいんだよ、と言われているような、

(ネタバレにはならないとは思いますが)

神話の世界の終わりって感じのスッキリ具合。

今を見つめて、今を楽しみ行きたい、と見終わって思わせてくれる映画でありました。

この歳になると、ずっと続いてたシリーズが終わってしまうことが多々ありますが、ようやく終わってくれた、とも思いつつ、やっぱり寂しい。

お疲れ様でした と言いたくなるような長い期間でしたが、楽しませていただいたし、色々影響を与えていただいた作品でした。

ちゃんと、構えて、ラストを見れて良かったです。

満足!


追伸・

数週間経って色々細かいとこ忘れて、印象に残ってるシーンを振り返って思ったことは、今回見て一番変わったのは、好きなキャラがマヤやアスカでなく、鈴原サクラに変わったこと。この変化が自分がおっさんになったことを実感させられ、後がじわじわくる。一番美味しい立ち位置だったのもあるけど。

印象に残ってると言っても、ゲンドウがゼーレの最後に声かけした言葉と、鈴原サクラの、もう二度とエヴァにのらんでくださいね、とまぁ、Qのセリフだったりしますが…


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2020年9月20日 (日)

「マダムのおかしな晩餐会」原題 MADAME

海外のワンシチューエーションコメディは、ディナーのシーンが多いけど、日本はあまりないなぁと思ったり…

「マダムのおかしな晩餐会」原題 MADAME

ディナーが始まりだけど、前半だけしかワンシチュエーションではなかったフランス映画

お金持ちのディナー会で、飛び入り参加があったから13人になってしまった。13は不吉ってことで、急遽、メイドの女性にいい服を着せて、謎の女性ってことで参加させたら、ある金持ちが言い寄ってきて…


って話です。

最近見たい映画は、自分が最近書いてるワンシチューエーションコメディなので、HuluやらNetflixやらアマプラやらを漁ってようやく見つける日々。昔見たのも忘れてるのが多いので見返してたりしてるけど。

そういう意味では、勘違いして話が進む感じが面白かったけど、ディナーが終わった後半はなんか失速してしまったなぁ。ディナーだけで完結して欲しかった。

とはいえ、メイドの人の危なっかしい言動や勘違いにハラハラさせられ、悲しくなり、最後まで感情移入して見れた。

メイドの女優さん、最近他の映画で見たと思ったけど、Wikipediaみたら、記憶にあるのは大昔の「ル・ブレ」だけ。

なかなか忘れない顔立ちだから、何で見たのか気になるってのが、最大の気になりポイント。

他に見たい映画は、二時間半超えだらけ。

若い頃は「面白ければ時間なんて関係ない」と長い芝居を作ったりもしてましたが、こう歳を取ってくると、二時間超えって聞いただけで、構えてしまう。映画も芝居もやっぱり100分くらいがちょうどいい。

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